欧州市場
2012年05月10日
5/9欧州市場ロイターニュース
5/9欧州市場ロイターニュース
1348GMT 8日終盤
ユーロ/ドル<EUR=> 1.2941 1.3002
ドル/円<JPY=> 79.570 79.860
ユーロ/円<EURJPY=> 102.98 103.88
9日終値 前営業日終値
株 FT100 5530.05(‐24.50) 5554.55
クセトラDAX 6475.31(+30.57) 6444.74
金 現物午後値決め 1582.50 1602.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 99.340 (‐0.025) 0.006(0.081)
独連邦債2年物 0.079(0.094)
独連邦債10年物(6月限) 142.60 (+0.05) 1.535(1.546)
独連邦債30年物 2.252(2.257)
------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが対ドルで8営業日続落し、一時約3カ月ぶり安値をつけた。ギリシ
ャの政局不安やスペインの銀行セクターのぜい弱性をめぐる懸念が重しとなっている。
ユーロ/ドル<EUR=>は一時、1月23日以来の安値となる1.2929ドルに下落。そ
の後は0.4%安の1.2946ドルで推移している。
ユーロ/円<EUR=>も一時、2月16日以来の安値となる102.85円をつけた。
<株式> 続落し、年初来安値を更新した。さえない企業決算やユーロ圏をめぐる懸念
を背景に、一段と下落する可能性があるとみられている。
ギリシャで続いている政局不安を受け、同国に対する欧州連合(EU)・国際通貨基金
(IMF)の次回融資実行が不透明な情勢となったほか、スペインが国内銀に不動産融資
債権に対する追加引き当てを求めるとの関係筋の話が伝わったことなどから、地合いが悪
化した。
マーチャント・セキュリティーズの機関投資家向けセールストレーダー、ドワイト・
バーデン氏は、全体的に諦めムードが見られると指摘した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は不安定な展開となる中、取引時間中には一時、昨
年12月下旬以来の安値水準となる5464.41をつけた。
個別銘柄では、石油大手のBP<BP.L>や医薬品大手グラクソスミスクライン(GSK)
<GSK.L>が配当落ちで下落。それぞれ2.7%安と1%安となった。
一方、商品取引大手のグレンコア<GLEN.L>は1.5%上昇。第1・四半期の中国や米国
からの需要が堅調だったとの報告を好感した。
会計ソフトのセージ・グループ<SGE.L>は第1・四半期の収入が予想を下回り、株価は
5.5%急落した。
欧州株式市場は続落し、4カ月ぶり安値で取引を終えた。ギリシャの政局不安拡大
やスペイン金融システムをめぐる懸念の高まりが圧迫材料となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.02ポイント(0.30%)安
の1014.46。終盤にかけてやや値を戻したものの、それでも1月9日以来4カ月ぶ
りの安値水準で終了した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は10.48ポイント(0.47%)安
の2225.63。
スペイン市場は2.8%の大幅安。政府による銀行システム救済計画の最終的なコスト
をめぐる不透明感が重しとなった。
ギリシャ総選挙で健闘した一部政党が、同国と欧州連合(EU)・国際通貨基金(IM
F)の支援合意を拒否する姿勢を示す中、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性があると
の懸念も引き続き投資家心理を圧迫した。
サーリー・インベストメント・マネジャーズのパートナー兼ファンドマネジャー、エド
ワード・アレン氏は「ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性は日々高まっているようだ」
と述べた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は0.4%安、仏CAC40種平均指数<.FCHI>は
0.2%安。一方、独クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>は3月の貿易統計で
輸出入がいずれも過去最高となったことを好感し、0.5%上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数は、欧州中央銀行(ECB)による3年物流動
性供給オペ第1弾以降の上昇分の大半を消失しており、市場関係者の間では新たな流動性
供給が必要になるとの観測が浮上している。
JNフィナンシャルのシニアトレーダー、エイドリアン・レッドモンド氏は「各国中銀
は金融危機の再発を許さないだろう」と述べた。
<ユーロ圏債券> スペインの銀行をめぐる懸念から同国国債利回りが6%を超える一
方、リスク回避の強まりを背景に、独連邦債10年物利回りが初めて1.5%を割り込ん
だ。
スペインの銀行が、政府の求める資本強化をどのように実行するのかという懸念に加え、
ギリシャ政局をめぐる不透明性が高まっていることから、独連邦債の買いが膨らんだ。
独連邦債への需要は今後も続き、10年債利回りは低い水準に抑えられる
2009年09月16日
9/15欧州市場ロイターニュース
9/15欧州市場ロイターニュース
1306GMT 14日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4579 1.4623
ドル/円<JPY=> 91.43 90.92
ユーロ/円<EURJPY=> 133.32 132.93
15日終値 前営業日終値
株 FT100 5042.13(+23.28) 5018.85
クセトラDAX 5628.98(+8.74) 5620.24
金 現物午後値決め 996.00 999.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.265 (‐0.020) 0.369(0.368)
独連邦債2年物 1.260(1.240)
独連邦債10年物(12月限) 121.01 (‐0.37) 3.291(3.257)
独連邦債30年物 4.056(4.035)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨に対し上昇。明るい内容となった米経済指標を受け、米国主
導の景気回復期待が再び高まっている。
<株式> ロンドン株式市場は3日続伸。底堅い米経済指標を背景に買いが入った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は、一時4996.52の安値をつける場面も見ら
れた。
指数は今年3月の安値圏から45.7%上昇。一方、1年前のリーマン・ブラザーズの
破たん前の水準と比較すると依然6.9%下回っている。
8月米小売売上高は前月比2.7%増と2006年1月以来の大幅な伸び。政府による
自動車買い替え支援策のほか、ガソリン価格高が全体を押し上げた。8月米卸売物価指数
(PPI)の伸びも前月比1.7%と予想の倍となった。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、景気後退は終息したもようだが、回
復は緩やかで雇用創出には時間がかかる、との認識を示した。同発言も相場を支援したと
いう。
原油価格が69ドル近辺で推移するなかエネルギー株が上昇。BP<BP.L>、ロイヤル・
ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>が0.6─3.7%高。BGグルー
プ<BG.L>は1.4%高。買収をめぐる憶測などからタロー・オイル<TLW.L>も1.2%上
昇した。
銀行株はまちまち。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>、HSBC
<HSBA.L>、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行<STAN.L>は1.3─
1.4%高。一方、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.6%安、バークレイ
ズ<BARC.L>は0.2%安。
イングランド銀行(中央銀行)のキング総裁は議会財務委員会で、緩やかと予想される
経済回復を促進するため、商業銀行の準備預金の金利を引き下げることを検討しているこ
とを明らかにした。
欧州株式市場は小反発。HSBC<HSBA.L>など銀行株が上げを主導した。堅調な米
小売売上高を背景に経済の早期回復に対する期待が高まった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.42ポイント(0.14%)高
の992.37。過去8営業日で上昇は7度目となる。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.75ポイント(0.49%)高
の2843.00。
銀行株はHSBCが1.4%高。ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>が1.1%、バンコ
・サンタンデール<SAN.MC>が1.2%それぞれ上昇した。
ルイ・キャピタル・マーケッツ(パリ)のアナリスト、ジャック・アンリ氏は「良いマ
クロ指標が続いている。ここしばらくはマクロ的にネガティブな兆候がなく、経済の回復
は迅速に進んでいる」と述べた。
8月の米小売売上高は3年半ぶりの大幅な伸びを示した。9月の米ニューヨーク州製造
業業況指数も約2年ぶりの高水準となった。
金属・原油価格の上昇を背景に、資源関連株も堅調だった。アルセロールミタル
<ISPA.AS>が2.6%、リオ・ティント<RIO.L>が1.7%、レプソル<REP.MC>が1.3%
それぞれ値を上げた。
フランス電力公社(EDF)<EDF.PA>が6.7%急伸。欧州委員会との協議を受けて、
大口需要家向け電気料金を政府が決定する制度は2015年までに廃止される。
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長がこの日、景気後退は終息したもようと
の認識を示したことも相場を支援した。
医薬品株は軟調。グラクソ・スミスクライン<GSK.L>が1.2%、サノフィ・アベンテ
ィス<SASY.PA>が0.4%、アストラゼネカ<AZN.L>が0.2%それぞれ下落した。
<ユーロ圏債券> 下落。予想以上に強い内容の米経済指標や16日に実施予定の独連
邦債10年物入札が特に長期債を圧迫した。
米経済指標は8月の小売売上高が3年半ぶりの強い伸びとなったほか、9月のニューヨ
ーク州製造業業況指数も約2年ぶり高水準となり、景気後退からの堅調な回復に対する期
待感が強まった。
これら指標が特に長期債を圧迫する一方、金利は低水準にとどまるとの見方を背景に、
短期債はわずかな下げとなり長期債をアウトパフォーム。2年・10年債の利回り格差が
拡大した。
ただ、9月の独ZEW景気期待指数が前月から改善したものの市場予想を下回り、独連
邦債の相場を下支えた。
イングランド銀行(英中央銀行)のキング総裁が議会財務委員会で、緩やかと予想され
る経済回復を促進するため、商業銀行の準備預金の金利を引き下げることを検討している
ことを明らかにし、短期債を支援した。
1523GMT時点で、独連邦債12月限<FGBLc1>は30ティック安の121.09。
出来高は78万枚を若干下回った。米小売売上高を受けて、一時120.78の安値をつ
けた。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは3.5ベーシスポイント(bp)上昇し
3.292%。同2年債<EU2YT=RR>利回りは1bp上昇し1.250%。2年・10年債
の利回り格差は前日終盤時点の202bp付近から205bpまで拡大した。
英中銀総裁の発言で英2年債<GBYT=RR>の利回りが0.75%を割り込み、過去最低水
準を記録したことから、英2年・10年債の利回り格差は288bp程度に拡大した。ト
レーダーによると、これは1970年代以来の高水準となる。
アナリストの間では、かなりの規模のユーロ圏債券入札が控えていることも悪材料にな
ったとの声が聞かれた。ドイツは16日に50億ユーロの10年債(リオープン)入札を
予定している。
15日にはアイルランドが10億ユーロの国債入札(2014と20年償還)を実施し、
アイルランド国債10年物と独連邦債10年物の利回り格差は160bp程度に縮小した。
前日終盤時点では約165bpだった。
2009年09月15日
9/14欧州市場ロイターニュース
9/14欧州市場ロイターニュース
1242GMT 11日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4550 1.4567
ドル/円<JPY=> 90.860 90.690
ユーロ/円<EURJPY=> 132.20 132.11
14日終値 前営業日終値
株 FT100 5018.85(+7.38) 5011.47
クセトラDAX 5620.24(‐3.78) 5624.02
金 現物午後値決め 999.25 1008.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.290 (‐0.015) 0.368(0.364)
独連邦債2年物 1.240(1.204)
独連邦債10年物(12月限) 121.42 (‐0.19) 3.257(3.240)
独連邦債30年物 4.035(4.027)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨に対し上昇した。上昇は7営業日ぶり。米中間の貿易摩擦を
背景にリスク選好が後退している。
円は対ドルで一時7カ月ぶりの高値となる90.18円に上昇したが、その後は押し戻
された。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。銀行やディフェンシブ株が買われ、鉱山・石油株
の下げを打ち消した。3月以来の上昇ペースをめぐり楽観的な見方が広がるなか、
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースで節目となる5000ポイント台を維持
した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースで前年9月下旬以来の高値をつけた。
この日の安値は4953.71。
銀行株が一時の下げから戻し指数の上昇を主導した。HSBC<HSBA.L>、スタンダード・
チャータード<STAN.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が0.3─1%高。
ただ、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、英銀行セクターの信
用度は向こう1年から1年半にわたり引き続き圧迫される公算が大きいとの見方を示した。
景気低迷を背景とした不良債権の増加が重しとなると指摘した。
ディフェンシブ銘柄の通信・医薬品・たばこ株も高い。ボーダフォン<VOD.L>は0.7
%高、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>は0.6%高、インペリアル・タバコ<IMT.L>は
0.3%高。
キャドバリー<CBRY.L>は1.4%高。米食品大手クラフト・フーズ<KFT.N>が敵対的買
収を提示するとの見方が背景。
原油価格が69ドルを割り込んだことで、エネルギー株が売られた。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、タロー・オイル<TLW.L>は0.1─2.3%安。
銅相場が1週間超ぶりの安値をつけるなど、金属相場が軟調となったことを背景に鉱山
株も値を下げた。ユーラシアン・リソーシズ<ENRC.L>、BHPビリトン<BLT.L>、リオ・
ティント<RIO.L>、アントファガスタ<ANTO.L>は0.5─3.1%安。
<欧州株式市場> 7営業日ぶりに反落。食品株が買われたものの、銀行・エネルギー
株が軟調となり指数を押し下げた。米中間の通商問題も市場心理にマイナスの影響を及ぼ
した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.96ポイント(0.30%)安
の990.95。年初来では19%上昇しているが、リーマン・ブラザーズ破たん前の
2008年9月中旬の水準からは15%近く下落している。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は2.12ポイント(0.07%)安の
2829.25。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、米政府が中
国製タイヤの輸入制限措置として上乗せ関税を発表したことについて「市場は保護主義的
措置だと速断したかもしれないが、投資家は利益確定のきっかけを探しているだけだと思
う。小休止に過ぎない」と述べた。
銀行株ではBNPパリバ<BNPP.PA>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>、ソシエテ・ジェネラル
<SOGN.PA>が0.9─2.4%安。
原油価格の下落を受け、エネルギー株も連れ安となった。BGグループ<BG.L>、ロイヤ
ル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、タロー・オイル<TLW.L>は0.9─2.3%値下がりした。
金属価格が軟調となったことを背景に鉱山株も安い。アントファガスタ<ANTO.L>、BH
Pビリトン<BLT.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、リ
オ・ティント<RIO.L>は0.5─3.1%安。
食品株は買いが優勢となった。英製菓大手キャドバリー<CBRY.L>は1.4%高。
ディフェンシブ銘柄も買われ、医薬品のグラクソ・スミスクライン<GSK.L>とロシュ
<ROG.VX>はいずれも0.6%値上がりした。
<ユーロ圏債券> 小反落。期間が長めの債券が前営業日に大幅に上昇したことを受け
て調整売りが出たほか、市場は今週の大規模入札を控え態勢を整えている。
30億ユーロ規模のイタリア国債5年物入札が順調に消化されるなか、新たに同10年
債先物<FBTPZ9>の取引がユーレックス取引所で開始された。出来高は7734枚と静かな
スタートとなった。
今週は独連邦債やフランス国債など総額200億ユーロ近くの入札が予定されている。
ウニクレディト(ミュンヘン)の債券ストラテジスト、コーネリアス・ パープス氏は
「ユーロ圏債券はこれまでの非常に堅調な内容を受けて売りが出た。投資家も今後の入札
に備えている」とした上で「基本的には国債価格の押し下げ要因はほとんどない」と述べ
た。
「潤沢な流動性のほか、政策金利が現時点の市場予想よりも長期間にわたって引き続き
低く維持されるとの見方に基づき、国債市場は一段と支援されるだろう」との見方を示し
た。
1539GMT時点で、独連邦債先物12月限<FGBLc1>は21ティック安の
121.40。出来高は46万4000枚だった。
独連邦債10年物利回り<EU10YT=RR>は1.8ベーシスポイント(bp)上昇し
3.258%。同2年物利回り<EU2YT=RR>は3.6bp上昇し1.240%だった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>はこの日、米中貿易摩擦をめぐる懸念
を背景に0.3%安と7営業日ぶりに反落。債券相場を下支えた。
欧州連合(EU)統計局が日発表した7月のユーロ圏の鉱工業生産は前月比0.3%減、
前年比では15.9%の減少となった。また第2・四半期のユーロ圏就業者数は前期比
0.5%減、前年同期比1.8%減となった。
2009年09月14日
9/11欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
9/11欧州市場ロイターニュース
1530GMT 10日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4594 1.4577
ドル/円<JPY=> 90.380 91.740
ユーロ/円<EURJPY=> 131.86 133.75
11日終値 前営業日終値
株 FT100 5011.47(+23.79) 4987.68
クセトラDAX 5624.02(+29.25) 5594.77
金 現物午後値決め 1008.25 990.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.305 (+0.010) 0.364(0.359)
独連邦債2年物 1.204(1.219)
独連邦債10年物(12月限) 121.57 (+0.67) 3.240(3.304)
独連邦債30年物 4.027(4.105)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨に対し1年ぶり安値をつけている。米国や中国の経済指標や
世界的な株高を受け、世界経済に対する楽観的な見方が強まった。
<株式> ロンドン株式市場は反発。鉱山・金融株の上げ主導でFT100種総合株価
指数<.FTSE>は終値で5000ポイント台を回復し、ほぼ1年ぶり高値で引けた。世界的
な景気回復期待が背景となった。
FT100種指数は終値ベースで2008年9月以来の高値となった。日中には
5038.76をつける場面もあった。
シティ・インデックスの市場アナリスト、ニック・サーフ氏は「次の上値抵抗線は
5050だとみている」と述べた。
リスク選好の高まりを背景にドルが下落する中、商品(コモディティ)価格が上昇。金
現物<XAU=>は一時1000ドルを上抜け1年半ぶりの高値をつけた。これを手掛かりに鉱
山株が買われた。
前日発表された、中国の鉱工業生産が1年ぶりの高い伸びを示したことは、金属の需要
見通し改善につながった。
鉱山株では、フレスニロ<FRES.L>、BHPビリトン<BLT.L>、ロンミン<LMI.L>、リオ・
ティント<RIO.L>、ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>が2─5%高。
ヘッジファンド運用会社マン・グループ<EMG.L>は9%高。同社は、顧客から業界全体
への資金フローが2009年末までに流入超になるとの見通しを示した。
その他の金融サービスでは、インターバンク・ブローカーのICAP<IAP.L>、プライ
ベートエクイティの3iグループ <III.L>、ロンドン証券取引所(LSE)<LSE.L>が
0.7 ─2%値上がりした。
欧州株式市場は6営業日続伸。鉱山株が上昇を主導したほか、力強い米指標を受け
世界景気の早期回復への期待が強まり、相場を支援した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.58ポイント(0.56%)高
の993.91。終値ベースでは11カ月ぶり高値。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は13.87ポイント(0.49%)高
の2831.37。
DJユーロSTOXX資源株指数<.SXPP>は2.4%上昇。
鉄鋼株が堅調で、ザルツギッター<SZGG.DE>は5.3%高、ティッセンクルップ
<TKAG.DE>は3.1%高、アルセロールミタル<ISPA.AS>は5.1%高。
ゴールドマン・サックスはこれら3銘柄の目標株価を引き上げ、投資判断をそれぞれ確
認した。
鉱山株ではリオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメリカン
<AAL.L>が0.7─3%高。
バークレイズ・ウエルス・マネジャーズ・フランスの株式部門主任ジャンクロード・プ
ティ氏は「株式には依然上昇余地がある。景気回復は限定的で緩やかだが、2番後底に陥
るとは考えない。一方、金利は長期間低水準にとどまるだろう。そのため、株式をめぐる
見通しは引き続き明るい」と述べた。
米指標では、ロイター/ミシガン大学が調査した9月米消費者信頼感指数(速報値)は
70.2と前月の65.7から上昇し予想を上回った。景気回復ペースが弾みをつけてい
ることを示す新たな兆候となった。
<ユーロ圏債券> 上昇。市場流動性が高ま
るなか、経済指標の世界的な改善を背景に投資家の間で高めの利回り資産に対する選好が
強まった。
独連邦債に加え、同債券以外のユーロ圏債券や株価も上昇。2・10年債の利回り格差
はフラット化した。
欧州中央銀行(ECB)が底堅い景気回復を確実にするため引き続き市場に流動性を供
給するとの観測が強まるなか、2年物スワップ金利は1999年のユーロ導入以来の低水
準となった。
ウニクレディト(ミラノ)の債券ストラテジスト、ルカ・カズラーニ氏は「投資家は株
式や債券などほぼすべての資産を同時に買っている。指標の改善が株式を、流動性が債券
を、それぞれ支援している」と指摘。「指標の好転で経済見通しも改善しつつあるなか、
金融政策は現状維持の状態が続いており、このことも債券も買うきっかけになっている」
と述べた。
1535GMT時点で、独連邦債先物12月限<FGBLc1>は前日の清算値と比較して75
ティック高の121.65。週間では5週連続で値上がりした。
独連邦債10年物利回り<EU10YT=RR>は7ベーシスポイント(bp)低下し3.23%。
同2年物利回り<EU2YT=RR>は2bp低下し1.20%だった。
2年物スワップ金利<EURAB6E2Y=>は1.5980%に低下した。
2009年09月11日
9/10欧州市場ロイターニュース
9/10欧州市場ロイターニュース
1312GMT 9日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4574 1.4559
ドル/円<JPY=> 91.660 92.030
ユーロ/円<EURJPY=> 133.58 134.05
10日終値 前営業日終値
株 FT100 4987.68(‐16.62) 5004.30
クセトラDAX 5594.77(+20.51) 5574.26
金 現物午後値決め 990.75 999.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.300 (+0.020) 0.359(0.354)
独連邦債2年物 1.219(1.270)
独連邦債10年物(12月限) 121.19 (+0.71) 3.304(3.367)
独連邦債30年物 4.105(4.159)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロ/ドルが上昇し、一時年初来高値をつけた。アナリストは、9月5日
終了週の米新規失業保険申請件数の減少を受け、最近見られるリスク資産への需要が一段
と強まっていると指摘した。
<株式> ロンドン株式市場は5営業日ぶりに反落。前日上昇していたエネルギー・銀
行株が売られ、心理的な節目となる5000の水準を再び割り込んだ。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は前日、08年9月以来初めて5000台に乗せて
いた。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レノフ氏は「若干一服商状
となっている。現時点において何かしらひどく深刻なものを目にしているとは思わない」
と述べた。
エネルギー株が売られ相場を押し下げた。前日は大きく上昇していた。BP<BP.L>が
1.2%、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が0.6%それぞれ下落した。
前日大幅高となった銀行株も軟調。HSBC<HSBA.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコ
ットランド<RBS.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が1―1.9%安。
食品および総合小売株にも売りが出た。トレーダーは、最近の上昇を受けた利食い売り
を指摘した。
ホーム・リテール・グループ<HOME.L>が6.7%安と下げが目立ったほか、ネクスト
<NXT.L>が4.1%、キングフィッシャー<KGF.L>がそれぞれ4%下落した。
イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を0.5%に据え置くとともに、
資産買い入れプログラムの規模も1750億ポンドに維持すると発表した。
<欧州株式市場> 値動きの荒い展開となる中、5営業日続伸。銀行株が売られる半面、
ハイテク株の買いが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.48ポイント(0.05%)高
の988.33。日中の高値は993.85、安値は980.19だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.08ポイント(0.11%)安の
2817.50。
コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「材料がそれほどない。全般
的に明るい上昇基調のなかで値動きが荒くなっただけだ」と述べた。
ハイテク株では、世界最大の半導体露光装置メーカーであるオランダのASML
<ASML.AS>が2.2%高。売り上げ見通しを引き上げたことを好感した。
ノキア<NOK1V.HE>、アルカテル・ルーセント<ALUA.PA>、インフィニオン<IFXGn.DE>、
ロジテック<LOGN.VX>、ARMホールディングズ<ARM.L>は0.5─3%値上がりした。
ドイツのソフトウエア大手SAP<SAPG.DE>は2.7%高。同社幹部が、引き続きコス
トに注意するとしたほか、市場シェア拡大や収益性向上に自信を示した。
銀行株は軟調だった。バンコ・サンタンデール<SAN.MC>、BNPパリバ<BNPP.PA>、H
SBC<HSBA.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>は1─2.3%安。
<ユーロ圏債券> 上昇。10年債先物が序盤で約1カ月ぶりの水準に下落したことを
受けて安値拾いの買いが入ったほか、株式市場が上げ渋る展開となったことも支援した。
7月の米貿易赤字が320億ドルに拡大したことも安全資産としての債券需要を支援し、
米新規失業保険申請件数が予想以上に減少したことの影響を打ち消した。
イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を0.5%に据え置くとともに、
資産買い入れプログラムの規模も1750億ポンドに維持すると発表した。ただ市場への
影響は限られた。
1550GMT時点で、独連邦債先物12月限<FGBLc1>は前日の清算値から0.5ポイ
ント上昇し120.98。一時過去1カ月の安値となる120.17をつけたものの値を
戻した。
独連邦債10年物利回り<EU10YT=RR>は6.6ベーシスポイント(bp)低下し
3.30%。株高などを背景に一時1カ月ぶりの水準となる3.387%に上昇する場面
もあった。
同2年物利回り<EU2YT=RR>はおよそ5bp低下し1.22%だった。
独連邦債2・10年物利回り格差は208bp付近に縮小した。
10年物のアイルランド国債<IE10YT=RR>と独連邦債との利回り格差は一時161bp
と1週間超ぶりの水準に縮小。その後ムーディーズがアイルランドのソブリン債格付けが
引き続き圧力にさらされているとの見方を示したことを受けて、164bp程度まで拡大
した。
2009年09月10日
9/9欧州市場ロイターニュース
9/9欧州市場ロイターニュース
1314GMT 8日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4572 1.4482
ドル/円<JPY=> 92.100 92.330
ユーロ/円<EURJPY=> 134.26 133.70
9日終値 前営業日終値
株 FT100 5004.30(+56.96) 4947.34
クセトラDAX 5574.26(+92.53) 5481.73
金 現物午後値決め 999.50 1000.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.280 (+0.000) 0.354(0.365)
独連邦債2年物 1.270(1.064)
独連邦債10年物(12月限) 120.44 (‐0.74) 3.367(3.284)
独連邦債30年物 4.159(4.089)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。世界的に株価が堅調となったことでリスク選好が高まり、ドル
は通貨バスケットに対してほぼ1年ぶりの水準まで値下がりしている。
ロイター・データによると、ユーロは一時、年初来高値をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は4日続伸。石油・銀行株が上昇を主導し、前年10月以
来初めて5000台に乗せた。米株高も支援した。
原油先物<CLc1>が1バレル=71ドルを超えて推移していることを手掛かりに、石油・
ガス関連株への買いが膨らんだ。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>は1.9─4.2%高。
銀行株の大半も値上がりした。HSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイヤル・
バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>は1.0
─3.2%高。
半面、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は売られ、0.7%安。
個別銘柄では、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)<BAY.L>が5%高。最近見られ
る航空業界回復の兆候のほか、買収観測が支援した。
一方、キャドバリー<CBRY.L>は0.1%安。北米最大の食品グループ、クラフト・フー
ズ<KFT.N>による167億ドルの買収案を拒否したことを受け、同株価は7日から上昇し
ていた。
英タイムズ紙によると、クラフトに対抗し買収案を提示することを検討している米チョ
コレート大手ハーシー<HSY.N>は、選択肢を模索するためJPモルガンを顧問に指名した。
鉱山ロンミン<LMI.L>の下げが目立ち、2.8%安。メリルリンチは、ロンミンとエク
ストラータとの合併見通しが「確実と言いがたい」として、投資判断を引き下げた。
ETXキャピタルのシニアトレーダーのミック・ミルズ氏は「原油価格の上昇やM&A
動向の活発化に支援され、FTSE指数は再び5000を上抜けた」とした上で、「50
00台を超えて大きく上昇するには、一段の支援材料が必要」との見方を示した。
7月の英貿易収支で 輸出が2008年1月以来の大幅な伸びとなり、貿易赤字が縮小
基調にあることも、センチメントを押し上げた。
また、英住宅金融大手ネーションワイドがこの日発表した8月の英消費者信頼感指数は
63となり、2008年5月以来の高水準となった。上方修正された7月の61から上昇
した。
欧州株式市場は4営業日続伸。11カ月ぶり高値をつけた。ドル安を背景とする原油価
格の上昇を受けエネルギー株が買われた。またコメルツ銀行<CBKG.DE>など銀行株も高い。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は10.10ポイント(1.03%)
高の987.85と、2008年10月以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は34.33ポイント(1.23%)高
の2820.58。
日産自動車<7201.T>のカルロス・ゴーンCEO(最高経営責任者)が「金融危機は明ら
かに過ぎ去った」と発言したことを受けて自動車株も買いが優勢となった。
コメルツ銀行は約12%高。マーティン・ブレッシング最高経営責任者(CEO)が公
的資金を早急に返済する計画を明らかにした。
その他の銀行株では、スタンダード・チャータード<STAN.L>、HSBC<HSBA.L>、バー
クレイズ<BARC.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、クレディ・アグリコール<CAGR.PA>、
スウェドバンク<SWEDa.ST>が1─3.4%高。
リシュリュー・フィナンスの株式アナリスト、シクン・ダン氏は「今週は合併・買収
(M&A)をめぐるニュースが支援材料となっている」とした上で「ただ今後の持続可能
な景気回復を示す強い裏付けはまだ見られていない。状況改善を示すマクロ経済の力強い
データが必要だ」と述べた。
ナティクシスは、2009年下期がM&Aの新たなサイクルの始まりとなる可能性があ
ると指摘。独ソフトウエア大手SAP<SAPG.DE>や医薬品アストラゼネカ<AZN.L>などがM
&Aのターゲットとなる可能性があるとの見方を示した。
石油株ではBP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タ
ロー・オイル<TLW.L>、レプソル<REP.MC>、トタル<TOTF.PA>、スタトイルハイドロ
<STL.OL>が0.9─3.8%値上がりした。
<ユーロ圏債券> 独連邦債10年物利回りが上昇。1日の上げ幅としては1カ月ぶり
の大幅な上昇となった。期間が長めの債券に対する需要が後退し、株式や独連邦債以外の
ユーロ圏国債などのリスク資産が選好された。
独連邦債2・10年物利回り格差は一時ユーロ導入以来の水準となる227ベーシスポ
イント(bp)にスティープ化した。
この日実施された70億ユーロ規模の独連邦債2年物入札では、低金利と高い流動性が
当面続くとの見方を背景に、期間が短めの債券に対する投資家の需要が比較的底堅いこと
が示された。
一方で期間が長めの債券は潤沢な流動性のほか、3カ月ぶり高水準となった米住宅ロー
ン申請指数に圧迫された。長期的なインフレ見通しをめぐる懸念が浮上した。
バークレイズ・キャピタル(ロンドン)の欧州債券ストラテジスト、モイーン・イスラ
ム氏は「米住宅ローン申請指数が非常に強かったことを背景に株式市場が上昇し、債券市
場は非常にさえない内容だった。短期ゾーンの債券が自ら動くことはなく、利回り曲線の
再度のスティープ化が唯一予想される展開だ」と述べた。
1510GMT時点で、独連邦債先物12月限<FGBLc1>は74ティック安の
120.44。過去1カ月間で最大の下げ幅となった。
独連邦債10年物利回り<EU10YT=RR>は7bp上昇し3.36%。8月中旬以来の高水
準となったほか、1日の上げ幅としては1カ月ぶりの大きさとなった。
同2年物利回り<EU2YT=RR>は1.265%だった。
ドイツ政府は57億ユーロの2年債(表面利率1.25%)を発行。応札倍率は2.3
倍と6月の前回入札の1.9倍を上回った。政府は市場調整を目的に13億ユーロ相当の
債券を手元に残した。
10年物のイタリア国債<IT10YT=RR>と独連邦債との利回り格差は前日終盤の約88b
pから縮小し、80bpを下回った。
10年物のスペイン国債と独連邦債との利回り格差は前日の67bp付近から約59b
pに縮小。ムーディーズ・インベスターズ・サービスはスペインのソブリン債格付け「A
AA」について、現時点で格下げの可能性はないとの見方を示した。
2009年09月09日
9/8欧州市場ロイターニュース
9/8欧州市場ロイターニュース
1314GMT 7日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4476 1.4334
ドル/円<JPY=> 92.210 92.990
ユーロ/円<EURJPY=> 133.48 133.32
8日終値 前営業日終値
株 FT100 4947.34(+14.16) 4933.18
クセトラDAX 5481.73(+18.22) 5463.51
金 現物午後値決め 1000.75 993.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.235 (+0.000) 0.365(0.347)
独連邦債2年物 1.064(1.057)
独連邦債10年物(9月限) 122.69 (‐0.22) 3.284(3.228)
独連邦債30年物 4.089(4.031)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。ほぼ1年ぶり安値をつけた。世界的な株高や商品(コモディテ
ィ)価格の上昇に伴い、リスク許容度が高まっている。米国の夏期休暇シーズンが終了し、
出来高は回復した。
<株式> ロンドン株式市場は3営業日続伸。企業の合併・買収(M&A)動きや経済
指標を手掛かりに買われた。鉱山・エネルギー株が上げを主導した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は11カ月ぶり高値で引けた。
CMCマーケッツの株式部門代表ジミー・イエーツ氏は、キャドバリー<CBRY.L>買収を
めぐる憶測が根強いとしたほか、フランステレコム<FTE.PA>の英子会社オレンジUKとド
イツテレコム<DTEGn.DE>の英子会社Tモバイルの統合計画に言及し、「M&Aの動きが最
大の材料だった」と指摘した。
キャドバリーは0.4%高。北米最大の食品グループ、クラフト・フーズ<KFT.N>によ
る買収提案のニュースを受けて7日にキャドバリー株が急伸したことから、クラフトは買
収提示額を最大40%引き上げる必要が出てくるとの見方が広がった。
キャドバリーはクラフトから提示された167億ドルの買収案を拒否している。
カゼノブのアナリストは、世界最大の食品グループであるスイスのネスレ<NESN.VX>が
クラフトに対抗してキャドバリーに買収案を提出する可能性があると指摘した。その場合、
米チョコレート大手ハーシー<HSY.N>と組んで買収を目指すと目されている。ネスレは7
日時点でコメントを拒否している。
携帯電話大手ボーダフォン<VOD.L>は1.7%高。ドイツテレコムとフランステレコム
が英携帯電話子会社の統合に乗り出すなか、これに関与しないことが好感されたとトレー
ダーは指摘した。
金価格の上昇を背景に鉱山株の上げが目立った。金はドル安やインフレに対するヘッジ
の動きを受け、1オンス=1000ドルの節目を上回って上昇し2月以来の高値をつけた。
産金ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>は3.3%高。カザキミス<KAZ.L>、リオ・テ
ィント<RIO.L>、ベダンタ・リソーシス<VED.L>、ロンミン<LMI.L>は2.5─6.4%値
上がりした。
経済指標も英経済が景気後退から脱しつつあるとの見方につながった。
英国立統計局(ONS)が発表した7月の製造業生産指数(速報値)は、前月比0.9
%上昇した。アナリスト予想は0.3%の上昇だった。前月比での上昇率は2008年1
月以来最大となった。これを受けてポンド/ドル<GBP=>が上昇、株式も支援された。
コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「製造業生産指数がしっかり
となったことが相場を若干押し上げた」と述べた。
英国立経済社会研究所(NIESR)は、6─8月の英経済成長率はプラス0.2%だ
ったと発表した。
原油価格上昇を背景に石油株も買われた。BGグループ<BG.L>、ケアン・エナジー
<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BP<BP.L>は
0.6─3.5%上昇した。
欧州株式市場は3営業日続伸。堅調な原油・金属相場を手掛かりに商品株が上昇を主導
した。M&A(企業の合併・買収)動向は通信セクターを押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.85ポイント(0.19%)高
の977.75。荒い値動きとなる中、一時982.63に上昇したほか、974.13
に下落する場面もあった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は2.41ポイント(0.09%)高の
2786.25。
米コンファレンス・ボード(CB)が発表した8月の雇用トレンド指数が前月から低下
し、米雇用市場が年内ほぼ横ばいで推移することが示されたことを受け、相場は下落した。
金属相場の上げを受け、鉱山株の上昇が目立った。金相場は一時、テクニカル要因やド
ル安に支援され心理的節目とされる1000ドルを上抜けた。一部アナリストは、前年に
つけた過去最高値の1030.80ドルを視野に入れている。
アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、リオ・ティント<RIO.L>、エクストラ
ータ<XTA.L>は1.5─3.6%高。
原油先物<CLc1>が5%上昇するなか、エネルギー株のBGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>が0.6─3.5%高。
通信株も高い。ドイツテレコム<DTEGn.DE>は1.9%、フランステレコム<FTE.PA>は
1.8%それぞれ上昇した。両社は、英国の携帯電話事業を折半出資の合弁事業に統合す
る方向で独占交渉を進めていると発表した。
ボーダフォン<VOD.L>も1.7%高。トレーダーは、同社がTモバイルの買収交渉に関
与していないことが安心感につながったと指摘した。
ODLセキュリティーズのアナリスト、ジョン・マーフィー氏は「M&Aが再び活発化
し始めたことで、市場は新たな勢いを得ている」と指摘。「市場はここ数カ月堅調に推移
したが、クレジット市場の緊張緩和を示す真の兆候は、企業活動の活発化だ」と述べた。
<ユーロ圏債券> 10年物独連邦債先物が下落。株高に加え、米独両国で週内に大規
模な入札が予定されていることを背景に期間が長めの債券に対する需要が後退した。
RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は
「株高を背景にリスク選好が高まっているほか、債券は米国およびユーロ圏での入札にも
圧迫されている」と述べた。
一方、低金利が当面維持されるとの見方が引き続き根強く、期間が短めの債券を下支え
た。
これを受けて独連邦債2・10年物利回り格差は223ベーシスポイント(bp)と3
カ月ぶりの水準にスティープ化した。
1533GMT時点で、独連邦債10年物利回り<EU10YT=RR>は5.1bp上昇し
3.276%。同2年物利回り<EU2YT=RR>は1.3bp上昇し1.066%だった。
独連邦債先物12月限<FGBLZ9>は30ティック安の121.18。一時121.60ま
で上昇したが値を消した。出来高は約66万枚だった。
ドイツ政府は9日、70億ユーロ規模の2年債入札を実施する。米国では今週、総額
700億ドルの3年・10年・30年債入札が予定されている。
オランダ政府はこの日、20億ユーロ規模の10年債入札を実施。10年物のオランダ
国債と独連邦債との利回り格差は37―39.5bpに若干拡大した。
2009年09月08日
9/7欧州市場ロイターニュース
9/7欧州市場ロイターニュース
1417GMT 4日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4331 1.4290
ドル/円<JPY=> 93.02 92.99
ユーロ/円<EURJPY=> 133.31 132.92
7日終値 前営業日終値
株 FT100 4933.18(+81.48) 4851.70
クセトラDAX 5463.51(+79.08) 5384.43
金 現物午後値決め 993.00 989.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.235 (+0.005) 0.347(0.328)
独連邦債2年物 1.057(1.102)
独連邦債10年物(9月限) 122.96 (+0.04) 3.228(3.258)
独連邦債30年物 4.031(4.025)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が下落。前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁
会議を受けて商品(コモディティ)や株式など経済成長と関連性が高いリスク資産に資金
が流れた。商品価格の上昇を背景にカナダドルとオーストラリアドルが支援され、オース
トラリアドルは1年ぶり高値をつけた。
G20財務相・中央銀行総裁会議では景気刺激措置の維持が確認された。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。金融株や商品(コモディティ)株中心に買われた。
北米最大の食品グループ、クラフト・フーズ<KFT.N>が、英キャドバリー<CBRY.L>に対
して167億ドルでの買収案を提示するなか、企業の合併・買収(M&A)に対する期待
が高まった。
キャドバリーは38%高。終値ベースでは2007年6月以来の高値水準をつけた。ク
ラフトの声明によると、買収案はキャドバリー株1株につき、現金300ペンスとクラフ
トの新株0.2589株を付与する内容。クラフトによると、キャドバリーは提案を拒否
した。
ブリューウィン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、キャドバ
リーへの買収提案について「世界経済が回復途上にあるということを前提に、企業の経営
者らが将来への信頼感を高めていることがあらためて裏付けられた」と指摘。こうした事
例は今後さらにみられるとおもうと述べた。
アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ<ABF.L>は4.1%高。傘下の衣料小売プ
リマークが好調として通年の利益見通しを引き上げた。
ユニリーバ<ULVR.L>は2.2%高。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は4.5%高。サンデー・テレグラフによると、
同社は67億9000万ポンド相当の優先株を普通株に転換することを検討している。
欧州株式市場は続伸。北米最大の食品グループ、クラフト・フーズ<KFT.N>による
102億ポンド(167億ドル)の買収案を拒否した英キャドバリー<CBRY.L>が37.9
%急上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は13.48ポイント(1.40%)
高の975.90。終値ベースで11カ月ぶり高値に迫った。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.50ポイント(1.48%)高
の2783.84。
食品銘柄を中心に、主要セクターすべてに買いが入った。
クラフト・フーズはこの日、キャドバリーに対して167億ドルでの買収案を提示した
が、キャドバリーに拒否された、と発表した。クラフトの声明によると、買収案はキャド
バリー株1株につき、現金300ペンスとクラフトの新株0.2589株を付与する内容
だった。
フォルティスのシニア株式ストラテジスト、フィリープ・ジゼル氏は「前営業日の米市
場の動向や、キャドバリーをめぐる買収観測によるプラスのセンチメントが押し上げ要因
となっている」と述べた。
一部アナリストは、この日はレーバーデーの祝日で米市場が休場だったため、方向性を
欠く展開だったと指摘した。
アソシエーテッド・ブリティッシュ・フーズ<ABF.L>の堅調な営業報告も、食品銘柄を
支援した。同社株価は4.1%上昇した。
英ホテルチェーンのウィットブレッド<WTB.L>は18%高。上期の売上高は減少したも
のの、通年利益がアナリスト予想を上回るとの見通しを示したことを好感した。
金融株も高い。スイス再保険<RUKN.VX>は3.4%高。再保険料が全般的に上昇する中
、資本基盤を大幅に増強し、2010年1月の更新時期に向け良好な状況にあることを明
らかにした。
ほかの保険株ではエイゴン<AEGN.AS>、アヴィヴァ<AV.L>、アクサ<AXAF.PA>、リーガル・
アンド・ジェネラル<LGEN.L>は2.3─3.5%高。
銀行株ではバークレイズ<BARC.L>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、HSBC<HSBA.L>、
ウニクレディト<CRDI.MI>が1─2.4%上昇した。
スペインのテレフォニカ<TEF.MC>は2.1%高。6日、中国連合通信(チャイナユニコ
ム)<0762.HK>と戦略的提携の一環としてそれぞれ10億ドル相当の相互出資を行うこと
で合意したと明らかにした。
ロンドンで開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、世界の
景気回復が確実になるまで景気刺激策を解除しない点で合意に達したことも、支援材料と
なった。
<ユーロ圏債券> 独連邦債2年物利回りが過去最低水準を更新した。週末に開催され
た20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明を受け、金利が当面非常に
低い水準で維持されるとの見方が強まった。
共同声明は、世界経済の回復が十分に確立するまでは景気刺激措置の解消を行わないと
したほか、いかなる出口戦略も一定の協調の下に実施されることを示唆した。
政策金利が当面低く抑えられるとの見方から短期ゾーンの債券が選好され、2年債利回
りは一時過去最低水準となる1.05%付近に低下。2・10年物の利回り格差は約
220ベーシスポイント(bp)と3カ月ぶりの水準に拡大した。
ウニクレディト(ミュンヘン)の債券ストラテジスト、コーネリアス・ パープス氏は
「主要各国の中銀が比較的早い時期に利上げに踏み切ると予想する状況ではない。これが
現在の市場の見方で、短期ゾーン債券の利回りは大幅に低下している」と述べた。
「これはリスク回避の兆候ではなく、市場は単に長期間にわたる低金利と高い流動性を
織り込んでいるだけだ」との見方を示し、2年物利回りが1%を下回る可能性を除外しな
いと語った。
相場は値動きの荒い展開。米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。独連邦債先物
は8日に9月物から12月物へと限月交代を迎える。
1521GMT時点で、独連邦債2年物利回り<EU2YT=RR>は2.7bp低下し
1.076%。同10年物利回り<EU10YT=RR>は3.2bp低下の3.230%だった。
ロイターのデータによると、2年債先物<FGBSc1>は108.725と、ユーロ導入後の
過去最高値をつけた。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は3ティック高の122.96。12月限は<FGBLZ9>は2
ティック高の121.53だった。
独連邦債30年物<EU30YT=RR>利回りは1.1bp上昇し4.038%。
イタリア30年債の利回り<IT30YT=RR>は8.5bp上昇し5.142%となった。
2009年09月07日
9/4欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
9/4欧州市場ロイターニュース
1313GMT 3日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4207 1.4252
ドル/円<JPY=> 92.820 92.620
ユーロ/円<EURJPY=> 131.85 132.00
4日終値 前営業日終値
株 FT100 4851.70(+54.95) 4796.75
クセトラDAX 5384.43(+83.01) 5301.42
金 現物午後値決め 989.00 983.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.230 (+0.005) 0.328(0.360)
独連邦債2年物 1.102(1.150)
独連邦債10年物(9月限) 122.65 (‐0.11) 3.258(3.241)
独連邦債30年物 4.025(4.009)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が幅広い通貨に対して下落している。8月の米雇用統計は非農業部門雇用
者数の減少幅が予想を下回り、景気回復を裏付ける形となった。これを受けて安全資産と
しての円の魅力が低下した。
ユーロ/ドルは下落。1.4200ドルに接近したことでテクニカルな売りに押された。
<株式> ロンドン株式市場は反発。8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅
が予想を下回ったことを好感した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は4日ぶりに反発し、2週間ぶりの上昇率となった。
銀行株が高い。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グル
ープ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダ
ード・チャータード<STAN.L>は0.1─2.2%高。
8月の米雇用統計・非農業部門雇用者数は21万6000人減と市場予想(22万
5000人減)を下回り、2008年8月以来の低水準となった。ただ失業率は9.7%
と26年ぶりの水準に上昇した。
金価格<XAU=>が1000ドルに近づくなか、鉱山株も買われた。産金ランドゴールド・
リソーシズ<RRS.L>は3%高。BHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、
エクストラータ<XTA.L>、カザキミス<KAZ.L>は1.2─3.6%値上がりした。
ロンミン<LMI.L>は9.4%急伸。エクストラータが新たな買収案を提示するとの思惑
が背景となった。
リオ・ティント<RIO.L>は3%高。同社の広報担当者が、中国の製鉄会社との鉄鉱石価
格交渉を停止したことを確認した。ただ、同社の交渉団が中国で拘束されたことが理由と
の報道は否定した。
保険株も堅調だった。アヴィヴァ<AV.L>、リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、プ
ルーデンシャル<PRU.L>、オールド・ミューチュアル<OML.L>、スタンダード・ライフ
<SL.L>は1.3─3.9%高となった。
ボーダフォン<VOD.L>は2.3%高。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた
ところによると、ドイツテレコム<DTEGn.DE>が子会社TモバイルUKの売却をめぐり、ボ
ーダフォン、フランステレコム<FTE.PA>、スペインのテレフォニカ<TEF.MC>と協議入りし
た。
欧州株式市場は5営業日ぶりに反発。米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想ほど減少
しなかったことに支援された。銀行・鉱山株の買いが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.60ポイント(1.33%)
高の962.42。値動きの荒い展開となるなか、日中の高値は964.40、安値は9
49.39だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は44.12ポイント(1.63%)高
の2743.34。
8月の米雇用統計で失業率が9.7%と26年ぶりの水準に上昇したことを受け、FT
SEユーロファースト指数は一時上げ幅を縮小した。ただ、非農業部門雇用者数が21万
6000人減と予想よりも小幅な減少となったことに注目が集まり、値を戻した。
銀行株では、HSBC<HSBA.L>、バンコ・サンタンデール<SAN.MC>、クレディ・スイス
<CSGN.VX>が2.2─4.6%高。ゴールドマン・サックスが銀行セクターの投資判断を
引き上げたことも支援材料となった。
亜鉛価格<MZN3=LX>が2.8%上昇したことを受けて鉱山株も連れ高となった。
ロンミン<LMI.L>は9.4%と大幅に値を上げた。エクストラータ<XTA.L>が再び買収に
乗り出すとの見方が広まった。
エクストラータは1.9%高。アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ
<ANTO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
<ENRC.L>、リオ・ティント<RIO.L>は1.2─3.7%高。
自動車株も堅調だった。ダイムラー<DAIGn.DE>は5.1%値上がりした。同社幹部は独
紙ビルトに対し、2010年の業績が上向くとの見方を明らかにした。
プジョー・シトロエン<PEUP.PA>は7.3%高。三菱自動車<7211.T>との提携を検討中
と仏紙ラ・トリビューヌが報じた。プジョー・シトロエンの広報担当者は自分が知る限り
において「目新しいことはない」とし「何も確認していない」と述べた。
<ユーロ圏債券> 独連邦債2年物が過去最高値をつけた。8月の米雇用統計や欧州中
央銀行(ECB)当局者による発言を手がかりに、金利が当面低水準にとどまるとの見方
が強まった。
欧州株価<.FTEU3>が1.3%上昇するなか、債券相場は米雇用統計の結果に押し上げら
れた。
8月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が21万6000人減と、減少幅が市場予想
を下回り、2008年8月以来の低水準となった。一方、失業率は9.7%と26年ぶり
の水準に上昇した。
景気回復の道のりは依然厳しい、とのECB当局者による発言を受け、期間が短めの債
券を中心に買いが膨らんだ。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは一時、過去最低水準となる1.082%に落ち込ん
だ。
2・10年債の利回り格差は215ベーシスポイント(bp)に拡大し、7月下旬以来
の高水準となった。
2年債先物<FGBSc1>は108.650と、過去最高値をつけた。
1544GMT時点で、独連邦債2年物は1.2bp上昇し、利回りは1.093%。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は2ティック高の122.78。清算値は16ティック高
の122.92だった。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りはほぼ変わらずの3.244%。
シュタルクECB専務理事は、ECBはユーロ圏が景気の二番底に直面する可能性を除
外していないとの認識を示した。
トリシェECB総裁も、4日付フィナンシャル・タイムズ紙への寄稿で、金融市場に向
けた流動性支援を撤回する状況はまだ視野に入っていない、との見方を示した。
週明け7日は、米国がレイバーデーの祝日となる。欧州では来週、最大500億ユーロ
の国債入札が予定されている。
2009年09月03日
9/2欧州市場ロイターニュース
9/2欧州市場ロイターニュース
1248GMT 1日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4204 1.4219
ドル/円<JPY=> 92.300 92.870
ユーロ/円<EURJPY=> 131.07 132.01
2日終値 前営業日終値
株 FT100 4817.55(‐2.15) 4819.70
クセトラDAX 5319.84(‐7.45) 5327.29
金 現物午後値決め 964.75 955.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.205 (‐0.010) 0.349(0.390)
独連邦債2年物 1.183(1.178)
独連邦債10年物(9月限) 123.02 (+0.41) 3.215(3.229)
独連邦債30年物 3.972(3.951)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が全面高。対ドルでは7週間ぶり高値をつけている。8月の米ADP雇用
報告で民間部門雇用者数が予想以上に減少したことを受け、安全資産としての円の需要が
高まっている。
<株式> ロンドン株式市場はほぼ変わらず。BP<BP.L>が大規模油田を発見したこと
を受けてエネルギー株が上昇する一方、さえない米経済指標に圧迫された金融・鉱山株が
下落し相場を押し下げた。
8月の米ADP民間雇用者数は29万8000人の減少となり、ロイターがまとまとめ
た市場予想の25万人を上回った。
チャールズ・スタンレーのアナリスト、ジェレミー・バットストーンカー氏は、「投資
家は利食い売りの理由を探している。(ADPのデータは)米経済の見通しに対する一段
の懸念材料を提供した」と述べた。
金融株ではロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が6.2%安。英ガーディアン紙に
よると、ロイズは公的資金返済に向け100億ポンドを調達することで株主からの支持を
得た。
ただ、ロイズの主要株主はロイターに対し、株主割当増資を行なう可能性についてロイ
ズはまだ主要株主に連絡していないと述べた。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、バークレイズ<BARC.L>、
HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>が0.6―4%下落した。
7月の米製造業新規受注はプラス1.3%と、予想よりも小幅な伸びとなったほか、英
国政府筋がこの日、20カ国・地域(G20)各国は引き続き大規模な財政・金融面での
景気刺激策の撤回は時期尚早と考えていると指摘したことも投資家の慎重姿勢を強めた。
軟調な金属価格を背景に鉱山株も売られた。アントファガスタ<ANTO.L>、ロンミン
<LMI.L>、カザキミス<KAZ.L>、リオ・ティント<RIO.L>が1.6―4.3%下落した。
エネルギー株に買いが入った。BPがメキシコ湾岸地域で大規模な油田を発見したとの
ニュースのほか、前日軟調だった米原油先物<CLc1>が1バレル=68ドル前後の水準を維
持したことも支援材料。
BPは4.3%高。ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が1.1%、BGグループ
<BG.L>が1.8%上昇した。一方、タロー・オイル<TLW.L>は1%下落した。
欧州株式市場は3営業日続落。金融株に利食い売りが出た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.74ポイント(0.39%)安
の950.41。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.98ポイント(0.44%)安
の2703.76。
米株式市場が1日、東京株式市場が2日ともに大幅安で引けたことを背景に、銀行株の
下げが目立った。
サンタンデール<SAN.MC>、バークレイズ<BARC.L>、クレディ・スイス
<CSGN.VX>、ロイズ<LLOY.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、UBS
<UBSN.VX>、ウニクレディト<CRDI.MI>は1.5─6.2%安。
ノムラ(ロンドン)のストラテジストのフィリップ・ローラー氏は「利食い売りが(下
落の)一因となった」と述べた。さらに「中国(株)の動向が材料視された」とし、上海
総合株価指数<.SSEC>が8月に21.8%下落したことを指摘した。
保険株も安い。エイゴン<AEGN.AS>、アクサ<AXAF.PA>、アリアンツ<ALVG.DE>、スイス
再保険<RUKN.VX>は1.9─4.8%安。
配当落ちとなったリーガル&ジェネラル<LGEN.L>は8.7%安で引けた。
一方、BP<BP.L>は逆行高。メキシコ湾岸地域で大規模な油田を発見したとの
ニュースを受け4.2%上昇し、相場を下支えた。
<ユーロ圏債券> 上昇。欧州株式が3営業日続落したことを受け、債券への資金シフ
トが見られた。
投資家は3日の欧州中央銀行(ECB)理事会の決定やフランスやスペインの国債の需
要に注目している。
金融セクターの健全性をめぐる不透明感が再び高まっているほか、年初来の株式の上昇
が行き過ぎとの見方を背景に、欧州株が下落。安全資産としての債券の魅力が高まった。
なかでも安全性が高いとみなされている独連邦債が選好され、ユーロ圏のほかの国債と
の10年物の利回り格差は1カ月超ぶりの水準に拡大した。
モニュメント証券のストラテジスト、マーク・オズワルド氏は「株安を受けて債券の地
合いは格段に良くなっている」と指摘した上で、「今後消化しなければならない供給が相
当量あるほか、市場はあすのECBの決定に注目している」と述べた。
3日にはフランスとスペインが100億ユーロ程度の国債を発行する。
1517GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLU9>は29ティック高の122.90。
一時、4カ月ぶり高値の123.12をつけた。出来高は89万枚を若干下回る水準だ
った。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは1.175%近辺で推移したが、6カ月ぶり低水準
である1.152%をつける場面もあった。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは3.230%でほぼ変わらず。一時は4月下旬
以来の低水準である3.207%をつけた。
2・10年債利回り格差は一時207ベーシスポイント(bp)強と、ほぼ3週間ぶり
の水準に拡大した。
10年物の独連邦債とイタリア国債との利回り格差は一時92bpまで、ギリシャ国債
との利回り格差は一時140bpまで拡大し、いずれも7月下旬以来の高水準となった。
2009年09月02日
9/1欧州市場ロイターニュース
9/1欧州市場ロイターニュース
1316GMT 31日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4293 1.4329
ドル/円<JPY=> 93.000 93.010
ユーロ/円<EURJPY=> 132.90 133.26
1日終値 前営業日終値
株 FT100 4819.70(‐89.20) 4908.90(28日)
クセトラDAX 5327.29(‐137.32) 5464.61
金 現物午後値決め 955.00 955.50 (28日)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.195 (‐0.030) 0.390(0.350)
独連邦債2年物 1.178(1.263)
独連邦債10年物(9月限) 122.86 (+0.23) 3.229(3.246)
独連邦債30年物 3.951(3.953)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが他の主要通貨に対し小幅高で推移。株安を受け、安全資産としてのド
ルの魅力が高まっている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。この夏に見られた上昇が持続するか懐疑的な見方
が広がり、金融・商品(コモディティ)株が売られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は、8月は月間で6.5%上昇した。
キャピタル・スプレッズのセールス部門代表、アンガス・キャンベル氏は「最近の上昇
をめぐる主要懸念は出来高の少なさだった。きょう見られたのは(最近では)初めての持
続的な利益確定売りかもしれない」と指摘。「9月は通常、株式にとって成績の良くない
月であり、あまり良いスタートを切らなかったことは多くの投資家にとって若干悩ましい
ところだ」と述べた。
バンクホリデーのためロンドン市場が休場だった前日には、景気回復をめぐる懸念が再
燃し世界的な株安となった。これを受けて景気循環株が軟調となった。
銀行株ではHSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、バークレイズ
<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダード・
チャータード<STAN.L> が1.9─4.8%値下がりした。
保険株ではRSAインシュアランス・グループ<RSA.L>が4.8%安。最大10億ドル
の調達に向けた株主割当増資計画をめぐる報道を嫌気した。
リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>は3.3%安、プルーデンシャル<PRU.L>は
2.1%安。
弱い英指標が市場心理の悪化につながった。8月の英製造業購買担当者景気指数
(PMI)は前月から予想外に低下した。イングランド銀行(英中銀)が発表した7月の
消費者向けローン純貸出額は、1993年の調査開始以来の最低水準となった。
需要懸念から金属・原油価格が軟調となったことを受けて商品株は連れ安となった。
鉱山株ではユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、ベダンタ・
リソーシス<VED.L>、ロンミン<LMI.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、エクストラータ
<XTA.L>、アントファガスタ<ANTO.L>が4.0─6.9%安。
石油株ではBP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>が1.4─3.9%下落した。
一方、医薬品・タバコ・食品などディフェンシブ銘柄には買いが入った。
欧州株式市場は続落。軟調な銀行・商品(コモディティ)株が下げを主導し、FTSE
ユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8月20日以来の安値で引けた。
FTSEユーロファースト300種指数の終値は17.87ポイント(1.84%)安
の954.15。1日の下落率としては、ここ2週間で最大となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は59.43ポイント(2.14%)安
の2715.74。
金融株が売られ相場を押し下げた。HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ
<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、BNPパリバ<
BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、UBS<UBSN.VX>が3.7―5.8%下落し
た。
コメルツバンク<CBKG.DE>が3.6%上昇し逆行高。ブレッシング最高経営責任者(C
EO)はフィナンシャル・タイムズ紙とのインタビューで、来年にも黒字転換できるとの
見通しを示した。
アクサ・インベストメント・マネジャーズ(パリ)のストラテジスト、フランツ・ウェ
ンゼル氏は「良い(経済)ニュースにもかかわらず市場が上向かなかったのは驚きだ。投
資家心理にある種の疲れが広がっていることを示している」とし、「市場にはいくぶん買
われ過ぎの感がある。短期的に調整しても驚かない」との見方を示した。
8月の米ISM製造業景気指数が1年半超ぶりに50を上回ったほか、7月の米住宅販
売保留指数は2年ぶり高水準に上昇した。
8月のユーロ圏製造業PMI改定値も速報値から上方修正された。ただ各国の差が目立
ち、スペインとイタリアでは一段と悪化した。
エネルギー株も軟調。米原油先物<CLc1>が2%近く下落した。BP<BP.L>、ロイヤル・
ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、レプソル
<REP.MC>、トタル<TOTF.PA>、スタトイルハイドロ<STL.OL>が0.8―3.1%下落した。
エファージュ<FOUG.PA>が9.3%急落。業績の大幅な落ち込みを明らかにしたほか、
2009年の売上高見通しを引き下げた。
一方、通信・メディア大手ビベンディ<VIV.PA>は1.1%高。第2・四半期の業績が
予想を上回ったほか、クウェートの通信大手ザイン<ZAIN.KW>との協議再開の可能性を否
定した。
<ユーロ圏債券> 上昇。この日発表された経済指標で世界経済の回復を裏付ける新た
な兆候が示されたものの、株式が軟調となったことを背景に安全資産としての債券需要が
高まった。
8月の米ISM製造業景気指数が1年半超ぶりに50を上回ったほか、7月の米住宅販
売保留指数は2年ぶり高水準に上昇した。
ただ、経済の回復が最近の株価上昇に追いついていないとの懸念が浮上し、欧米の株式
市場では売りが優勢となった。
カリヨンの金利ストラテジスト、オーランド・グリーン氏は「市場は引き続き全体的に
回復の持続可能性を懸念している」と述べ、政府による自動車買い替え支援策などの措置
がデータを押し上げた可能性を指摘した。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>清算値は前日から2ティック安の122.61。1540
GMT時点では122.85をつけた。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは1ベーシスポイント(bp)低下し3.234
%。同2年物<EU2YT=RR>利回りは7bp低下し1.182%だった。
2・10年債利回り格差は205bpと、8月中旬以来の水準に拡大した。
独連邦債はほかのユーロ圏国債をアウトパフォームし、スプレッドが拡大。株安を背景
に比較的安全とされる独連邦債に逃避買いが入った。
10年物のポルトガル国債<PT10YT=RR>と独連邦債との利回り格差は72bpと、7月
下旬以来の水準に拡大した。
2009年09月01日
8/31欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円 月足
下 ドル/円
8/31欧州市場ロイターニュース
1305GMT 28日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4278 1.4296
ドル/円<JPY=> 93.140 93.640
ユーロ/円<EURJPY=> 132.97 133.75
31日終値 前営業日終値
株 FT100 休場 4908.90
クセトラDAX 5464.61(‐52.74) 5517.35
金 現物午後値決め 休場 955.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.220 (‐0.010) 0.350(0.350)
独連邦債2年物 1.263(1.268)
独連邦債10年物(9月限) 122.71 (+0.08) 3.246(3.239)
独連邦債30年物 3.953(3.956)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が対ドルで7週間ぶり高値をつけたほか、他の通貨に対しても上昇してい
る。30日の総選挙で民主党が圧勝したことや、世界株安を受けリスク回避の動きが高ま
っていることが背景。
<株式> ロンドン株式市場はバンクホリデーのため休場。
欧州株式市場は反落。中国株の急落などに足と引きずられる格好となった。ロンドン市
場はバンクホリデーで休場だった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.32ポイント(0.65%)安
の972.02。同指数は8月全体で4.7%上昇。今年3月9日につけた最安値からは
50%強値上がりしている。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は28.48ポイント(1.02%)安
の2775.17。
ウニクレディト(ミュンヘン)の国際株式戦略部長、ゲルハルト・シュワルツ氏は「前
週の好成績を受け、欧州で相場が押し戻された。アジア市場の動きで商品(コモディティ)
価格も後退している。英国市場が休場だったため、全般的にやや方向感に欠けていた」
と述べた。
市場では3日の欧州中央銀行(ECB)理事会や4日の米雇用統計が注目されている。
金融株ではとりわけアイルランド銘柄の下げが目立ち、バンク・オブ・アイルランド
<BKIR.I>が7.8%安、アライド・アイリッシュ・バンク<ALBK.I>が4.9%安。政府が
買い取る商業用不動産ローンの価格をめぐり不安が広がっている。
BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール銀<SAN.MC>、ドイツ銀<DBKGn.DE>、インテサ
・サンパオロ<ISP.MI>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、ウニクレディト<CRDI.MI>も1
─2.3%下落した。
中国株が急落するなか、原油価格も4%値下がりし、エネルギー株を圧迫。トタル
<TOTF.PA>は0.8%安、スタトイルハイドロ<STL.OL>は2.9%安。
自動車株ではポルシェ<PSHG_p.DE>が3.2%安。
<ユーロ圏債券> 下落。8月の米シカゴ地区購買部協会景気指数が予想外に強い内容
となったことを受けて売り圧力が強まる一方、相場はテクニカルな要因で下支えされた。
独連邦債先物は値動きの荒い展開となった。午前の取引では中国株が7%近く急落した
ことを背景に4カ月ぶりの高値に上昇したが、シカゴPMIの発表後は0.5ポイント超
値を下げた。
8月のユーロ圏16カ国の欧州連合(EU)基準消費者物価指数(CPI)速報値が、
予想よりも小幅な低下となったことも債券市場を圧迫した。
ドイツのシュタインブリュック財務相は20カ国・地域(G20)の財務相・中央銀行
総裁に書簡を送り、世界的な金融危機に対応するために導入した財政刺激策をできるだけ
早期に縮小するよう求めた。
上海総合指数<.SSEC>が急落した流れを引き継ぎ、欧州株式市場や石油価格が軟調に推
移。これを背景に独連邦債先物は序盤で4カ月ぶり高値をつけた。
バンクホリデーで英国市場が休場だったことから非常に薄商いとなり、値動きが大きく
なった。1530GMT時点の出来高は年初来6番目の水準だった。
8月の米シカゴ地区購買部協会景気指数は50.0と経済活動の拡大・縮小の分岐点に
達し、市場予想の48.0を上回った。およそ1年ぶりの水準に上昇した。
投資家の関心は3日の欧州中央銀行(ECB)理事会や4日発表の8月米雇用統計に向
けられている。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLU9>は前営業日とほぼ変わらずの
122.62。一時4カ月ぶりの高値となる123.02に上昇したものの、その後は
0.5ポイント超下落し日中安値の122.37をつけた。
9月限は終盤の取引で節目となる122.50を超える水準に回復した。8月半ばに
122.50を上抜けてからはテクニカル面な買い戻しが入り相場を支援している。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇し3.25%。
同2年物<EU2YT=RR>利回りは横ばいの1.26%だった。
2・10年債利回り格差はスティープ化し、約200bpに若干拡大した。
2009年08月31日
8/28欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
8/28欧州市場ロイターニュース
1522GMT 27日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4373 1.4350
ドル/円<JPY=> 93.440 93.470
ユーロ/円<EURJPY=> 134.32 134.09
28日終値 前営業日終値
株 FT100 4908.90(+39.55) 4869.35
クセトラDAX 5517.35(+47.02) 5470.33
金 現物午後値決め 955.50 943.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.230 (+0.020) 0.350(0.340)
独連邦債2年物 1.268(1.276)
独連邦債10年物(9月限) 122.76 (+0.06) 3.239(3.260)
独連邦債30年物 3.956(3.982)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 値動きの荒い展開となる中、ドルが対ユーロで下落。8月の米ミシガン大消
費者信頼感指数確報値が4カ月ぶり低水準となったものの、世界株式市場は堅調に推移し、
高リスク通貨の買いが続いている。
<株式> ロンドン株式市場は3日ぶりに反発。商品(コモディティ)・銀行株が値を
戻し相場を支援した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時4944.16と日中の高値をつけ、前年
10月6日以来の水準に上昇した。月間では6.5%上昇。
31日はバンクホリデーのため休場となる。
リスク回避が後退するなか銀行株が買われ相場を押し上げた。バークレイズ<BARC.L>、
HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、ロイヤル・バンク・オブ・ス
コットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ・バンキング・グループ< LLOY.L>が1.3―
6.3%上昇した。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「(景気が)底打
ちしたことに疑いはなく、(相場の上昇は)理にかなっている」と指摘。ただ「8月は明
るいニュースに支援されたが、問題はここからどこに向かうかだ。9月を通して一定の緊
張が、そして第4・四半期にはかなりの警戒感が見られるだろう」と述べた。
鉱山株も上昇。金属価格が堅調に推移し、銅価格<MCU3=LX>は11カ月ぶり高値を付け
た。リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ<XTA.L>、ロンミン<LMI.L>、アングロ・ア
メリカン<AAL.L>、カザキミス<KAZ.L>、フレスニロ<FRES.L>が2.2―5.5%値を上げ
た。
エネルギー株も買われた。米原油先物<CLc1>が1バレル=73ドルに向け上昇した。B
P<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、タロー・オイル<TLW.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>が1.1―2.3%高となった。
英国立統計局がこの日発表した第2・四半期の実質国内総生産(GDP)伸び率改定値
は、季節調整済みで前期比マイナス0.7%と速報値のマイナス0.8%から小幅上方修
正された。
欧州株式市場は反発。世界景気回復に対する楽観的な見方を背景に、一時10カ月
ぶり高値をつけた。世界最大手の携帯電話ノキア<NOK1V.HE>が上昇したほか、米デル
<DELL.O>の決算やインテル<INTC.O>の見通し引き上げを好感し、ハイテク株に買いが入っ
た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.67ポイント(1.00%)高
の978.34。週足では1.2%高。同ベースで、指数は過去7週間中6週上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は26.03ポイント(0.94%)高
の2803.65。
ノキアは3.1%高。過去3日で9.9%上昇した。トレーダーは、ノキアが米アップ
ル<AAPL.O>の携帯電話「iPhone」と競合する、初のLinux搭載の携帯電話を発
表したことが支援している、と指摘した。
STマイクロエレクトロニクス<STM.PA>は12.4%高。バンク・オブ・アメリカ・メ
リルリンチは、同社の目標株価を17%引き上げ、投資判断を「バイ」で確認した。
米デルの第2・四半期決算は利益・売上高がともに市場予想を上回った。インテルは、
第3・四半期の売上高見通しを引き上げた。
指標では、7月の米個人消費支出が政府の自動車買い替え支援策に押し上げられ、前月
比0.2%増加、市場予想と一致した。
相場は一時10カ月ぶり高値となる986.59に上昇したものの、8月の米ミシガン
大消費者信頼感指数の確報値が4カ月ぶりの低水準に落ち込んだことを受け、上げを削っ
た。
個別銘柄では仏化粧品ロレアル<OREP.PA>が7.4%高。上期利益が予想を上回ったこ
とが支援した。
<ユーロ圏債券> しっかり。経済回復の持続性をめぐる懸念が、欧州株高やさえない
イタリア国債入札の影響を打ち消した。
独連邦債先物は引き続き最近の取引レンジ上限付近を維持。前日には一時4カ月ぶりの
高値をつけている。
ノルディアのチーフアナリスト、ニールズ・フロム氏は「市場は良い経済データをそれ
ほど評価していないようだ。回復の持続性について相当の不透明感があることを示してい
る」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)当局者が最近相次いで経済見通しに慎重な姿勢を示し、
2010年に入っても政策金利が低く抑えられることを示唆したことも景気回復をめぐる
懸念を強めた。
この日発表された8月のユーロ圏景況感指数と米ミシガン大消費者信頼感確報値は予想
を上回った。ただ、債券相場への影響は限られた。トレーダーからは月末買いも相場を下
支えたとの声が聞かれた。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は7ティック安の122.63。前日には一時4月29日
以来の水準となる122.94まで上昇した。
1527GMT時点で、独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは1ベーシスポイント(bp)
低下し1.257%。10年物<EU10YT=RR>利回りも1bp近く低下し3.252%だっ
た。
一時2年物が10年物をアウトパフォームし、2・10年債利回り格差がおよそ2週間
ぶりの高水準となる200bp超に拡大する場面もあった。
同日実施された90億ユーロ規模のイタリア国債入札は、平凡な内容に終わった。
2009年08月28日
8/27欧州市場ロイターニュース
8/27欧州市場ロイターニュース
1315GMT 26日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4249 1.4248
ドル/円<JPY=> 93.830 94.240
ユーロ/円<EURJPY=> 133.69 134.29
27日終値 前営業日終値
株 FT100 4869.35(‐21.23) 4890.58
クセトラDAX 5470.33(‐51.64) 5521.97
金 現物午後値決め 943.00 940.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.230 (+0.035) 0.340(0.400)
独連邦債2年物 1.276(1.291)
独連邦債10年物(9月限) 122.51 (‐0.30) 3.260(3.233)
独連邦債30年物 3.982(3.949)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が全般的に上昇し、対ドルで5週間ぶり高値をつけている。一部海外市場
で株価が値下がりするなか、リスク選好の動きが後退した。
<株式> ロンドン株式市場は続落。週末からの連休を控えリスク選好が減退するなか、
金融株や鉱山・石油株が売られた。一方、ディフェンシブ株には買いも見られた。
31日はバンクホリデーのため休場となる。
GFTグローバルの市場ストラテジスト、デービッド・モリソン氏は「一定の好材料も
あり、経済指標もそれほど悪くないにもかからわず、相場は若干勢いを失ってしまったよ
うだ。相場をさらに押し上げる力が単に十分でないとみられる」と指摘。「相場が多少押
し戻されることを見込んできた。市場はさらに上昇する前に一定の調整を望んでおり、そ
れが今起きているようだ」と述べた。
経済指標や企業収益が改善するなか、FT100種は今年3月に最安値をつけてから
42%上昇、年初からは10%値上がりしている。
金融株では、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコ
ットランド<RBS.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、HSBC<HSBA.L>が0.8
─3.5%安。ロイズに近い複数の株主によると、同銀は政府の資産保護スキームへの依
存を減らすため、一部事業を売却する可能性がある。
一方、バークレイズ<BARC.L>は1.6%高。キーフ・ブルイエット&ウッズは投資判断
を「アウトパフォーム」に引き上げた。
鉱山株では、エクストラータ<XTA.L>、ロンミン<LMI.L>、ユーラシアン・ナチュラル・
リソーシズ<ENRC.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>が3.4─4.1%下落。
石油株では、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>が0.2─0.4%値下がりした。
こうしたなか、ディフェンシブ株はしっかり。医薬品のグラクソ・スミスクライン
<GSK.L>は1.0%高、 アストラゼネカ<AZN.L>は0.9%上昇した。
欧州株式市場は続落。一時上昇していた銀行株が値を消したほか、化学大手バイエル
<BAYG.DE>が売られ、値動きの荒い展開となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.25ポイント(0.54%)安
の968.67。第2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値や米新規失業保険申請件
数が発表される中、976.79に上昇する場面もあった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は11.28ポイント(0.40%)安
の2777.62。
8月22日までの週の米新規失業保険申請件数は57万件で、前週の58万件(修正)
から減少した。エコノミスト予想は56万5000件。
第2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期比マイナス1.0%と、
前月発表された速報値から変わらず、市場予想のマイナス1.5%よりも小幅な減少と
なった。
銀行株ではHSBC<HSBA.L>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>、デクシア<DEXI.BR>、ロイズ・
バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>が
0.8─7.8%安。
半面、クレディ・アグリコール<CAGR.PA>は3.7%高。第2・四半期決算は、投資銀
行部門と資産運用部門が好調だったことから、利益が予想を上回った。
化学のバイエルは4.1%安。トレーダーは、競合他社がバイエルの主力薬品に対抗す
る医薬品に関する有力データを発表する可能性をめぐり懸念が高まっていることを指摘し
た。
コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「米GDP改定値は予想ほど
悪い内容でなかった」とした上で「市場はここ数日値動きの荒い展開となっている。今後
も、暗い・明るいニュースを手がかりに振れの激しい動きとなるだろう」と述べた。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債先物は一時4カ月ぶりの高値をつけたものの、その
後値を消した。8月のドイツ消費者物価指数(CPI)速報値が予想を上回ったほか、第
2・四半期の米国内総生産(GDP)改定値が市場予想よりも小幅な減少となったことが
圧迫した。
欧州中央銀行(ECB)が発表したデータによると、7月の民間・企業向け貸し出しは
過去最低の伸びとなった。これを受け、独連邦債先物は一時4月下旬以来の水準に上昇し
た。同データにより、銀行が経済全体への融資に消極的な中、ユーロ圏の景気回復に向け
た道のりは依然厳しいとの懸念が高まった。
一方、ドイツのCPI速報値が前年比変わらずとなったことからデフレ懸念が後退し、
債券相場を圧迫した。市場は0.2%の低下を見込んでいた。
ウエストLBの債券ストラテジスト、ジョン・デイビーズ氏は「債券相場が株安の利を
生かせなかった理由は、独CPIが明らかに上向きのサプライズだったことだ」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は11ティック安の122.70。一時4月29日以来の
水準となる122.94まで上昇した。
1555GMT時点で、独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは横ばいの1.283%。
10年物<EU10YT=RR>利回りは1.9ベーシスポイント(bp)上昇し3.247%だっ
た。一時5月6日以来の水準となる3.22%付近に低下した。
10億ユーロ規模のイタリア債入札では、2カ月前に実施された前回入札よりも軟調な
需要となった。
10年物のスペイン国債 <ES10YT=RR>と独連邦債との利回り格差は50bp付近で安定
的に推移。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、スペインのソブリン債格付けに
対するリポートを発表し「AAA」格付けを確認した。
2009年08月27日
8/26欧州市場ロイターニュース
8/26欧州市場ロイターニュース
1445GMT 25日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4224 1.4295
ドル/円<JPY=> 94.370 94.170
ユーロ/円<EURJPY=> 134.23 134.62
26日終値 前営業日終値
株 FT100 4890.58(‐26.22) 4916.80
クセトラDAX 5521.97(‐35.12) 5557.09
金 現物午後値決め 940.50 950.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.195 (+0.005) 0.400(0.402)
独連邦債2年物 1.291(1.325)
独連邦債10年物(9月限) 122.78 (+0.34) 3.233(3.259)
独連邦債30年物 3.949(3.951)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが上昇。7月米耐久財受注統計を受けリスク選好の動きが後退し、安全
資産としてのドルの需要が高まっている。
耐久財受注は予想を上回る伸びとなったものの、航空機を除く非国防資本財がマイナス
となったことを受け、米経済が依然として課題に直面しているとの見方が強まった。
<株式> ロンドン株式市場は反落。医薬品など、一部ディフェンシブ銘柄が小幅上昇
する一方、鉱山・エネルギー株が売られた。
鉱山株は続落。アントファガスタ<ANTO.L>の上期利益が予想を下回ったことが圧迫した。
アントファガスタは4.8%下落。リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ
<XTA.L>、ロンミン<LMI.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、カザキミス<KAZ.L>、フレス
ニロ<FRES.L>は2.3─5.2%安。
欧米指標が世界景気の早期回復をめぐる期待を支えた。7月の米新築1戸建て住宅販売
は4カ月連続で増加し、2008年9月以来10カ月ぶりの高水準となった。8月のIF
O独業況指数は5カ月連続で上昇し、08年9月以来の高水準となった。
前週の米原油在庫が予想外に増加したことを背景に、原油価格<CLc1>が71ドル台に下
落。これを受け石油株に売りが出た。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>は0.5─4.1%安。タロー・オイル<TLW.L>は3%安。原油価格の下落や
減産で、上期は83%減益となった。
ディフェンシブ株は買われた。酒類大手ディアジオ<DGE.L>は2.6%高。27日に決
算発表を控えている。モルガン・スタンレーやバーンスタインは前日、投資判断を引き上
げた。
SABミラー<SAB.L>も1.3%高。競合の蘭ハイネケン<HEIN.AS>の好決算に支援され
た。
医薬品ではアストラゼネカ<AZN.L>が0.2%高、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>が
0.5%高。
欧州株式市場は5日ぶりに反落。米独の経済指標が回復に向けた新たな兆候を示すなか、
前日に相場が10カ月ぶりの水準に上昇していたことを受けて利益確定の売りが出た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.84ポイント(0.49%)安
の973.92。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.24ポイント(0.44%)安
の2788.90。
リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメントの株式ストラテジスト、
ジョージーナ・テイラー氏は、「若干の利食い売りが見られただけで、市場で外れた動
きは何もない。住宅データは改善しており、唯一の懸念分野は個人支出だ」と述べた。
エネルギー株の下げが目立った。米原油先物<CLc1>が1%超下落。米エネルギー省エネ
ルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が予想外に増加した。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、レプソル<REP.MC>、トタル<TOTF.PA>が0.9―
2.3%下落した。タロー・オイル<TLW.L>が3.9%安。石油価格の下落と生産減により
上期の利益が83%減少したと発表した。
7月の米新築住宅販売は10カ月ぶりの高水準となったほか、米耐久財受注も大幅に増
加した。またドイツのIFO経済研究所が発表した8月の独業況指数は90.5となり、
前月の87.4(改定値)から上昇した。
マーカード・スタインの首席投資オフィサー、イエルク・ラーン氏は、「IFOの独業
況指数は良い内容だったものの影響は限られた。相場の上昇傾向が続くなかで『ニュース
で売る』との戦略が浮上しているかもしれない」と述べた。
鉱山株も軟調。銅生産アントファガスタ<ANTO.L>が4.8%下落した。上期の利益が予
想を下回ったほか、下期の銅価格が引き続き不安定となる公算があると警告した。
一方、フランスのナティクシス<CNAT.PA>が急騰し38.8%高。大株主のBPCEが
ナティクシスの不良資産およそ350億ユーロを保証する意向を示した。
<ユーロ圏債券> 上昇。独連邦債先物は一時4カ月ぶり高値に上昇した。この日発表
された経済指標は一段の回復の兆しを示したものの、市場の期待に届かなかったことから
失望感が広がった。
トレーダーによると、欧州株式市場が下落し、国債などの低リスク資産に資金が流れた
ほか、月末買いも若干見られ債券相場を支援した。
8月の独IFO業況指数は市場予想を上回って上昇。ただ一部の楽観的な予想には届か
なかった。IFOのエコノミスト、Klaus Abberger氏は、回復が持続可能であると結論付
けるのは時期尚早との見方を示した。
野村証券の金利ストラテジスト、ショーン・マロニー氏はこの指標について、債券売り
につながらなかったのは、データそのものよりむしろIFO関係者のコメントが要因だっ
たと指摘した。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は32ティック上昇し122.49。一時4月29日以来
の水準となる122.89まで上昇したが、テクニカル的に次の重要な目安となる
123.10を視野に勢いを維持できなかった。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは5月初旬以来の水準となる3.222%に低下。
同2年物<EU2YT=RR>利回りも1.258%と約1カ月ぶりの水準に低下した。
欧州中央銀行(ECB)のゴンサレスパラモ専務理事はこの日、経済の急降下には歯止
めがかかったものの世界的な金融危機はまだ終わっていないとの見方を示した。
あるトレーダーは「中銀当局者は少し冷静になるよう人々に呼び掛けているようだ」と
述べた。
英国債が一時独連邦債にアウトパフォームし、10年物の利回り格差が6月下旬以来の
水準に縮小した。英国の政策金利が当面は過去最低水準の0.5%にとどまるとの見方を
反映している。
2009年08月26日
8/25欧州市場ロイターニュース
8/25欧州市場ロイターニュース
1326GMT 24日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4349 1.4300
ドル/円<JPY=> 94.220 94.470
ユーロ/円<EURJPY=> 135.21 135.12
25日終値 前営業日終値
株 FT100 4916.80(+20.57) 4896.23
クセトラDAX 5557.09(+37.34) 5519.75
金 現物午後値決め 950.50 951.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.190 (+0.005) 0.402(0.346)
独連邦債2年物 1.325(1.329)
独連邦債10年物(9月限) 122.58 (+0.57) 3.259(3.313)
独連邦債30年物 3.951(3.971)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。欧州株の持ち直しに加え、バーナンキ米連邦準備理事会
(FRB)議長の再指名で米株も値上がりするなか、投資家のリスク選好が高まった。
<株式> ロンドン株式市場は6営業日続伸。約11カ月ぶり高値で引けた。底堅い米
経済指標が相場を支援する中、石油・銀行株が上昇し鉱山株の下げを相殺した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値で2008年10月初旬以来の高水準となった。
キャンター・フィッツジェラルドのチーフグローバルストラテジスト、スティーブン・
ポープ氏は「午前に一部利食い売りが出たがこれは健全な流れ」と説明。午後に入って米
国から前向きなニュースが伝えられたことや上海市場が引けにかけ下げ渋ったことも、相
場を支援したと述べた。
8月の米消費者信頼感指数は54.1に改善。6月のケース・シラー米住宅価格指数も
2カ月連続のプラスとなった。米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長がオバマ米
大統領から2期目の指名を受けたことも市場心理を押し上げた。
石油株が上昇。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>
が0.9―1.6%値を上げた。
ケアン・エナジー<CNE.L>は1.4%安。半期に1度の報告で、インドの油田が今週生
産を開始するものの、次の開発段階における目標達成は次第に困難になっていると述べた。
銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が3.9%高。
トレーダーは、RBSが英政府からの株買い戻しをを計画しているとの憶測があること
を指摘した。RBSからのコメントは得られていない。
その他の銀行株はまちまち。HSBC<HSBC.L>が1.0%、バークレイズ<BARC.L>が
0.1%それぞれ上昇する一方、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.1%、ス
タンダード・チャータード<STAN.L>は2.2%下落した。
通信大手ボーダフォン<VOD.L>が2.4%高。JPモルガンは欧州通信セクターの投資
判断を「オーバーウエート」に引き上げたほか、同社株へのエクスポージャーを推奨した。
鉱山株が売られた。中国の経済回復に対する一段の不透明性を反映し、銅価格<MCU3>が
軟調に推移したことが背景。
アントファガスタ<ANTO.L>は3%安。26日に上期決算を発表する。ユーラシアン・ナ
チュラル・リソーシズ<ENRC.L>、カザキミス<KAZ.L>、エクストラータ<XTA.L>、リオ・テ
ィント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>が1.1―3.5%下落した。
欧州株式市場は4営業日続伸し、終値ベースでは前年10月以来の高値をつけた。
予想を上回る米指標を受けてセンチメントが上向く中、石油・銀行株が一時の下げから戻
した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.57ポイント(0.37%)高
の978.76。一時、967.98に下落した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は22.80ポイント(0.82%)高
の2801.14。
ルランド・リサーチのストラテジスト、ヘイノ・ルランド氏は「相場の上昇は行き過ぎ
かつ速過ぎで、値固めは必至と考える」と述べた。
8月の米消費者信頼感指数は雇用や経済全般の見通しが改善する中、予想以上に上昇し
た。
スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した6月の住宅価
格指数は2カ月連続で上昇、予想を上回る伸びとなった。住宅市場の落ち込みが緩和して
いることを示す新たな兆候となった。
原油先物<CLc1>が74ドル付近で推移する中、一時売られていたエネルギー株は値を戻
した。BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル
<TOTF.PA>は0.8─1.6%高。
銀行株も一時の下げから回復し、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>は3.9%高。トレーダーは、同社が英政府からの株買い戻しを検討していると
いううわさを指摘した。RBSからはコメントを得られていない。
サンタンデール<SAN.MC>は1.4%高、HSBC<HSBA.L>は1%高。
通信株も高い。ボーダフォン<VOD.L>、フランステレコム<FTE.PA>、ドイツテレコム
<DTEGn.DE>は2.3─3.7%高。
一方、銅価格<MCU3=LX>が0.9%下落したことを背景に、鉱山株は売られた。アント
ファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
<ENRC.L>、リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ<XTA.L> は1.1─3%安。
<ユーロ圏債券> しっかり。世界的に株価が堅調となるなか、米消費者信頼感指数が
改善したものの債券市場では大きく材料視されなかった。
複数のトレーダーによると、8月の米消費者信頼感指数が上昇に転じ予想を上回ったこ
とを受けて株価が一時10カ月ぶり高値を更新したものの、欧州中央銀行(ECB)当局
者による一連のハト派的発言が債券相場を支えた。
メルシュ・ルクセンブルク中央銀行総裁は国内紙ウォルトとのインタビューで、ユーロ
圏の現在の景気回復について持続可能ではないとの認識を示し、その理由として回復が公
的資金に依存し、民間投資や雇用創出に依然支援されていないためだと指摘した。
スタンダード・バンクのアナリスト、スティーブ・バロー氏は、ECBが追加利下げす
るとの見方を示した。「ECBが2011年より前に動くとすれば利下げだろう。ECB
当局者の焦点はインフレだが、インフレ率は非常に低水準にとどまるとみられ、ECBは
このような状況に対応するだろう」と指摘。独連邦債10年物<EU10YT=RR>の利回りは
2.50―2.75%近辺に低下する可能性があると述べた。
1530GMT時点で、独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは前日比ほぼ変わらずの
1.318%。同10年物<EU10YT=RR>利回りはほぼ5ベーシスポイント(bp)低下し
3.267%となった。これを背景に2・10年債利回り格差が4bp程度縮小し195
bpとなった。
あるトレーダーは、薄商いとなったことが相場の振れを助長したとの見方を示した。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は前日の清算値から43ティック高の122.44。一時
122.55まで上昇した。出来高は約51万枚で、今月の1日当たり平均の約61万
5000枚を下回った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は終値ベースで前年10月以来の高値
をつけ、前日比約0.4%高で引けた。
2009年08月25日
8/24欧州市場ロイターニュース
8/24欧州市場ロイターニュース
1243GMT 21日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4335 1.4320
ドル/円<JPY=> 94.680 94.370
ユーロ/円<EURJPY=> 135.69 135.14
24日終値 前営業日終値
株 FT100 4896.23(+45.34) 4850.89
クセトラDAX 5519.75(+57.01) 5462.74
金 現物午後値決め 951.50 952.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.190 (+0.005) 0.346(0.364)
独連邦債2年物 1.329(1.414)
独連邦債10年物(9月限) 122.29 (+0.26) 3.313(3.319)
独連邦債30年物 3.971(3.992)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が全面安となっているほか、ドルも豪・ニュージーランドドルなどの資源
国通貨に対し下落している。力強い経済指標を手がかりにリスク選好の動きが高まり、世
界的に株高となっていることが背景。
<株式> ロンドン株式市場は5営業日続伸。10カ月半ぶり高値で引けた。前週のバ
ーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長発言などを手掛かりに景気回復ペースをめぐる
楽観的見方が広がり、世界的に株式が堅調となった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値で2008年10月3日以来の高水準となっ
た。ザラ場では4911.41をつける場面もあった。
21日の米連邦準備理事会(FRB)の経済政策シンポジウムでバーナンキ議長は、短
期的な成長への回復見通しは良好とみられるとの認識を示した。ただ、景気回復は当初比
較的ゆっくりとなる公算が大きいと述べた。
バークレイズ・ストックブローカーズのストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「当局者
発言に加え、欧米の経済指標から安心感が広がり、リスク選好の改善につながった」と指
摘した。
6月のユーロ圏鉱工業受注は前月比3.1%増と3カ月ぶりにプラスに転じ、予想の
1.5%増を上回った。
米シカゴ地区連銀が発表した7月の全米活動指数(CFNAI)はマイナス0.74と
前月から改善し、2008年1月以来の高水準となった。
成長見通しの改善を背景に金属価格が上昇し、鉱山株も連れ高となった。ユーラシアン・
ナチュラル・リソーシス(ENRC)<ENRC.L>、ロンミン<LMI.L>、ベダンタ・リソー
シズ<VED.L>、エクストラータ<XTA.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン
<AAL.L>は3.3─5.3%高。
銀行株の需要も高まった。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>は6.8%、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は6.3%、それぞれ値上が
りした。HSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、スタンダード・チャータード
<STAN.L>は0.8─2.9%高。
英紙メール・オン・サンデーが23日、関係筋の話として、資産家クライブ・カウデリ
ー氏率いる投資会社レゾリューション<RSL.L>がクラリカル・メディカル部門の買収の可
能性をめぐりロイズと交渉中と報じたことも、ロイズ株が買われる要因となった。レゾリ
ューションとロイズはいずれもコメントを控えている。
原油価格の上昇を受けて石油株も高い。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル
<RDSa.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>は0.1─0.9%上昇した。
一方、BGグループ<BG.L>は2%近く値下がりした。ブラジル国営石油会社ペトロブラ
ス<PETR4.SA>と共同で掘削したブラジル沖ガス田に当初の予想に反し炭化水素が含まれて
いなかったことを明らかにした。
欧州株式市場は続伸。銀行・鉱山株が買われ10カ月超ぶりの高値で引けた。底堅い経
済指標や一部中銀当局者の前向きな発言を受けて投資家のリスク許容度が高まった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.32ポイント(0.86%)高
の975.19。終値で2008年10月初旬以来の水準に上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は32.72ポイント(1.19%)高
の2778.34。
銀行株の上げが目立った。DJユーロSTOXX欧州銀行株指数<.SX7P>は1.8%上
昇。年初からは52%上昇している。
スタンダード・チャータード<STAN.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・
グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ソシ
エテ・ジェネラル<SOGN.PA>が1.5―6.8%上昇した。
この日発表された6月のユーロ圏鉱工業受注が予想を上回って増加し、市場心理の改善
に寄与した。21日に発表された7月の米中古住宅販売が07年8月以来の高水準となっ
たことや、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で、世界的な経済成長の回
復に向けた見通しは短期的に良好とみられるとの認識を示したことも引き続き支援材料と
なった。
堅調な金属価格を背景に鉱山株も買われた。BHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメ
リカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ
<XTA.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>が3.3―5.3%高となった。
景気循環株に投資家の資金が移るなか、ディフェンシブ銘柄である医薬品株は軟調。グ
ラクソ・スミスクライン<GSK.L>、ノボ・ノルディスク<NOVOb.CO>、ロシュ<ROG.VX>、シ
ャイア<SHP.L>が0.2―1.3%下落した。
ノキア<NOK1V.HE>は1.7%高。ラップトップ型パソコン市場に参入する方針を明らか
にした。
<ユーロ圏債券> 横ばい。底堅い経済指標を受けて世界経済が回復に向かっていると
の見方が支援される一方、回復の持続性に対する懸念が売り圧力を和らげた。
6月のユーロ圏鉱工業受注とカナダ小売売上高が予想を上回ったほか、7月のシカゴ連
銀全米活動指数が前月から改善した。
こうしたなか、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウェーバー・ドイツ連銀総裁
は21日、経済回復の強さについて慎重な見解を示し、主要経済国の政策金利が当面は低
く抑えられるとの見方を支援した。
世界の株式市場が10カ月ぶりの水準に上昇するなかで、債券市場ではウェーバー総裁
の見解が手掛かりとなった。
1510GMT時点で、 独連邦債先物9月限<FGBLU9>は前営業日の清算値からほぼ変
わらずの122.02。日中に一時およそ1週間ぶりの安値121.76をつけた後に値
を戻した。出来高はかろうじて40万枚と商いは薄かった。
独連邦債の利回りもほぼ変わらず。2年物<EU2YT=RR>利回りは1.35%、10年物
<EU10YT=RR>利回りは3.31%だった。
2・10年物の利回り格差は前営業日終盤の191ベーシスポイント(bp)付近から
196bpに拡大した。
スロベニアが約15億ユーロ規模の長期債入札を計画していると発表した。今週は米債
市場で1090億ドル規模の入札が実施されるほか、28日には約90億ユーロ規模のイ
タリア国債入札が予定されている。
スロバキアはこの日、4億6100万ユーロの4年債入札を実施。応札倍率は1.72
倍と、前回6月入札の1.55倍から改善した。
2009年08月22日
8/21欧州市場ロイターニュース

上 ドル/円
下 ユーロ/円
8/21欧州市場ロイターニュース
1237GMT 20日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4332 1.4248
ドル/円<JPY=> 93.700 94.190
ユーロ/円<EURJPY=> 134.30 134.19
21日終値 前営業日終値
株 FT100 4850.89(+94.31) 4756.58
クセトラDAX 5462.74(+151.68) 5311.06
金 現物午後値決め 952.50 940.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.175 (‐0.015) 0.364(0.362)
独連邦債2年物 1.414(1.296)
独連邦債10年物(9月限) 121.99 (‐0.53) 3.319(3.253)
独連邦債30年物 3.992(3.943)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが対ドルで2週間ぶり高値をつけた。マークイットがまとめた8月ユ
ーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値で、サービス部門の落ち込みにほぼ歯止めが
かかったことを受け、域内経済が改善しているとの見方が強まっている。
<株式> ロンドン株式市場は4日続伸。堅調な経済指標が支援する中、終値ベースで
前年10月初旬以来の高値をつけた。
商品・金融株が主導し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は前年10月12日以来
初めて4800台に乗せた。
予想を上回る7月の米中古住宅販売に加え、「短期的な成長への回復見通しは良好なも
よう」とのバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を受け上昇した欧州・米株
式市場に追従した。
原油先物<CLc1>が一時74ドル台に乗せたことを手掛かりに、石油のBP<BP.L>、ロイ
ヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>は2─
4%高。
鉱山株ではフレンスニロ<FRES.L>、ロンミン<LMI.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>、
エクストラータ<XTA.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>が2.
1─3.6%高。
7月の米中古住宅販売戸数は前月比7.2%増の年率524万戸だった。2007年8
月以来の高水準となったほか、前月比で1999年の調査開始以来最大の伸び率を記録し
た。アナリスト予想の500万戸を上回った。
保険リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>は5.6%高。ゴールドマン・サックスは、
同銘柄の「コンビクション・バイ」を確認した。
同セクターのアヴィヴァ<AV.L>、オールド・ミューチュアル<OML.L>、スタンダード・
ライフ<SL.L>も2.5─5.5%高。
銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>、ロイズ・バンキング・
グループ<LLOY.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>が0.9─2.8%高。
欧州株式市場は続伸。予想を上回る7月の米中古住宅販売を受けてセンチメントが上向
き、前年11月初旬以来の高値で引けた。銀行株の上昇が目立った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は21.93ポイント(2.32%)
高の966.87。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は81.95ポイント(3.08%)高の
2745.62。
7月の米中古住宅販売戸数は前月比7.2%増の年率524万戸となった。2007年
8月以来の高水準となったほか、前月比で1999年の調査開始以来最大の伸び率を記録
し、アナリスト予想の500万戸を上回った。
銀行株が上昇の大半を占めた。UBS<UBSN.VX>は6.4%高。オーストラリアのウェ
ルスマネジメント市場が今後1─1年半に力強い回復を示すとの見通しを示した。
BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール<SAN.MC>、HSBC<HSBA.L>は2─5.9%
高。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言も相場を支援した。議長はFRBの
経済政策シンポジウムで、世界経済は深刻な落ち込みから立ち直りつつあるように見える
との認識を示した。ただ、回復はゆっくりとなる公算が大きく、引き続きリスクがあると
した。
公益株も高い。エーオン<EONGn.DE>は5.5%高。イタリアENI<ENI.MI>の最高経営
責任者(CEO)は前日、ENIの一部門であるスナムレテガス<SRG.MI>傘下のイタルガ
スが、エーオンのガス供給網に関心を示していることを明らかにした。
GDFスエズ<GAS.MC>、RWE<RWEG.DE>、セントリカ<CNA.L>は2.3─4.6%高。
原油先物が年初来高値をつけたことで、エネルギー株も買われた。BGグループ<BG.L>、
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>は2.1─2.6
%高。
<ユーロ圏債券> 下落。世界的な景気後退が最悪期を脱した可能性を示唆する新たな
兆候を受け、独連邦債先物は3カ月半ぶりの高値から値を削った。
7月の米中古住宅販売戸数が前月比7.2%増の年率524万戸と2007年8月以来
の高水準となったほか、マークイットがまとめた8月ユーロ圏購買担当者景気指数(PM
I)速報値で、サービス部門の落ち込みにほぼ歯止めがかかったことを受け、域内経済が
改善しているとの見方が強まった。
この日の米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長の講演内容も明るい見方を支援
した。議長は、世界経済は立ち直りつつあるように見えるとした上で、回復は緩やかにな
るとの認識を示した。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は前日の清算値から49ティック安の122.03。日中
につけた3カ月半ぶりの高値122.85から値を消した。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは10ベーシスポイント(bp)上昇し1.398%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りはおよそ6bp上昇し3.305%となった。
リスク選好の高まりを背景に、独連邦債以外の利回りの高いユーロ圏債券が独連邦債を
アウトパフォームした。
10年物のイタリア国債と独連邦債との利回り格差は前日終盤の82bpから75bp
に縮小した。
来週はユーロ圏で総額約110億ユーロの入札が予定されており、大部分がイタリア国
債。米債市場では1090億ドル規模の入札が実施される。
2009年08月21日
8/20欧州市場ロイターニュース
8/20欧州市場ロイターニュース
1252GMT 19日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4225 1.4234
ドル/円<JPY=> 93.950 94.060
ユーロ/円<EURJPY=> 133.66 133.90
20日終値 前営業日終値
株 FT100 4756.58(+66.91) 4689.67
クセトラDAX 5311.06(+79.08) 5231.98
金 現物午後値決め 940.50 943.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.190 (+0.015) 0.362(0.366)
独連邦債2年物 1.296(1.333)
独連邦債10年物(9月限) 122.55 (‐0.12) 3.253(3.265)
独連邦債30年物 3.943(3.954)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が対ドルで小幅上昇。最新週の米新規失業保険申請件数が予想外に増加し
たことを受け、米景気回復の勢いをめぐる懸念が高まっている。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。大型石油・鉱山株への買いが優勢となったほか、
金融株が高い。
原油価格の上昇を手がかりに、石油のBP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、
BGグループ<BG.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>が1.4─2.9%高。
金属需要が高まるとの期待から、鉱山株も高い。アントファガスタ<ANTO.L>、エクスト
ラータ<XTA.L>、ロンミン<LMI.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、ベダンタ・リソーシ
ズ<VED.L>、カザキミス<KAZ.L>は2.4─5.3%高。
リオ・ティント<RIO.L>は1.0%高。上期利益が過去最大の落ち込みとなったものの、
予想と概ね一致した。今後の業績については明るい見通しを示した。
スイス政府による同国の銀行大手UBS<UBSN.VX>の株式売却を背景に、銀行株が堅調。
バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・
オブ・スコットランド<RBS.L>、HSBC<HSBA.L>は0.4─3.9%高。
株価バリュエーション上昇に伴い、保険株も買われた。プルーデンシャル<PRU.L>、ス
タンダード・ライフ<SL.L>、RSAインシュアランス<RSA.L>、フレンズ・プロビデント
<FP.L>は2.5─4.5%高。
この日発表の米指標は強弱まちまちの内容となった。米新規失業保険申請件数は前週か
ら予想外に増加した。
一方、8月の米フィラデルフィア地区連銀業況指数は11カ月ぶりにプラスに転じた。
最も楽観的な市場予想を上回り、2007年11月以来の高水準となった。
英指標も強弱まちまちだった。7月の英小売売上高が予想を上回る伸びとなる一方、
7月の公的部門の純借入額は1993年の統計開始以来最大となった。
欧州株式市場は反発。スイスのセメントメーカー、ホルシム<HOLN.VX>の決算内容
を好感し、建設株が上昇した。銀行・商品(コモディティ)株も堅調に推移した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.96ポイント(1.39%)
高の944.94。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は40.79ポイント(1.56%)高
の2663.67。
ルランド・リサーチのストラテジスト、ヘイノ・ルランド氏は「今日の堅調な相場は、
中国市場の大幅反発に加え、ホルシムと(オランダのスーパー大手)アホールド
<AHLN.AS>の予想を上回る決算に一部関連している」と述べた。
上海総合株価指数<.SSEC>は4.5%上昇し、市場心理を押し上げた。
建設株が買われた。ホルシムが5.7%上昇した。欧米政府による景気刺激策が来年の
建設業界の動向を支援されるとの見通しを示した。フランスの公益事業会社バンシ
<SGEF.PA>、フランスのセメント大手ラファージュ<LAFP.PA>、アイルランドの建材大手
CRH<CRH.L>が3.3―4.7%値を上げた。
アホールドは3.9%高。第2・四半期決算で利益が予想を上回った。
銀行株も高い。UBS<UBSN.VX>が4.5%上昇。関係者によると、スイス政府は同行
株を価格レンジの上限で売却した。サンタンデール<SAN.MC>、BNPパリバ<BNPP.PA>も
買われた。
エネルギー株も堅調。米原油先物<CLc1>は1バレル72ドル付近で推移した。BGグル
ープ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>が1.
4―2.5%高。
<ユーロ圏債券> ほぼ横ばい。世界的に株式が堅調となったことで、比較的低リスク
とされる国債を買う動きがやや後退した。
中国株式市場で上海総合株価指数<.SSEC>が4.52%高と、今年2番目の上昇率を記
録した。アナリストは、世界経済の景気後退からの脱却を中国がけん引することを期待し
ている。
債券市場は値動きの荒い展開となった。最新週の米新規失業保険申請件数が予想外に増
加したことを受け、独連邦債先物が値を戻す場面もあった。
バークレイズ・キャピタルのストラテジスト、スリーカラ・コチュゴビンダン氏は「投
資家はリスク回避と買い安心感との間で日々揺れ動いているようだ」と指摘。その上で
「過去1カ月は夏期休暇シーズンの常で出来高が減少した。過去の経験から、出来高が少
ない時期に形成された相場の基調は出来高が戻るとただちに弱まる傾向がある」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は前日の清算値から15ティック安の122.52。終値
比ではほぼ変わらずとなった。前日には一時、4月末以来の高値となる122.74をつ
けていた。1521GMT時点で出来高は51万枚前後にとどまっている。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは2ベーシスポイント(bp)低下し1.306%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りはほぼ変わらずの3.253%となった。
2・10年債利回りは約2bp拡大し195bp。
BNPパリバのストラテジスト、シリル・ブージット氏は「債券利回りが引き続き低下
するには株式の調整が一段と進む必要がある」とし「株式の上昇は行き過ぎで調整は避け
られないと思うが、問題はその時期だ。短期的には独連邦債10年物利回りは3.20─
3.25%のレンジを抜けるのが難しいかもしれないが、年内には3%に接近する可能性
がある」との見方を示した。
独連邦債以外のユーロ圏債券の大半は独連邦債をアウトパフォームした。10年物のイ
タリア固定利付債(BTP)<IT10YT=RR>と独連邦債の利回り格差は前日の85bp前後
から82bpに縮小した。
2009年08月20日
8/19欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
8/19欧州市場ロイターニュース
1250GMT 18日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4113 1.4131
ドル/円<JPY=> 93.860 94.680
ユーロ/円<EURJPY=> 132.48 133.79
19日終値 前営業日終値
株 FT100 4689.67(+ 3.89) 4685.78
クセトラDAX 5231.98(‐18.76) 5250.74
金 現物午後値決め 943.00 935.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.175 (+0.005) 0.366(0.400)
独連邦債2年物 1.333(1.356)
独連邦債10年物(9月限) 122.43 (+0.26) 3.265(3.307)
独連邦債30年物 3.954(3.991)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。中国株価の急落を受けて世界経済をめぐる懸念が強まり、
安全資産とされる両通貨に逃避買いが入っている。
<株式> ロンドン株式市場は小幅続伸。原油価格の上昇を手掛かりに石油株が上昇し
た。一方、HSBC<HSBA.L>が配当落ちとなったことを受け銀行株は売られた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時、中国株式市場で上海総合株価指数<.SSEC>が
大幅安となったことを受け、4625.44に下落した。
原油先物<CLc1>が一時の下げから戻し、71ドル台で推移していることを受け、石油の
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>は0.5─1.3
%高。
個別銘柄ではアウトソーシングのセルコ・グループ<SRP.L>が2.4%高。エボリュー
ション・セキュリティーズが同銘柄の投資判断「バイ」、目標株価500ペンスで開始し
た。
銀行株の下げが目立ち、HSBC、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>、
バークレイズ<BARC.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>が0.5─2%安。
ただ、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は2%高。住宅金融・貯蓄部門のチェル
トナム&グロスター(C&G)の全支店を閉鎖する決定を見直していることを明らかにし
た。
RBSがロイズの投資判断を「バイ」に引き上げたことも支援した。
HSBCのほか、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ<BATS.L>、ハマーソン<HMSO.L>、
ピアソン<PSON.L>、プルーデンシャル<PRU.L>、SABミラー<SAB.L>、スコティッシュ
・アンド・サザン・エナジー<SSE.L>、トムソン・ロイター<TRIL.L>など複数銘柄が配当
落ちとなったことも、相場を圧迫した。
イングランド銀行(英中央銀行)は8月5―6日に開かれた金融政策委員会の議事録を
発表し、資産買い入れ規模を500億ポンド拡大した決定は6対3の賛成多数だったこと
を明らかにした。キング総裁とベスリー委員、マイルズ委員の3人は750億ポンドの拡
大を主張した。
欧州株式市場は反落。アジア株式市場の大幅下落に加え世界経済の回復ペースに対する
懸念を背景にポジション調整の売りが出たほか、軟調な銀行・自動車株が相場を押し下げ
た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.58ポイント(0.28%)安
の931.98。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.72ポイント(0.29%)安の
2622.88。
金融株が安い。スタンダード・チャータード<STAN.L>、HSBC<HSBA.L>、バークレイ
ズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、BNPパリ
バ<BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>が0.5―2.2%下落した。
UBS<UBSN.VX>が1%安。UBSが顧客の脱税をほう助したとして米当局に訴追され
ていた問題で、両者による合意の一部として、スイス政府がUBSが保有する約4450
口座の情報を米当局に提供するとのニュースが報じられた。
自動車株も安い。フォルクスワーゲン(VW)<VOWG.DE>が14%安と下げを主導した。
複数の関係筋によると、前週発表されたポルシェ<PSHG_p.DE>が保有するVW株のカタ
ールへの売却について、カタールはポルシェに対し市場価格の半分以下である1株約80
ユーロを支払った。
ポルシェ株は3.7%上昇した。ポルシェとVWはコメントを控えており、現時点では
カタールからのコメントも得られていない。
ダイムラー<DAIGn.DE>、プジョー<PEUP.PA>、ルノー<RENA.PA>が0.8―2.1%値を
下げた。
一方、堅調な原油価格を背景にエネルギー株は上昇。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・
シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、レプソル<REP.MC>、ス
タトイル・ ハイドロ<STL.OL>が0.2―1.3%上昇した。
<ユーロ圏債券> 上昇。10年債利回りが約3カ月半ぶり水準に低下した。中国株価
の急落を受けて投資家の不安感が強まり欧州株価も軟調となるなか、リスク回避から債券
需要が増加した。
7月の独生産者物価指数(PPI)の前年比の低下率が1949年に統計を開始して以
来最大となったことを受けて、独連邦債が他のユーロ圏債券をアウトパフォーム。利回り
格差が2―4週間ぶり水準に拡大した。
イングランド銀行(英中央銀行)が発表した8月5―6日の金融政策委員会議事録から、
資産買い入れ規模を500億ポンド拡大した決定は全会一致ではなかったことが明らかと
なったことを受け、英国債が独連邦債をアウトパフォームし利回り格差が縮小した。
議事録によると、8月会合ではキング総裁、ベスリー委員、マイルズ委員の3人が
750億ポンドの拡大を主張。500億ポンドの規模拡大は全会一致の決定だったと予想
されていたため、3人が資産買い入れ規模のさらなる拡大を主張して反対票を投じたこと
は、金融市場に驚きを与えた。
ただ、利回り格差の縮小は長続きしなかった。議事録の発表を受け一旦前日の35ベー
シスポイント(bp)から32bpに縮小した後、33bpまで再び拡大した。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は一時4月末以来の高値となる122.74をつけた。清
算値は122.67。1556GMT時点では35ティック高の122.52。
あるトレーダーによると、同限月は119.90―122.50の取引レンジを上抜け
たものの、夏季の薄商いのなか、次の抵抗線である123.10を突破するには至らなか
った。ただ、重要なテクニカル水準である200日移動平均は上抜けた。7月の高値は1
22.49だった。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは4.3bp低下し1.319%。同10年物
<EU10YT=RR>利回りは5.7bp低下し3.244%となった。
2009年08月19日
8/18欧州市場ロイターニュース
8/18欧州市場ロイターニュース
1254GMT 17日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4090 1.4078
ドル/円<JPY=> 94.720 94.480
ユーロ/円<EURJPY=> 133.46 132.93
18日終値 前営業日終値
株 FT100 4685.78(+40.77) 4645.01
クセトラDAX 5250.74(+49.13) 5201.61
金 現物午後値決め 935.00 932.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.165 (‐0.020) 0.400(0.405)
独連邦債2年物 1.356(1.368)
独連邦債10年物(9月限) 122.01 (‐0.23) 3.307(3.299)
独連邦債30年物 3.991(3.986)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが上昇。8月の独ZEW景気期待指数が前月から大幅に改善し、
2006年4月以来の高水準となったことを好感し、対ドル・円で数週間ぶり安値から戻
した。ただ、予想を下回る米住宅着工許可件数や卸売物価指数で米景気回復の勢いをめぐ
る懸念が強まり、リスク選好度が低下したことから、ユーロの上値は抑えられた。
<株式> ロンドン株式市場は反発。前日売られていた銀行・鉱山株がこの日の上昇を
主導した。
7月の英消費者物価指数(CPI)は前月比変わらず、前年比1.8%上昇となった。
市場予想は前月比0.3%低下、前年比1.5%上昇だった。前年比での上昇率は、6月
も1.8%。イングランド銀行(英中央銀行)が目標とする2%を下回っている。
リスク資産の需要が高まる中、銀行株がこの日の上昇分の大半を示した。HSBC
<HSBA.L>は2.8%高。ゴールドマン・サックスが同社の投資判断を「ニュートラル」か
ら「バイ」に、目標株価を820ペンスに引き上げた。
スタンダード・チャータード<STAN.L>も、ゴールドマンの目標株価引き上げを手がかり
に2.1%上昇した。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は1.9%高、ロイヤル・バンク・オブ・スコ
ットランド(RBS)<RBS.L>は2.9%高。
半面、バークレイズ<BARC.L>は0.1%下落した。
鉱山株はエクストラータ<XTA.L>、カザキミス<KAZ.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リ
ソーシズ<ENRC.L>、フレスニロ<FRES.L>が0.4─2.4%高。
リオ・ティント<RIO.L>は1.7%高。2年前に買収したアルキャンの包装材事業を、
包装材大手アムコー<AMC.AX>に約20億米ドルで売却することで合意。同事業売却でリオ・
ティントは債務負担を軽減する。
一方、不動産のブリティッシュ・ランド<BLND.L>は2.7%安。買収観測を受けて最近
上昇していたことから、利食い売りが出た。同社最高経営責任者(CEO)は、買収ター
ゲットとしてのうわさを否定した。
欧州株式市場は反発。原油価格の上昇を手がかりにエネルギー株が買われたほか、
スウェーデンのスウェドバンク<SWEDa.ST>が主導し銀行株が値上がりした。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.60ポイント(1.37%)
高の934.56。予想を下回る7月の米住宅着工・許可件数が一時重しとなったものの、
その後戻して引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は26.81ポイント(1.03%)高
の2630.60。
銀行株がこの日の上昇を主導。HSBC<HSBA.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコット
ランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ<LLOY.L>、UBS<UBSN.VX>、クレディ・スイス<CSGN.
VX>、スタンダード・チャータード<STAN.L>は1.9─3.5%高。
スウェドバンクは12.6%高。前日、不良債権の増加で傷んだバランスシートを修復
するため、150億クローナ(21億ドル)の株主割当増資を実施した。これを受け、複
数の証券会社が投資評価を引き上げた。
リシュリュー・ファイナンスの株式アナリスト、Dang Chicuong氏は「決算シーズンも
終盤に差しかかり、市場の焦点はマクロ経済要因に移行するだろう。相場(上昇)は行き
過ぎ、速過ぎたとのいうのが現在のセンチメントで、短期的に一部利食い売りが出る可能
性がある」と述べた。
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した8月の独景気期待指数は2006年4
月以来の高水準となる56.1に上昇し、前月の39.5から大幅に改善した。ロイター
が調査したエコノミストの予想は45.0だった。
7月の米住宅着工件数は予想外に減少したものの、一戸建て住宅の着工件数は5カ月連
続で増加し、景気は回復に向かっているとの見方を裏付けた。
原油先物<CLc1>が2.5%上昇したことを受け、BP<BP.L>、BGグループ <BG.L>、
タロー・オイル<TLW.L>、レプソル<REP.MC>、トタル<TOTF.PA>、スタトイル・ハイドロ
<STL.OL>は0.5─1.8%高となった。
<ユーロ圏債券> 小動き。株価が世界的に戻すなか独連邦債先物は7日ぶりに下げ、
1カ月ぶり高値から押し戻された。
7月の米住宅着工件数が予想外に減少するなか、米企業決算ではホーム・デポ<HD.N>や
ターゲット<TGT.N>の決算が予想を上回ったことを好感し、米株式市場では買いが優勢と
なった。
ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した8月の独景気期待指数は2006年4
月以来の高水準となる56.1に上昇、前月の39.5から大幅に改善し、序盤の債券相
場を圧迫した。
ノルデアの首席アナリスト、ニルス・フロム氏は「景気回復がV字型なのか、W字型な
のかをめぐり、市場では依然不透明感が根強い。債券相場は依然レンジ取引の傾向がかな
りうかがえるが、リスクとしては確実に上向きと考えられる」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGBLc1>は7ティック安の122.17。全般的に薄商いだった。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは1.4ベーシスポイント(bp)低下し1.346
%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは3.290%とほぼ横ばいだった。
週内に実施される国債入札が比較的少ないことも、過去数日間にわたり相場を支えてい
るとみられている。
2009年08月18日
8/17欧州市場ロイターニュース
8/17欧州市場ロイターニュース
1532GMT 14日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4078 1.4202
ドル/円<JPY=> 94.330 94.910
ユーロ/円<EURJPY=> 132.78 134.79
17日終値 前営業日終値
株 FT100 4645.01(‐ 68.96) 4713.97
クセトラDAX 5201.61(‐107.50) 5309.11
金 現物午後値決め 932.75 953.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.170 (‐0.010) 0.405(0.387)
独連邦債2年物 1.368(1.340)
独連邦債10年物(9月限) 122.10 (+0.21) 3.299(3.327)
独連邦債30年物 3.986(4.009)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが対ドルで2週間ぶり安値をつけた。対円では1カ月ぶり安値付近ま
で下落している。米景気回復をめぐる懸念の高まりや世界株安を受けたリスク回避の動き
が見られる。安全資産として円が幅広く買われている。
<株式> ロンドン株式市場は続落。景気回復ペースをめぐる懸念から世界的に株安と
なる中、大型鉱山・石油・銀行株の下げが目立った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一日としては、7月2日以来の大幅な下落率とな
った。
4─6月期の日本の実質国内総生産(GDP)がプラスとなったものの、事前予測に届
かなかったことや、前営業日に発表された米ミシガン大消費者信頼感指数の予想外の低下
を背景に、欧州・アジア市場は軟調となった。米株式市場もこれに追従した。
金属相場が下落する中、鉱山株に利益確定の売りが出た。カザキミス<KAZ.L>、アント
ファガスタ<ANTO.L>、ロンミン<LMI.L>が3.7─4.2%安。
中国鋼鉄工業協会(CISA)は、豪鉄鉱石生産のフォーテスキュー・メタルズ・グル
ープ<FMG.AX>と2009年下期の鉄鉱石価格について合意したと発表した。BHPビリト
ン<BHP.AX><BLT.L>とリオ・ティント<RIO.AX><RIO.L>がアジアの大手鉄鋼メーカーや中国
の一部メーカーと合意した33%よりも大幅な値下げとなっている。
リオ・ティントはCISAとフォーテスキューの合意について、業界全体の価格を左右
するものではないとの見解を示した。
リオ・ティントは4.7%安。週内に業績を発表する。
アングロ・アメリカン<AAL.L>は5.6%安、エクストラータ<XTA.L>は5.5%安。エ
クストラータによるアングロ・アメリカン買収に関する報道を受けた動き。
フレスニロ<FRES.L>は0.3%安。銀価格の下落を受け、上期利益が14%減となった。
ただ、通年の業績に関しては明るい見通しを維持した。
リスク回避の動きから銀行株が売られた。HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グ
ループ<LLOY.L>、バークレイズ <BARC.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>は
1.9─4.5%安。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は2.7%安。英金融規
制当局が、RBSによるABNアムロ買収をめぐる調査を開始したことを明らかにした。
原油価格が下落する中、石油株も安い。ケアン・エナジー<CNE.L>、BGグループ<BG.L>、
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.5─3.6%安。
欧州株式市場は続落。2週間超ぶりの安値で引けた。これまでの上昇基調が経済データ
に裏付けられていないとの懸念を背景に利益確定の売りが出た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は18.98ポイント(2.02%)
安の921.96と7月29日以来の安値で引けた。この日の下落率は7月2日以降で最
大となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は65.62ポイント(2.46%)安
の2603.79。
銀行株が下げの大半を占めた。サンタンデール<SAN.MC>、バークレイズ<BARC.L>、クレ
ディ・スイス<CSGN.VX>、HSBC<HSBA.L>、UBS<UBSN.VX>、ウニクレディト<CRDI.MI>
が1.9―3.8%下落した。
ラング・アンド・シュワルツのストラテジスト、ジュゼッペグイド・アマト氏は「市場
は経済に先行し過ぎた」と指摘。「一つだけ良いことは金融機関の流動性と過少投資だ。
金融機関が投資を迫られる状況になっている」と述べた。
この日は2つの明るいニュースが発表されたものの、前週14日に発表された8月の米
ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)が予想外に低下したことが尾を引き、相場を圧迫
した。
日本の内閣府が発表した2009年4―6月の実質国内総生産(GDP)がプラス成長
となり、主要7カ国(G7)のうちドイツ・フランスに次いで3番目にリセッション(景
気後退)を脱却した。
また米ニューヨーク連銀が発表した8月のニューヨーク州製造業業況指数は予想を上回
るプラス12.08と、2008年4月以来初めてプラスに転じた。
世界経済をめぐる懸念を背景に、米原油先物<CLc1>が2.5%超下落し1バレル=66
ドルを割り込んだ。金属価格も下落した。
石油株はBP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.AS>、レプソル<REP.MC>、トタ
ル<TOTF.PA>、スタトイルハイドロ<STL.OL>が1―2.5%安となった。
鉱山株もアングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン
<BLT.L>を含め主要株が軒並み値下がりした。
フォルクスワーゲン(VW)<VOWG.DE>が9.9%安。ポルシェ<PSHG_p.DE>は3.1%
上昇した。
<ユーロ圏債券> 続伸。独連邦債先物相場は1カ月ぶり高値をつけた。世界経済の回
復ペースを懸念する見方が広がるなか、リスク選好が低下、安全資産としての債券に買い
が入った。
独連邦債がユーロ圏の高利回り国債をアウトパフォーム、双方の利回り格差は拡大した。
4─6月期の日本の実質国内総生産(GDP)が5四半期ぶりにプラス成長に回復する
一方、米消費者信頼感は全般的にさえない状態で、世界経済のぜい弱さが意識されたとい
う。
野村証券(ロンドン)の欧州金利戦略部長、チャールズ・ディーベル氏は「リスク市場
では上昇はかなり進み、息切れの状態に達しているとみられ、足元、調整局面にあるが、
そのことが債券相場に影響を与えている」と述べた。
1520GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は37ティック高の122.27。
一時122.34と7月13日以来の高値をつけた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは4ベーシスポイント(bp)低下し1.307%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは約5bp低下し3.277%。
8月のニューヨーク州製造業業況指数がプラス12.08と、2008年4月以来初め
てプラスになったことを受け、国債相場は一時的に伸び悩む場面も見られた。
ロイターのデータによると、10年物のイタリア国債<IT10YT=RR>と独連邦債との利回
り格差は85bpと、8月初旬以来の水準に拡大した。
2009年08月14日
8/13欧州市場ロイターニュース
8/13欧州市場ロイターニュース
1303GMT 12日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4307 1.4201
ドル/円<JPY=> 95.740 96.060
ユーロ/円<EURJPY=> 136.90 136.35
13日終値 前営業日終値
株 FT100 4755.46(+38.70) 4716.76
クセトラDAX 5401.11(+51.02) 5350.09
金 現物午後値決め 953.50 947.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.170 (+0.025) 0.392(0.385)
独連邦債2年物 1.391(1.457)
独連邦債10年物(9月限) 121.05 (+0.40) 3.417(3.460)
独連邦債30年物 4.075(4.091)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対ユーロで下落、ユーロ/ドルが上昇し、1週間ぶり高値をつけてい
る。ドイツとフランスの第2・四半期国内総生産(GDP)が予想外のプラス成長となっ
たことが背景。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し10カ月ぶり高値で引けた。第2・四半期の独・
仏国内総生産(GDP)が予想外のプラス成長となり景気回復期待が強まるなか、鉱山株
を中心に買いが入った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースで2008年10月6日以来の高値と
なった。日中の高値は4789.98。
主要鉱山株はすべてプラス圏で引けた。需要をめぐる期待が強まり金属価格がしっかり
で推移した。アントファガスタ<ANTO.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
<ENRC.L>、カザキミス<KAZ.L>、エクストラータ<XTA.L>が4.6―6%高となった。
この日発表されたドイツとフランスの第2・四半期GDP(速報値)伸び率はともに前
期比プラス0.3%となった。ロイターがまとめた市場予想はいずれも前期比マイナス
0.3%だった。
欧州連合(EU)統計局が発表した第2・四半期のユーロ圏域内総生産伸び率(速報値)
も、前期比マイナス0.1%・前年比マイナス4.6%となり、第1・四半期の前期比マ
イナス2.5%、前年比マイナス4.9%から改善した。
銀行株は好調だった。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイヤル・バンク・
オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が
1.7―2.8高となった。
保険株も高い。プルーデンシャル<PRU.L>が10.7%高と急伸した。上半期が減益と
なったものの、予想より小幅な減少となり、中間配当を引き上げた。
アヴィヴァ<AV.L>、リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、オールド・ミュー チュ
アル<OML.L>、スタンダード・ライフ<SL.L>は0.4―4.4%上昇した。
リスク選好が広がり、ディフェンシブ銘柄はさえなかった。医薬品株のアストラぜネカ
<AZN.L>が0.1%、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>が1.9%それぞれ下落した。
石油メジャーも弱かった。前日上昇していたことから利食い売りが出た。BGグループ
<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が0.3―1.1%安。
公益事業株も売り優勢となり、セントリカ<CNA.L>が1.6%安、ユナイテッド・ユー
ティリティーズ<UU.L>が1.7%安となった。
欧州株式市場は続伸。フランス・ドイツ両国の第2・四半期国内総生産(GDP)
が前期比ベースで予想外のプラス成長となったことが支援材料となった。ただ、さえない
米指標を受け上げ幅を縮小した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.52ポイント(0.69%)
高の948.58。ザラ場で9カ月ぶり高値となる956.10をつける場面もあった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は17.53ポイント(0.65%)高
の2705.74。
金融株の上げが目立った。スイスのUBS<UBSN.VX>は5.4%高。米国人顧客の課税
逃れを助けたとして米政府が情報開示を求めていた問題で、同社と米・スイス政府の3者
が前日、和解に合意した。
クレディ・スイス<CSGN.VX>、HSBC<HSBA.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、
ウニクレディト<CRDI.MI>は2.5─3.1%高となった。
英保険プルーデンシャル<PRU.L>は10.7%と急伸。上期は減益となったものの、減
少幅が予想を下回った。また、中間配当を引き上げた。
7月の米小売売上高は前月比0.1%減と予想外に減少。8日までの週の米新規失業保
険申請件数は55万8000件と予想外に増加した。
リーガル・アンド・ゼネラル・インベストメント・マネジメントの株式ストラテジスト、
ジョージーナ・テイラー氏は「市場は(マイナスの)データにも目を向けるようになって
いる。一段の下げを見込むこともできたが、今が底だとの見方が根強い」と述べた。
ドイツとフランスの第2・四半期GDP(速報値)伸び率はいずれも前期比プラス
0.3%となり、両国とも予想より早く景気後退を脱却した。
銅価格が10カ月超ぶりの水準に上昇したことを背景に、鉱山株も高い。アングロ・ア
メリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、リオ・ティント
<RIO.L>は2.2─4.2%値上がりした。
<ユーロ圏債券> ・債券市場は続伸。予想外に悪化した米指標を受け、比較的低リス
クとされる債券への資金シフトが見られ、相場は切り返した。
7月の米小売売上高は前月比0.1%減と予想外に減少。また、8日までの週の米新規
失業保険申請件数は55万8000件と予想外に増加したことで、景気回復のスピードを
めぐる懸念が再び広がった。
ノルディアのチーフアナリスト、ニールズ・フロム氏は「これまで見られたグリーンシ
ューツ(若芽)を裏付ける実際の最終需要がないようだ」と指摘。「市場はまだ非常に神
経質で、若芽やV字型回復を確信してよいのか、それとも二番底に陥るのか決めかねてい
る。きょうの指標はどちらかと言うと後者を支持する内容だった」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGBLc1>清算値は21ティック高の120.86。一時
120.13まで下落したが、結局、抵抗線の120.81を上抜けた。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは約3ベーシスポイント(bp)低下し
3.431%。同2年物<EU2YT=RR>利回りは4bp低下し1.411%。
2・10年物の利回り格差は月初来の高水準である207bpに拡大した。
ドイツ・フランス両国の第2・四半期国内総生産(GDP)は前期比ベースで予想外の
プラス成長となった。これを受け、欧州中央銀行(ECB)が従来予想より早期に利上げ
に踏み切るとの観測が高まり、独連邦債は午前の大半をマイナス圏で推移していた。
第2・四半期の独・仏GDP(速報値)伸び率はともに前期比プラス0.3%となった。
ロイターがまとめた市場予想はいずれも同マイナス0.3%だった。
第2・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)伸び率速報値は、前期比マイナス0.1
%となった。
RIAキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は「き
ょうの指標はフランスとドイツが景気後退から脱したことを確認する内容で、ユーロ圏経
済は底打ちが近いことを示した。ECBは9月の理事会で成長予想を引き上げるだろう」
とし、ECBは市場が従来予想していたより早めに金利を引き上げる公算が大きい述べた。
イタリアの5年債入札ではしっかりした需要が見られた。
2009年08月13日
8/12欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
8/12欧州市場ロイターニュース
1245GMT 11日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4155 1.4145
ドル/円<JPY=> 95.790 95.940
ユーロ/円<EURJPY=> 135.58 135.70
12日終値 前営業日終値
株 FT100 4716.76(+45.42) 4671.34
クセトラDAX 5350.09(+64.28) 5285.81
金 現物午後値決め 947.25 942.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.150 (+0.020) 0.385(0.388)
独連邦債2年物 1.457(1.495)
独連邦債10年物(9月限) 120.62 (+0.13) 3.460(3.480)
独連邦債30年物 4.091(4.096)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対ユーロで下落、1週間半ぶり高値から押し戻され、対円でも値下が
りしている。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に警戒感が根強い。
<株式> ロンドン株式市場は反発し1%近く上昇した。この日英国市場引け後に米連
邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表を控え、連邦準備理事会(FRB)の経済見通
しに対する期待感が広がるなか、石油・鉱山・銀行主要株を中心に買いが入った。
銀行株が上げを主導。一時下落したものの上げに転じた。銀行セクターの増資をめぐる
不安よりも、この日イングランド銀行(英中央銀行)が発表した四半期インフレ報告で落
ち着いた内容のインフレ見通しが示されたことを材料視した。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダード・チャー
タード(スタンチャート)銀行<STAN.L>、バークレイズ<BARC.L>が0.2―5.4%上昇
した。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は6.5%高。資産運用子会社のインサイト・
インベストメントの大部分をニューヨークメロン銀行<BK.N>に2億3500万ポンドで売
却する方針を示した。
原油価格<CLc1>が1バレル=70ドルを上回るなか、石油株が好調だった。BGグルー
プ<BG.L>が4.9%高。INGの投資判断引き上げにも支援された。
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が1.5%高。タロー・オイル<TLW.L>は2.5%、
ケアン・エナジー<CNE.L>も2.1%それぞれ上昇した。
銅などの金属価格上昇を背景に鉱山株が買われた。アントファガスタ<ANTO.L>が1.5
%高、ロンミン<LMI.L>が3.1%高。
BHPビリトン<BLT.L>も1.8%上昇。1─6月期決算が51%の減益となったもの
の市場予想を上回り、商品(コモディティ)需要について慎重ながらも楽観的な見通しを
示した。
欧州株式市場は反発。ドイツのエネルギー大手エーオン<EONGn.DE>の好決算を背景
に公益株が上昇したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定発表を控え銀行
株が買われた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.84ポイント(1.06%)高
の942.06。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は37.27ポイント(1.41%)高
の2688.21。
エーオンは5.4%高。上期決算で予想を上回る利益を計上したほか、エネルギー需要
が安定化しつつある兆候があるとの見方を示し、2009年の業績見通しを引き上げた。
DJStoxx欧州公益株指数<.SX6P>は2.6%上昇。GDFスエズ<GSZ.PA>、セン
トリカ<CNA.L>、RWE<RWEG.DE>、セバーン・トレント<SVT.L>が1―4.3%値を上げ
た。
FOMCの政策決定の発表を控え銀行株も堅調。DJユーロSTOXX欧州銀行株指数
<.SX7P>は1.3%上昇した。バークレイズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコッ
トランド(RBS)<RBS.L>、BNPパリバ<BNPP.PA>やナティクシス<CNAT.PA>などが
2.1─5.4%高。
UBS<UBSN.VX>は3.1%高。米国人顧客の脱税を助けたとして、米政府から情報開
示を求められていた問題で、UBSが米当局と和解に達したとのニュースを好感した。
<ユーロ圏債券> 上昇。欧米の株式は堅調となったものの、独連邦債10年物の入札
でしっかりした需要が見られたことを好感した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は政策金利を据え置くと広く予想されており、この
日発表される声明で国債買い入れプログラムや経済見通しの変更が示されるか投資家は注
目している。
FOMCの声明発表を控えた警戒感も安全資産とされる国債が買われた要因となった。
独連邦債が前週、他のユーロ圏国債を大幅にアンダーパフォームしていたことは、10
年物入札でのおう盛な需要につながった。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は18ティック高の120.67。
一時120.99まで上昇したが、結局、テクニカル面での抵抗線である120.81
は下回った。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは2.6ベーシスポイント(bp)低下し1.464
%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは約2bp低下し3.457%。
2・10年物の利回り格差は3bp拡大した。
10年物のギリシャ国債と独連邦債との利回り格差は最大120bpと約1週間ぶりの
水準までワイド化した。
10年物のポルトガル国債と独連邦債との利回り格差も前日終盤の56bpから59b
pに拡大した。
英国債は英インフレ報告を受けて上昇。10年物の独連邦債との利回り格差は2bp縮
小し33bp前後となった。
2009年08月12日
8/11欧州市場ロイターニュース
8/11欧州市場ロイターニュース
1242GMT 10日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4152 1.4144
ドル/円<JPY=> 96.550 97.110
ユーロ/円<EURJPY=> 136.65 137.22
11日終値 前営業日終値
株 FT100 4671.34(‐ 50.86) 4722.20
クセトラDAX 5285.81(‐132.31) 5418.12
金 現物午後値決め 942.75 945.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.135 (+0.010) 0.388(0.391)
独連邦債2年物 1.495(1.543)
独連邦債10年物(9月限) 120.48 (+0.13) 3.480(3.464)
独連邦債30年物 4.096(4.075)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨バスケットに対し下落。投資家は、12日の米連邦公開市場
委員会(FOMC)声明や、堅調な米指標がドルの上昇を支援していくか見極めようとし
ている。
<株式> ロンドン株式市場は銀行・鉱山・石油株などが売られ続落。一方、決算が好
感された英電力会社インターナショナル・パワー<IPR.L>などディフェンシブ銘柄が物色
された。
ETXキャピタルのシニアトレーダー、ミック・ミルズ氏は「銀行と鉱山株の下げが最
もきつかった。あすのイングランド銀行(英中央銀行)のインフレ報告と米連邦公開市場
委員会(FOMC)の金融政策の発表を前に投資家の間で慎重なムードが広がり、一部利
益確定の売りが出た」と述べた。
銀行株ではロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が7.1%安と下げが目立った。数
十億ドル規模の株主割当増資をめぐる報道が引き続き圧迫している。
このほかロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、バークレイズ
<BARC.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、HSBC<HSBA.L>が0.6─5.5%
安となった。
生命保険のフレンズ・プロビデント<FP.L>は2.7%安。英資産家クライブ・カウデリ
ー氏率いる投資会社レゾリューション<RSL.L>が同社を18億6000万ポンドで買収す
ることで合意した。レゾリューションは7.6%安。
原油や銅など商品価格の下落を受けて鉱山・石油株が売られた。カザキミス<KAZ.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、エクストラータ<XTA.L>、
アングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>、リオ・ティント<RIO.L>が
1.6─6.0%下落した。
石油関連株ではBP<BP.L>、BGグループ<BG.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>が0.2
─2.3%値を下げた。ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.8%上昇し逆行高とな
った。
インターナショナル・パワーは7.3%高。上半期の決算が12%の増益となった。
欧州株式市場は続落。失望を誘う内容の米指標が圧迫した。金融・資源株の下げが目立
った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は12.42ポイント(1.31%)
安の932.22。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は42.67ポイント(1.58%)安
の2650.94。
ルランド・リサーチのストラテジスト、ヘイノ・ルランド氏は「市場はマクロ経済指標
を嫌気した。米労働生産性・労働コストは、景気回復をけん引するはずの消費者に大きな
制約がかかっていることを示しており、厄介だ」と指摘。「企業は全般的にコストを削減
しており、それは最終需要が十分に強くならない可能性を意味する」と述べた。
米労働省が11日発表した第2・四半期非農業部門労働生産性・労働コスト速報値は、
企業がコスト削減を進めるなか、生産性の伸びが6年ぶりの大幅な上昇となった。一方、
単位労働コストの伸びは前期比マイナス5.8%と、2000年第2・四半期以来の大幅
な落ち込みとなった。
6月の米卸売在庫が前月比1.7%減と10カ月連続で減少したことも投資家を落胆さ
せた。
銀行株ではフランスのナティクシス<CNAT.PA>が17.5%安。親会社BCPE銀行が
ナティクシスの上場廃止を計画していないことが規制機関への届出文書で明らかになった。
HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、バークレイズ<BARC.L>、
ドイツ銀行<DBKGn.DE>は2.1─7.1%値下がりした。
保険株も安い。フレンズ・プロビデント<FP.L>は2.7%安。上半期の業績が予想以上
に落ち込んだ。レゾリューションによる18億6000万ポンドでの買収案に合意した後
は、一時買いが優勢となっていた。
原油価格<CLc1>が2.1%、銅価格<MCU3=LX>が0.8%それぞれ下落したことを受け
て、資源株も連れ安となった。
BGグループ<BG.L>は2.3%、リオ・ティント<RIO.L>は1.6%、BHPビリトン
<BLT.L>は1.5%、それぞれ値を下げた。
<ユーロ圏債券> 短期債が上昇。株価下落で債券への逃避買いが膨らんだ。一方、
長期債は独連邦債入札を控えた需給悪化懸念に圧迫された。
この日は株価が軟調だった。12日に米連邦公開市場委員会(FOMC)による声明の
発表を控えて慎重姿勢が広がったほか、米金融サービスのCITグループ<CIT.N>が連邦
破産法の適用申請を行う可能性を示唆したことを受け、金融株に売りが出た。
CITグループは11日、規制当局に対する第2・四半期決算報告を延期すると発表し
た。また債券公開買い付けが完了しない場合や、資金面でほかの調整がつかなかった場合
は連邦破産法の適用申請を行う可能性を示唆した。
コメルツ銀行のストラテジスト、デービッド・シュナウツ氏は「(債券に対する)テク
ニカル面から見た短期見通しの改善に、株式をはじめとするリスク資産への需要低下が重
なって債券相場を支援している」と語った。
債券利回りはイールドカーブ全般にわたり総じて低下した。独連邦債2年物<EU2YT=RR>
利回りはほぼ7ベーシスポイント(bp)低下し1.482%。同5年物<EU5YT=RR>利回
りは4bp低下し2.639%となった。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは1bp上昇し3.480%。2・10年物の利
回り格差は一時、201bp前後に拡大した。
独連邦債先物9月限<FGBLc1>は14ティック高の120.49。一時120.77まで
上昇した。
ドイツ政府は12日に60億ユーロの2019年償還国債の入札(リオープン)を実施
する。入札を前に、独連邦債は一時、他のユーロ圏国債をアンダーパフォームした。
イタリアの固定利付債(BTP)10年物と独連邦債10年物の利回り格差は63bp
まで縮小した。これは、9月半ばのリーマン・ブラザーズ破たん前の9月4日以来の水準。
終盤は72bpまで拡大した。
2009年08月11日
8/10欧州市場ロイターニュース
8/10欧州市場ロイターニュース
1235GMT 7日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4171 1.4185
ドル/円<JPY=> 97.140 97.550
ユーロ/円<EURJPY=> 137.72 138.37
10日終値 前営業日終値
株 FT100 4722.20(‐ 9.36) 4731.56
クセトラDAX 5418.12(‐40.84) 5458.96
金 現物午後値決め 945.00 956.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.125 (+0.000) 0.391(0.395)
独連邦債2年物 1.543(1.608)
独連邦債10年物(9月限) 120.57 (+0.31) 3.464(3.513)
独連邦債30年物 4.075(4.129)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルがユーロや主要通貨バスケットに対し下落。底堅い米雇用統計を受けた
前週のドルの上昇が、行き過ぎかつ速過ぎた可能性があるとの見方が広がっている。
11・12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目されている。
<株式> ロンドン株式市場は小幅反落。企業の業績発表がピ ークを過ぎ方向感を欠
く展開となるなか、上昇していた銀行・鉱山株に利食い売りが出た。
企業の好決算やマクロ経済指標の改善を背景にFT100指数は過去数週間堅調だっ
た。
7日には7月米雇用統計・非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことに
支援され10カ月ぶり高値で引けた。月初からは2.5%高、3月につけた過去最安値か
らは36%上昇している。
スプレデックスのシニアトレーダー、リチャード・グリフィス氏は「前週上昇した後の
一服商状だ。7日の勢いを維持できるか様子見となっている」と述べた。
鉱山株ではアングロ・アメリカン<AAL.L>、フレスニロ<FRES.L>、BHPビリトン
<BLT.L>、カザキミス<KAZ.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
<ENRC.L>が2─4%安。
リオ・ティント<RIO.L>は3.2%安。中国国家機密保護局が、6年間にわたり産業ス
パイ行為を働いていると同社を非難した。
エクストラータ<XTA.L>は3.1%安。南米の鉱山プロジェクトの大半の売却につなが
る可能性がある交渉に入っていることを9日明らかにした。
銀行株ではロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が3.6%
安。7日に発表した上期決算で最終赤字が拡大した。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は4%安。追加株主割当増資の可能性を指摘す
る、サンデータイムズ紙による報道を嫌気した。
バークレイズ<BARC.L>も1.8%安。
一方、スタンダード・チャータード<STAN.L>は0.6%、HSBC<HSBA.L>は0.3
%、それぞれ上昇した。
欧州株式市場は反落。中国当局に産業スパイ容疑を指摘された英豪資源大手リオ・
ティント<RIO.L>が売られたほか、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)<VOWG.DE>など自
動車株が軟調な展開となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.74ポイント(0.60%)安
の944.64。出来高は過去90営業日の平均の約69%となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は12.61ポイント(0.47%)安
の2693.61。 鉱山株が売られ相場を押し下げた。
リオ・ティントは3.2%安。エクストラータ<XTA.L>、BHPビリトン<BLT.L>なども
値を下げた。
自動車株ではVWが7.5%下落。HSBCが同社の投資判断を「ニュートラル」から
「アンダーウエイト」に引き下げたほか、目標株価も下方修正した。
ダイムラー<DAIGn.DE>も3.7%安。モルガン・スタンレーが投資判断を「オーバーウ
エイト」から「アンダーウエイト」に引き下げた。
銀行株もおおむね軟調となった。BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール銀<SAN.MC>、
ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>が値を下げた。
一方、ベルギーの銀行保険大手KBC<KBC.BR>は13%超上昇した。第2・四半期決算
が黒字転換したほか、証券会社の強気なコメントが支援した。
保険株には買いが入った。英生保フレンズ・プロビデント<FP.L>が7%高。レゾリュー
ションが提示した修正買収案をめぐる協議で合意に達したと述べた。
英プルーデンシャル<PRU.L>、スタンダード・ライフ<SL.L>、オールド・ミューチュアル
<OML.L>、スイスライフ<SLHN.VX>も0.6─3%上昇した。
<ユーロ圏債券> 小幅高。前週7日に9カ 月ぶり高値をつけていた欧州株価が、この
日は利益確定の売りを背景に下落した。
ドイツ政府が予算案を公表し、2010年に3288億ユーロの国債発行を計画してい
ることを明らかにするなか、独連邦債の清算値は底堅さをみせた。ドイツ政府の国債発行
総額は一部市場関係者の予想を上回った。
ユーロ圏国債は安値を拾う動きにも支援された。独連邦債先物は7日、米労働市場の予
想以上の改善状況を示す米雇用統計を受けて、4カ月ぶりの大幅な下落となっていた。
独連邦債以外のユーロ圏債券が独連邦債をアウトパフォームした。アイルランド国債
10年物と独連邦債10年物の利回り格差は前年12月以来の水準に縮小した。
オーストリア国債10年物と独連邦債10年物の利回り格差も、米リーマン・ブラザー
ズ破たん前の前年9月5日以来の水準に縮小した。
カリヨンの債券戦略部門責任者、デービッド・キーブル氏は「ドイツ政府の国債発行計
画は、特に1―4年債の発行額が多額だ」と述べ、同発行額の約半分にあたる685億ユ
ーロ程度が2年債にあてられるとの見方を示した。
あるトレーダーは、短期割引国債(Bubills)の発行額の一部が同国債よりも償還期間
の長い2年債(Schatz)に移行することが、今後のユーロ圏金利上昇の点で重要になって
くると指摘。政府が回避したいのは、金利が上昇するなかでの定期発行であり、このよう
な理由から、より償還期間の長い債券で投資家の動きを封じる可能性があるとの見方を示
した。
1606GMT時点で、独連邦債先物<FGBLc1>9月限は21ティック高の120.47。
一時120.55の高値をつけた。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは前営業日終盤時点から約4ベーシスポイント
(bp)低下し3.48%。同2年物<EU2YT=RR>利回りは6bp低下し、1.548%。
このような動きを背景に、2・10年物の利回り格差は前営業日の192bpから
194bpに若干拡大した。
向こう2週間で120億ユーロ程度のユーロ圏国債の発行が見込まれるなか、需給悪化
懸念が上値を抑えた。
米国債市場でも今週750億ドルの四半期入札が行われる予定。ドイツ政府は12日に
60億ユーロの10年債入札を実施する。
2009年08月10日
8/7欧州市場ロイターニュース
8/7欧州市場ロイターニュース
1508GMT 6日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4213 1.4346
ドル/円<JPY=> 97.430 95.440
ユーロ/円<EURJPY=> 138.49 136.88
7日終値 前営業日終値
株 FT100 4731.56(+41.03) 4690.53
クセトラDAX 5458.96(+88.98) 5369.98
金 現物午後値決め 956.00 964.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (‐0.015) 0.395(0.421)
独連邦債2年物 1.608(1.495)
独連邦債10年物(9月限) 120.14 (‐1.29) 3.513(3.387)
独連邦債30年物 4.129(4.034)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが全般的に上昇。底堅い7月の米雇用統計は、米経済が上向き始めてい
ることを示す新たな手がかりとなった。
ドル/円は米雇用統計を受けて、6月半ば以来の高値をつけた。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し、10カ月ぶりの高値で引けた。この日発表され
た7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことを背景に、
経済が回復に向かっているとの楽観的な見方が強まった。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値ベースで2008年10月7日以来の高水準
となった。また一時、4743.62に上昇し、ザラ場の年初来最高値を更新した。
週足では2.7%高。週間ベースで4週連続の上昇となった。
米労働省が発表した7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が24万7000人減とな
り、ロイターがまとめたアナリスト予想の32万人減を大きく下回った。
石油株が上昇し相場を支援した。米原油先物<CLc1>は一時1バレル=72ドルを上回
り、6週間ぶりの高値をつけた。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が1―2.1%
上昇した。
レッドメイン・ベントレーのポートフォリオサービス部門を統括するティム・ホワイト
ヘッド氏は、今回の非農業部門雇用者数が相場の押し上げ材料となったとした上で、勢い
が減速するにつれ向こう数週間にかけて一部利食い売りが見られる可能性を指摘した。
銀行株の一角に売りが出た。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>が12.1%と急落。上期決算で10億ポンドの損失を計上したほか、「低調な」
業績が続くとの見通しを示した。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>も2.6%下落。一方、HSBC<HSBA.L>、ス
タンダード・チャータード銀行(スタンチャート)<STAN.L>、バークレイズ<BARC.L>は
0.7―3.1%値を上げた。
鉱山株は軟調。ユーラシアン・ ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、アン
グロ・アメリカン<AAL.L>、リオ・ティント<RIO.L>、ロンミン<LMI.L>、エクストラータ
<XTA.L>が0.7―3.5%下落した。
欧州株式市場は続伸。指数は約9カ月ぶり高値で引けた。一時下落する場面もみられた
ものの、底堅い7月米雇用統計を受けて買いが戻った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は11.89ポイント(1.27%)
高の950.38。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は44.21ポイント(1.66%)高
の2706.22。
ディフェンシブ株の一角として朝方から堅調だった通信株が引けにかけて一段高の展開。
フランス・テレコム<FTE.PA>は3.6%上昇した。JPモルガンが投資判断を「ニュート
ラル」から「オーバーウエート」に引き上げたことを好感した。テレフォニカ<TEF.MC>
やドイツ・テレコム<DTEGn.DE>なども高い。
BGCパートナーズ(ロンドン)のシニア・パートナー、デビッド・ブイク氏は「米雇
用統計が非常に心地よいサプライズとなり相場を押し上げた」と指摘した。ただ今回の統
計でドルが上昇し、反対に原油が値下がりすることになれば、来週の相場は調整を迎える
可能性もあるとした。
朝方相場を大きく圧迫していた金融株は、引けにかけておおむね上昇に転じた。BNP
パリバ<BNPP.PA>、サンタンデール銀<SAN.MC>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、ドイツ
銀行<DBKGn.DE>が2.1─3.3%高。
原油価格が0.4%安で推移する一方、エネルギー株はおおむね堅調。レプソル
<REP.MC>やスタトイルハイドロ<STL.OL>などが高い。
<ユーロ圏債券> 急落。独連邦債先物9月限<FGLBc1>の一日の下げ幅は過去4カ月間
で最大となった。7月の米雇用統計で雇用者数の減少幅が予想を大幅に下回ったことを受
けて、投資家のリスク選好が強まった。
7月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が24万7000人減とアナリスト予想の減少
幅を大きく下回り、2008年8月以来の低水準となった。失業率も9.4%と前月の
9.5%から若干改善、失業率の前月比低下は08年4月以来となる。
RIA(エディンバラ)のストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は「労働市場
の改善が示されたことで、リスク市場に対する援護射撃となる半面、欧州債券市場にとっ
ては圧迫材料となった」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>は一時120.10と7月28日以来の安値をつけ、その
後前日比117ティック安の120.26で引けた。1日の下落幅は過去4カ月間で最大。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは1.618%と7週間ぶり高水準。同10年物
<EU10YT=RR>利回りは3.518%と2週間ぶり高水準。
EURIBOR金利先物<0#FEI:>は軒並み急上昇し、2010年3月限は約13ベーシ
スポイント(bp)高の1.38%。
2・10年物利回り格差はややフラット化し191bp。
2009年08月07日
8/6欧州市場ロイターニュース
8/6欧州市場ロイターニュース
1321GMT 5日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4386 1.4409
ドル/円<JPY=> 95.630 94.910
ユーロ/円<EURJPY=> 137.57 136.74
6日終値 前営業日終値
株 FT100 4690.53(+43.40) 4647.13
クセトラDAX 5369.98(+16.97) 5353.01
金 現物午後値決め 964.00 960.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.140 (+0.005) 0.421(0.442)
独連邦債2年物 1.495(1.454)
独連邦債10年物(9月限) 121.25 (‐0.42) 3.387(3.352)
独連邦債30年物 4.034(4.008)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対円で上昇。米新規失業保険申請件数が大幅に減少し、労働市場や
景気が安定化してきているとの見方を支えた。
英中銀による量的緩和措置の拡大決定を受け、ポンドは下落。
<株式> ロンドン株式市場は反発。イングランド銀行(英中央銀行)がこの日、資産
買い入れプログラムの枠を予想を上回る規模に拡大したことを背景に銀行株が上昇し、
相場を押し上げた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時4729.58まで上昇し、ザラ場の年初来
高値を更新した。
英中銀は、資産買い入れプログラムの枠を現行の1250億ポンドから1750億ポン
ドに拡大すると発表。政策金利は過去最低の0.5%に据え置いた。
米株市場が全体的な不安感とリスク回避の動きを背景に下落に転じると相場は上昇幅を
縮小した。
ハーグリーブズ・ランズダウンの英株式部門代表のリチャード・ハンター氏は「過去3
―4週間にわたって非常に堅調な地合いが続いたことで、一部投資家はバリュエーション
の根拠について若干神経質になり始めている」と述べた。
銀行株が上げを主導。今週これまでに発表された明るい決算内容も支援した。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が12%超と急伸。ロイヤル・バンク・オブ・
スコットランド(RBS)<RBS.L>も10%近く上昇した。バークレイズ<BARC.L>は
5.2%、HSBC<HSBA.L>は5.4%それぞれ値上がりした。
一方、鉱山株には売りが出た。経済回復の状況は価格ほど強くないとの見方が浮上する
なか、金属価格が下落した。
アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、
ユーラシアン・ ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、カザキミス<KAZ.L>が
1.1―3.8%下落した。
石油株も軟調。需給悪化懸念を背景に米原油先物<CLc1>が1ドル近く下落し、1バレル
=71ドル付近となった。
BGグループ<BG.L>は0.1%、BP<BP.L>は1%それぞれ値を下げた。
欧州株式市場は反発。過去19営業日中、上昇は14回目。企業の好決算や経済指標を
手掛かりに銀行・食品株を中心に買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.02ポイント(0.43%)高
の938.49。日中のレンジは934.29─946.31だった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は18.88ポイント(0.71%)高
の2662.01。
銀行株ではHSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・グループ
<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、BNPパリバ
<BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>が2.7─12.3%高。
英銀行株は、イングランド銀行(英中銀)が資産買い入れ枠を予想を上回る1750億
ポンドに拡大したことにも支援された。
独コメルツ銀行は<CBKG.DE>は0.6%安。第2・四半期に営業赤字を計上した。金融
投資・トレーディング関連損失の評価損については、2008年にピークアウトしたもよ
うとしたものの、峠を越したとは言明しなかった。
米新規失業保険週間申請件数(8月1日終了週)は大幅減少して市場予想を下回り、労
働市場と経済が安定してきているとの見方が強まった。
欧州中央銀行(ECB)理事会は政策金利を1%に据え置くことを決定するとともに、
ユーロ圏経済は年内、弱い状態が続く見込みだが収縮ペースは減速しつつあるとの認識を
示したが、市場は反応薄だった。
IGインデックスの市場チーフストラテジスト、デビッド・ジョーンズ氏は「午後序盤
につけた高値からは下落したものの、全般的なセンチメントは依然明るい。7日に発表さ
れる米雇用統計の受け止められ方次第で向こう数週間のムードが決まるだろう」と述べた。
英・オランダ系食品・日用品大手ユニリーバ<ULVR.L><UNc.AS>は5.4%高。第2・四
半期決算が実質で4.1%の増収となり、市場予想を上回った。
テート&ライル<TATE.L>は1.7%、ネスレ<NESN.VX>は1.3%、キャドバリー
<CBRY.L>は0.7%、それぞれ値上がりした。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債2年物利回りは一時6週間ぶり高水準をつけた。
市場はイングランド銀行(英中銀)の資産買い入れ枠拡大規模を好感して一時堅調となっ
たものの、その後、欧州中央銀行(ECB)理事会後のトリシェ総裁発言に圧迫された。
英中銀は政策金利を0.5%に、ECBは1%にそれぞれ据え置いた。据え置きは予想
通り。
ただ、英中銀は資産買い入れプログラムの枠を現行の1250億ポンドから1750億
ポンドに拡大した。500億ポンドの拡大幅は市場予想を上回っていたことから英国債が
買われ、それまで軟調だった独連邦債も一時連れ高となった。
しかし、米新規失業保険週間申請件数(8月1日終了週)が大幅減少し予想を下回った
ことに圧迫され、独連邦債は値を消した。さらに、トリシェECB総裁発言を受けて一段
安となった。
トリシェ総裁は、景気後退は峠を越えつつあり、インフレ率は下半期にプラスとなると
の見方を示した。債券投資家はこれを嫌気したが、一部アナリストはこの反応に驚きを示
した。
カバードボンド買い入れについて総裁は、600億ユーロの規模を縮小するつもりはな
いと述べた。
野村証券の債券ストラテジスト、ショーン・マロニー氏はECB総裁発言について「金
利は長期にわたり据え置かれるとの市場の見方を変えるような内容は見つからなかった」
と述べた。
1528GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は29ティック安の121.38。
清算値は121.43。トリシェ総裁発言前は121.53だった。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは横ばいの1.47%。一時、6月下旬以来の高水準
である1.517%をつけた。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは2.5ベーシスポイント(bp)上昇し3.372%。
同30年物<EU30YT=RR>利回りは2.3bp低下し4.02%となった。
2・10年物利回り格差は一時188bpに縮小したが、結局192bpと過去7週間
で最もフラット化した。
英国債は独連邦債をアウトパフォームした。10年物の利回り格差<EU10YT=RR>
<GB10YT=RR>は前日の約50bpから35bpに縮小。一時は20bpと約2カ月ぶりの
水準にタイト化した。
2009年08月06日
8/5欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
8/5欧州市場ロイターニュース
1254GMT 4日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4395 1.4399
ドル/円<JPY=> 95.310 95.260
ユーロ/円<EURJPY=> 137.19 137.13
5日終値 前営業日終値
株 FT100 4647.13(‐24.24) 4671.37
クセトラDAX 5353.01(‐64.01) 5417.02
金 現物午後値決め 960.50 960.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.125 (‐0.030) 0.442(0.432)
独連邦債2年物 1.454(1.434)
独連邦債10年物(9月限) 121.56 (‐0.03) 3.352(3.355)
独連邦債30年物 4.008(4.043)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが円に対して小幅下落する一方、対ユーロではわずかに上昇している。
7月のADP全米雇用報告で民間部門雇用者数が37万1000人減と、予想以上に減少
したことが背景。
<株式> ロンドン株式市場は続落。石油・鉱山株が下落し相場を押し下げた。米経済
指標が予想よりも弱い内容となったことを受けて米株式市場が軟調な展開となった。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)は前月の
47.0から46.4に低下し、エコノミストの予想中央値48.0を下回った。
また、企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)
子会社などが集計した7月のADP全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は
37万1000人減少した。
エネルギー株が軟調。原油需要が後退する中、米原油先物<CLc1>が1バレル=70ドル
を下回った。
BP<BP.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>が1―1.9%下落し
た。それぞれ配当落ちとなったBGグループ<BG.L>は3.6%、ロイヤル・ダッチ・シェ
ル<RDSa.L>は3.9%値を下げた。
鉱山株にも売りが出た。米国のデータを背景に金属価格が圧迫された。
産金ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>、BHPビリトン<BLT.L>、リオ・ティント
<RIO.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、エクストラータ<XTA.L>が1―4.3%下落した。
フレスニロ<FRES.L>が1.2%安。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが投資判断
を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げた。
銀行株はロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が10.6%高と上げを主導。上期決
算で40億ポンドの損失を計上したものの、最悪期は脱したとの見方を示した。
バークレイズ<BARC.L>、スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート)<STAN.L>、
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が2.4―4.4%値を上
げた。
欧州株式市場は続落。取引時間中の大半をプラス圏で推移していたが、7月の米I
SM非製造業指数が予想外に悪化したことに圧迫された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.20ポイント(0.55%)安
の934.47。この日のレンジは931.11─946.70だった。予想を上回る企
業業績が相次いだことを背景に7月10日から約15%上昇している。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は27.83ポイント(1.04%)安
の2643.13。
エネルギー株は原油価格の下落にも圧迫された。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェ
ル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、レプソル<REP.MC>、トタル
<TOTF.PA>、スタトイルハイドロ<STL.OL>は0.8─3.9%安。
IGインデックスのストラテジスト、アンソニー・グレチ氏は「持続的な回復には慎重
な向きであれ、慎重ながら楽観派であれ、最近の強い伸びで現在の水準に達した後は、さ
らに値を伸ばす前に一服商状となって当然という見方だ」と指摘した。
鉱山株も安い。BHPビリトン<BLT.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント
<RIO.L>、エクストラータ<XTA.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)
<ENRC.L>は0.7─1.9%値下がりした。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業部門総合指数(NMI)は前月の
47.0から46.4に低下。エコノミスト予想中央値は48.0だった。50が景気を
見極めるうえでの分岐点となる。
7月の米ADP民間雇用者数が予想以上に減少したことも圧迫材料となった。
バークレイズ・ストックブローカーズの株式ストラテジスト、ヘンク・ポッツ氏は「非
常に短期的には、大幅上昇の後に横ばいの時期を経たとしてもおかしくない。ただ、長期
的には、株式市場は現在の水準からさらに上昇するとみている。第2・四半期の企業業績
が非常に好調だったので、アナリストは予想を引き上げている」と述べた。
仏金融大手ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>は6%高。第2・四半期決算は純利益が5
2%減の3億0900万ユーロとなったが、ロイターがまとめたアナリスト予想平均97
00万ユーロは大幅に上回った。
保険大手アクサ<AXAF.PA>は1.7%高。上期決算は純利益が13億2000万ユーロ
と39%減少したが、アナリスト予想平均は上回ったことを好感した。
英銀大手ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は10.6%高。減損は上期にピーク
アウトした可能性が高く、下期には著しく減少するとの予想を示した。
その他の金融株では、スタンダード・チャータード(スタンチャート)<STAN.L>、バー
クレイズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、UB
S<UBSN.VX>、コメルツ銀行<CBKG.DE>が1.1─4.4%上昇した。
<ユーロ圏債券> 長めの債券が上昇。7月の米ISM 非製造業部門総合指数
(NMI)で予想以上の収縮が示されたことを背景に、株式などリスク資産への投資が後
退した。
6日の欧州中央銀行(ECB)と英中銀金融政策委員会の発表を控えて神経質な地合い
となる中、7月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が予想を上回って上昇し
たことを背景に独連邦債は大半の時間圧迫され上昇は限られた。
米供給管理協会(ISM)が発表した7月のNMIは市場予想の48.0を下回る
46.4に低下し、最悪期は脱したとするこれまでの楽観的な見方の高まりに水を差す格
好となった。
ISM指数の発表を受けて欧米株式市場が下落する中、独連邦債は相場の勢いが増した。
ウニクレディト(ミュンヘン)の金利ストラテジスト、コーネリアス・ パープス氏は
「ISM指標の発表後に一定の落胆があった。一部では分岐点となる50に接近するとの
期待があった」と述べた。
1515GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は8ティック高の121.66。
金利動向に左右されやすい独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは2.5ベーシスポイント
(bp)上昇し1.449%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは1.5bp低下し
3.341%となった。
これを受けて2・10年物利回り格差は前日終盤の194bpから191bpに縮小し
た。利回りの高い長期債に投資家の需要が向かう中、一時6月17日以来の水準となる
187bpまで縮小した。
2009年08月05日
8/4欧州市場ロイターニュース
8/4欧州市場ロイターニュース
1304GMT 3日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4403 1.4416
ドル/円<JPY=> 94.710 95.250
ユーロ/円<EURJPY=> 136.43 137.37
4日終値 前営業日終値
株 FT100 4671.37(‐11.09) 4682.46
クセトラDAX 5417.02(‐9.83) 5426.85
金 現物午後値決め 960.50 959.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.150 (‐0.025) 0.432(0.414)
独連邦債2年物 1.434(1.382)
独連邦債10年物(9月限) 121.56 (‐0.06) 3.355(3.350)
独連邦債30年物 4.043(4.046)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。世界的な株価の下落や原油価格安を受けて、このところ大
幅に上昇していた高リスク通貨や資源国通貨に利食い売りが出ている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。スタンダード・チャーター
ド(スタンチャート)銀行<STAN.L>が増資を発表する中、軟調な鉱山・銀行株が相場を押
し下げた。
全米リアルター協会(NAR)が同日発表した6月の住宅販売保留指数が予想を上回っ
て上昇し、相場はこれを受けて下げ幅を縮めた。ただ、出来高は過去90日間の平均の
80%と商いは薄かった。
BGCのシニアパートナー、デビッド・ブイク氏は「3月以降のこれほどの相場の上昇
と堅調な7月を踏まえ、強気基調がこのまま持続するとは予測できない。反動があるのは
自然だ」と述べた。
銀行株はおおむねさえない。スタンチャート銀行が10億ポンドの資金調達計画を発表
して市場を驚かせ、センチメントが冷え込んだ。
スタンチャート銀行は7.5%安。この日発表した上期決算は税引き前利益が前年同期
から10%増加し、市場予想を上回った。
HSBC<HSBA.L>は1.1%安。前日発表された好決算を受けて利益確定の売りが出た。
バークレイズ<BARC.L>は2.2%高。前日の決算を受けてドイツ銀行が目標株価を引き上
げた。
今週業績発表を控えるロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は
0.5%高。ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は1.2%下落した。
前日上昇していた鉱山株にも売りが出た。金属価格の下落でつれ安となった。リオ・テ
ィント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、カザキミス
<KAZ.L>が1.5―4.4%下落した。
エクストラータ<XTA.L>が2.1%安。上期が大幅減益となり経済の迅速な回復に対す
る
期待は時期尚早との見方を示したほか、対等合併を提案しているアングロ・アメリカン
<AAL.L>株主からのプレミアム支払い要求を拒絶した。アングロ・アメリカンは2.6%
値を下げた。
エネルギー株が相場を下支えた。米原油先物<CLc1>がプラス圏に転じるなか、当初の下
げから値を戻した。
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>が0.3―2.6%上昇した。
欧州株式市場は反落。銀行株の一角が最近の上げを削る中、主要指数は前営業日つけた
9カ月ぶり高値から押し戻された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は2.26ポイント(0.24%)安
の939.67。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.11ポイント(0.12%)安の
2670.96。
銀行株が指数を押し下げた。同セクターはこのところ堅調で、DJユーロSTOXX欧
州銀行株指数<.SX7P>は3月9日につけた安値から140%上昇していた。
UBS<UBSN.VX>は4.3%安。第2・四半期は純損失が14億スイスフラン(13億
2000万ドル)と、予想以上に悪い内容だった。
スタンダード・チャータード<STAN.L>は7.5%安。上期決算は、税引き前利益が前年
同期の25億9000万ドルから28億4000万ドルに10%増加し、ロイターが集計
したアナリスト5人の平均予測の24億9000万ドルを上回った。同行はまた、新株発
行による10億ポンド(17億ドル)の資金調達計画を発表し、市場を驚かせた。
BBVA<BBVA.MC>、ノルディア<NDA.ST>、HSBC<HSBA.L>は1─4.3%安。
一方、ウニクレディト<CRDI.MI>は逆行高。第2・四半期純利益が予想を上回ったこと
を手がかりに3.6%上昇した。
ベルギーの銀行保険大手KBC<KBC.BR>も8.6%高。6日に決算発表を控えている。
最近買われていた鉱山株も値下がりした。銅価格は08年10月以来の高値をつけたも
のの、DJユーロSTOXX資源株指数<.SXPP>は1.5%安。 アングロ・アメリカン
<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント
<RIO.L>は1.5─4.4%安。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債先物は一時上昇していたものの、米住宅市場が低迷
から脱出する兆しが示されたことを受けて値を消した。
6月の米住宅販売保留指数は前月比3.6%上昇の94.6と予想を上回り、6年ぶり
の5カ月連続上昇となった。
これを受けて株式市場がこの日の安値圏から値を戻したことから、安全資産としての債
券の魅力が低下した。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>の清算値は3ティック安の121.59。一時
122.01まで上昇していた。
現物債の利回りはほとんどのゾーンで上昇。1530GMT時点で独連邦債2年物
<EU2YT=RR>利回りは1.6ベーシスポイント(bp)上昇し1.405%となった。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは1bp程度上昇し3.351%。
カリヨンのアナリストは10年債利回りの上昇が限定的なことについて、顧客向けリポ
ートで、欧州中央銀行(ECB)が6月に実施した1年物オペによる資金供給が一因と指
摘。「景気の改善を背景とした欧州債券の利回り上昇圧力が、年内に予定されている(E
CBの)2度の1年物オペにより抑制されるとの懸念がある」と述べた。
債券相場は株価が伸び悩んだことから一時プラス圏で推移していた。6月の米個人所得
が4年半ぶりの大幅な落ち込みとなったことも支援材料となった。
2009年08月04日
8/3欧州市場ロイターニュース
8/3欧州市場ロイターニュース
1301GMT 31日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4315 1.4247
ドル/円<JPY=> 94.960 94.660
ユーロ/円<EURJPY=> 135.93 134.86
3日終値 前営業日終値
株 FT100 4682.46(+74.10) 4608.36
クセトラDAX 5426.85(+94.71) 5332.14
金 現物午後値決め 959.75 939.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.180 (‐0.005) 0.414(0.395)
独連邦債2年物 1.382(1.260)
独連邦債10年物(9月限) 121.59 (‐0.45) 3.350(3.280)
独連邦債30年物 4.046(3.987)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨バスケットに対して年初来の安値に下落。強い内容となった
欧州製造業部門に関する指標や堅調な銀行決算を受けて株高となり、リスク選好が強まっ
ている。
<株式> ロンドン株式市場は上昇し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値とザ
ラ場で年初来最高値を記録した。バークレイズとHSBCの決算が好感され銀行株に買い
が入り上げを主導したほか、経済指標の改善を背景に米株市場が堅調に推移し相場を支援
した。
FT100種指数は終値ベースで、リーマンショックに見舞われた2008年10月上
旬以来の高値に上昇した。ザラ場でも4710.23の年初来高値をつけた。
キャピタル・スプレッズのセールス部門を統括するアンガス・キャンベル氏は「投資家
心理は日に日に一段と楽観的になっており、今週はこれまで銀行株が勢いに弾みをつけて
いる」と述べた。
銀行株が高い。同セクターの決算発表の皮切りとなったHSBC<HSBA.L>とバークレイ
ズ<BARC.L>の上期の結果が好感された。
HSBCは5%高。1―6月期の税引き前利益が50億2000万ドルとなり、前年同
期の102億ドルから半減したものの、アナリストの平均予想を若干上回った。
バークレイズは6.7%高。1―6月期決算の税引き前利益は事前の予想の届かなかっ
たものの、前年比8%増。不良債権がほぼ倍増し、好調な投資銀行業務などの利益を圧迫
した。
前出のキャンベル氏は「銀行セクターの黒字転換は金融市場のみならず、長い目で見れ
ば、英納税者にとっても良いこととだ。RBSやロイズへの投資がリターンをもたらす可
能性が高まる」と述べた。
業績発表を4日控えるスタンダード・チャータード<STAN.L>が1.1%高。5日に発表
予定のロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.3%上昇した。ロイヤル・バンク・
オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は3.5%値を上げた。RBSは7日に業績発
表を行う。
鉱山株も堅調。中国経済の持ち直しを示す一段の兆候を受けて需要期待が高まり銅価格
が10カ月ぶりの高値をつけた。金属価格が上昇した。
エクストラータ<XTA.L>、BHPビリトン<BLT.L>、ロンミン<LMI.L>、カザキミス
<KAZ.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、ベダンタ・リソーシ
ズ<VED.L>が4.0―8.8%上昇した。
エネルギー株にも買いが入った。米原油先物<CLc1>が1バレル=71ドル超に上昇した。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>が0.7―3.5%値を上げた。
石油サービス会社ペトロファク<PFC.L>が11.5%急伸。UBSが投資判断を「ニュ
ートラル」から「バイ」に引き上げた。
欧州株式市場は反発し9カ月ぶり高値で引けた。米供給管理協会(ISM)製造業景気
指数が前月から予想以上に改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は13.15ポイント(1.42%)
高の941.93。これは前年11月初旬以来の高水準となる。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は35.94ポイント(1.36%)高
の2674.07。
7月の米ISM製造業景気指数は48.9と前月の44.8から上昇し、ロイターによ
るアナリスト予想の中央値である46.2を上回った。
銀行株が上げを主導。HSBC<HSBA.L>が4.9%上昇した。上期決算の税引き前利益
が、半減したもののアナリスト予想を若干上回った。
バークレイズ<BARC.L>も6.7%高。上期決算が前年比増益となる一方、不良債権が倍
増し、序盤下落したものの切り返した。カゼノブは、負債評価に関連した損失が予想より
大きかったことを踏まえると、基調的には悪くない内容との見方を示した。
その他銀行株ではウニ・クレディト<CRDI.MI>、BNPパリバ<BNPP.PA>、クレディ・ス
イス<CSGN.VX>、UBS<UBSN.VX>が0.1―2.7%高となった。
米原油先物<CLc1>や銅価格<MCU3=LX>の上昇にともない商品株に買いが入った。BGグ
ループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が0.7―3.5%高。
鉱山株ではアントファガスタ<ANTO.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
<ENRC.L>、エクストラータ<XTA.L>が5.3―7.1%値上がりした。
英中製造業指数にも支援された。7月の英製造業購買担当者景気指数(PMI)は08
年3月以来初めて業況判断の分かれ目となる50を上回った。
CLSA証券が発表した7月の中国購買部担当者景気指数も、1年ぶり高水準に上昇し
景気回復がしっかりとした足取りであることを示した。
ディフェンシブ銘柄は軟調。特に医薬品株が指数を押し下げ、ロシュ<ROG.VX>が1.8
%、ノバルティス<NOVN.VX>が1%それぞれ下落した。
<ユーロ圏債券> 下落。堅調な各国の製造業指標や銀行セクターをめぐる明るいニュ
ースを手がかりに、株などの高利回り資産に資金がシフトした。
7月のユーロ圏製造業購買担当者景気指数(PMI)と米ISM製造業景気指数は、製
造業セクターが回復に向かっている兆候を示した。7月英製造業PMIも2008年3月
以来初めて節目となる50を上回ったほか、中国製造業生産も4カ月連続で拡大した。
英HSBC<HSBA.L>とバークレイズ<BARC.L>の上期決算は、両行が最悪期を脱した可能
性を示し、リスク選好の動きを支えた。
MSCIワールド株価指数<.MIWD00000PUS>は約2%上昇し、前年10月以来の高水準
となった。米株市場ではS&P<.SPX>が前年11月初旬以来初めて、1000ポイント台
に乗せた。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>の清算値は42ティック安の121.62。
1533GMT時点で、独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは約7ベーシスポイント
(bp)上昇し3.346%。
同2年物<EU2YT=RR>利回りも約9bp上昇し1.350%。
2・10年物利回り格差は200bp付近に縮小した。
ノムラのストラテジスト、ショーン・マロニー氏は「(指標や銀行セクターのニュース
など)これらすべての要因のほか、月末買いによって価格が行き過ぎていたため、月初に
価格が下落することは珍しいことではない」と述べた。
今週は欧州中央銀行(ECB)理事会とイングランド銀行(英中銀)の金融政策委員会
が行われる。ともに金利を据え置く公算が大きいとみられている。
市場では、英中銀が資産買い入れ計画を停止・拡大どちらの決定をするかに注目してい
る。
2009年08月03日
7/31欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
7/31欧州市場ロイターニュース
1647GMT 30日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4253 1.4071
ドル/円<JPY=> 94.630 95.520
ユーロ/円<EURJPY=> 134.86 134.41
31日終値 前営業日終値
株 FT100 4608.36(‐23.25) 4631.61
クセトラDAX 5332.14(‐28.52) 5360.66
金 現物午後値決め 939.00 932.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.190 (+0.020) 0.395(1.327)
独連邦債2年物 1.260(1.341)
独連邦債10年物(9月限) 122.21 (+1.39) 3.280(3.424)
独連邦債30年物 3.987(4.137)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが全般的に下落。第2・四半期の米国内総生産(GDP)速報値や7月
のシカゴ地区購買部協会景気指数を受け、景気回復への期待が強まった。月末のポートフ
ォリオ調整もドルを圧迫した。
<株式> ロンドン株式市場は反落。銀行・鉱山株の上昇を石油・医薬品株の下げが打
ち消した。ただ月足ではFT100種総合株価指数<.FTSE>は8.45%上昇した。
週間ベースでは2003年4月以来の好成績となった。
ETXキャピタルのシニアトレーダー、ミック・ミルズ氏は「優良株は堅調な月を終え
るに当たり一服した。米市場が不安定な様相を呈しているほか、投資家は来週の英金融政
策委員会や7日発表の米雇用統計を前にあえてリスクを取りたがらない」と述べた。
石油株に売りが出た。米原油価格<CLc1>は上昇したものの、ここ1週間で発表された大
手決算の比較的弱い内容が圧迫した。
BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>が1.1―4.5%下落した。
カゼノブは、前日の決算内容が弱かったロイヤル・ダッチ・シェルの投資判断を「イン
ライン」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。
医薬品株も軟調。アストラゼネカ<AZN.L>が1.0%安。グラクソ・スミスクライン
<GSK.L>は2.2%、シャイア<SHP.L>は0.7%下落した。
投資家の関心が来週の上期決算に向かうなか、銀行株にはおおむね買いが入った。3日
に業績発表を行うHSBC<HSBA.L>は1.6%高。一方、同日発表を行うバークレイズ
<BARC.L>は0.9%値を下げた。
5日に業績を発表するロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.2%高。7日に発
表予定のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>は0.3%高だっ
た。
鉱山株は不安定な展開となるなか上昇。この日発表された第2・四半期の米GDP(速
報値)を受け、世界経済の回復を背景に需要増への期待が高まり銅価格が上昇した。
エクストラータ<XTA.L>、カザキミス<KAZ.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アングロ・ア
メリカン<AAL.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>が1.1―4.8%値を上げた。
航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ<BAY.L>が6%と急伸。第1・四半期に940
0万ポンドの営業損失を計上する一方、2008年10月以降に営業経費を約6.6%削
減したことを明らかにした。
欧州株式市場は反落。第2・四半期の米国内総生産(GDP)は予想より小幅なマイナ
スとなったものの、個人消費の弱さが浮き彫りになった。ただ、決算について概ね前向き
な見方が根強く、週足では3週連続で上昇した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は1.84ポイント(0.20%)安
の928.78。週間ベースでは2.4%、7月全体では9.2%それぞれ上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は16.61ポイント(0.63%)安
の2638.13。
石油株が指数を押し下げた。トタル<TOTF.PA>は2.7%安、ENI<ENI.MI>は7.7
%安。ともに減益決算を嫌気した。米原油先物<CLc1>は、米GDP統計の発表直後下落し、
その後1バレル=67ドルを超える水準に戻した。
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、レプソル<REP.MC>は1.6―2%安。
この日発表された第2・四半期米GDP統計速報値は年率換算で前期比マイナス1.0
%と、予想のマイナス1.5%よりも小幅な収縮にとどまったものの、個人消費支出が大
きく落ち込み、経済の回復は遅いとの懸念が高まった。
銀行株が下値を支えた。来週8月3日に決算の発表を控えたHSBC<HSBA.L>は1.6
%上昇した。UBS<UBSN.VX>も3.9%高。米国人富裕層の脱税問題をめぐり、米政府
当局と大筋で和解に達した。
BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール<SAN.MC>、BBVA<BBVA.MC>が1.5―1.
8%上昇した。
個別銘柄ではブリティッシュ・エアウェイズ<BAY.L>が6%上昇した。第1・四半期
(4―6月期)が9400万ポンドの営業損失となったものの、前年10月以降営業コス
トを約6.6%削減したことを明らかにした。
<ユーロ圏債券> 長めの債券が上昇。月末買いが膨らんだほか、この日発表された米
国内総生産(GDP)やおう盛な需要が見られた前日の米国債入札やが手掛かりとなった。
米GDPの発表を受け、独連邦債先物は1ポイント超上昇し、2週間ぶり高値をつけた。
第2・四半期米GDP伸び率(速報値)は年率換算で前期比マイナス1.0%と、予想
よりも小幅な収縮が示された。ただ個人消費支出が大きく落ち込んだことから経済の回復
は遅いとの懸念が高まった。前四半期はマイナス6.4%と、前回のマイナス5.5%か
ら下方修正され、1982年第1・四半期以来最大の落ち込みとなった。
一方、7月の米シカゴ地区購買部協会景気指数(シカゴPMI)は43.4と、経済活
動の拡大・縮小の分岐点となる50を依然下回っているものの、前月の39.9から改善
した。
米財務省は今週、過去最大規模となる総額1150億ドルの3・5・7年債入札を実施
した。前日7年債入札で強い需要がみられたことは、ユーロ圏長期債を支えた。
また、この日は7月最後の営業日だったため、長期ゾーンを買う動きが高まった。RB
Sのアナリスト、ハービンダー・シアン氏は「月末で、ファンドマネジャーはお化粧買い
を入れポートフォリオ再調整を行った」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>は引け後の取引で、128ティック高の122.10。一
時、13日以来の高値となる122.21をつけた。清算値は122.04。
1640GMT時点で、独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは3.33%。前日は
3.43%だった。一時、13日以来の水準となる3.285%に低下した。
同2年物<EU2YT=RR>利回りは1.26%。前日は1.34%。
2・10年物利回り格差は6bp縮小し202bpとなった。
7月のユーロ圏16カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)速報値が前年同月比0.
6%低下し、市場予想を下回ったことは、欧州中央銀行(ECB)が緩和的な金融政策を
維持するとの見方を支え、好材料となった。
独連邦債以外のユーロ圏債券には利食い売りが出た。
10年物のイタリア国債と独連邦債の利回りスプレッドは4bp拡大し85bp、ギリ
シャ国債も7bp拡大し125bpとなった。
2009年07月31日
7/30欧州市場ロイターニュース
7/30欧州市場ロイターニュース
1315GMT 29日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4064 1.4035
ドル/円<JPY=> 95.580 95.030
ユーロ/円<EURJPY=> 134.43 133.42
30日終値 前営業日終値
株 FT100 4631.61(+84.08) 4547.53
クセトラDAX 5360.66(+90.34) 5270.32
金 現物午後値決め 932.50 931.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.180 (+0.030) 1.327(0.404)
独連邦債2年物 1.341(1.345)
独連邦債10年物(9月限) 121.19 (+0.36) 3.424(3.421)
独連邦債30年物 4.137(4.149)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨バスケットに対して下落。世界的に株式や商品(コモディテ
ィ)市場が堅調となり、安全資産としてのドル需要が低下している。
<株式> ロンドン株式市場は続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は7カ月ぶ
りの高値で引けた。通信大手BTグループ<BT.L>などの決算が予想よりも良い内容となっ
たことを背景に市場心理が改善し、鉱山・銀行・通信株に買いが入った。
FT100種指数は終値ベースで1月6日以来の高値をつけた。
BTグループが買われ13%高となった。第1・四半期決算の調整後コア利益が3%減
少したものの、予想よりも小幅な減少だったほか、コスト削減努力が順調に進んでいると
述べた。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「7月の下旬は数
日相場が上昇しこの傾向は8月まで続くかもしれない。ただ9月からはレンジ相場となる
だろう」と指摘した。
「ここ3―4カ月間はかなり良い回復基調だった。しかし経済の実勢とは一致しておら
ず、いずれある時点で長期的な様子見気運が高まるだろう」と述べた。
鉱山株が堅調。リオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、エクストラータ
<XTA.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>が5.5―
8.7%上昇した。
チリの銅生産大手アントファガスタ<ANTO.L>は7.8%高。上期の銅生産が6.6%減
少したと発表したが、市場よりも若干良い数字となった。
プラチナ生産のロンミン<LMI.L>は8.5%高。シティグループが投資判断を「ホール
ド」から「バイ」に引き上げた。
銀行株も買われた。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・
グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタ
ンダード・チャータード<STAN.L>が0.8―4.4%値を上げた。
堅調な米原油先物<CLc1>に支援されエネルギー株も上昇。BP<BP.L>は0.4%、タロ
ー・オイル<TLW.L>は1.5%、ケアン・エナジー<CNE.L>が1.9%それぞれ上昇した。
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>も0.8%高。第2・四半期は70%の減益となっ
たが、減少幅は予想よりも小幅だった。
医薬品のアストラゼネカ<AZN.L>が1.5%高。好調な第2・四半期決算を発表したほ
か、通年の利益見通しを引き上げた。
欧州株式市場は続伸し、およそ9カ月ぶりの高値で引けた。明るい内容の企業決算
や経済指標を受けて市場心理が改善した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は19.95ポイント(2.19%)
高の930.62。終値ベースで2008年11月上旬以来の高水準となった。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は54.43ポイント(2.09%)高
の2654.74。
金融株の上昇が目立った。BNPパリバ<BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、
ナティクシス<CNAT.PA>などが上昇した。
ウニクレディト・リサーチの株式ストラテジスト、タモ・グリートフェルド氏は「決算
発表から見ると、企業の状況分析はほとんどの場合、最悪期は終わり下期の見通しは改善
しているとの見方であることは明らかだ」と述べた。
好決算を背景に通信株が買われた。スペインのテレフォニカ<TEF.MC>が国内事業で安定
の兆しが見られると発表したほか、フランステレコム<FTE.PA>は利益見通しを据え置いた。
英BTグループ<BT.L>の決算は予想を上回った。
テレフォニカ、フランステレコム、BTグループは2―12.6%上昇した。
堅調な金属価格を背景に鉱山株も高い。BHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメリカ
ン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ
<XTA.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>が4.5―8.3%値を上げ
た。
米労働省が発表した新規失業保険週間申請件数(7月25日終了週)は市場予想を若干
上回った。ただ7月18日終了週の受給総数が3週連続で減少し3カ月ぶりの低水準とな
ったことから経済の安定化に伴って解雇ペースが減速していることが示唆され、相場を支
援した。
<ユーロ圏債券> ユーロ圏金融・債券市場はほぼ変わらず。一時の下
げから戻したものの、好調な企業決算を手がかりにリスク選好の動きが高まる中、上げに
転じるには至らなかった。
欧州株式市場が8カ月ぶり高値をつける中、資金が高リスク資産へシフトした。ただ、
月末買いや英債高は相場を下支えた。
一方、独連邦債以外の高利回りユーロ圏債券に対する需要は高まり、独連邦債をアウト
パフォームした。
このような背景にも支援され、30日実施された100億ユーロ超のイタリア国債入札
は好調だった。10年物のイタリア国債と独連邦債の利回りスプレッドは80ベーシスポ
イント(bp)付近に縮小し、5月中旬以来の水準となった。
ギリシャ・ポルトガル10年債と独連邦債の利回りスプレッドは10月下旬以来、アイ
ルランド10年債も1月初旬以来の水準にそれぞれ縮小した。
カリヨンのストラテジスト、ピーター・チャットウェル氏は「好調な企業決算を背景に
金融市場全体で高まっているリスク志向が、独連邦債以外のユーロ圏債券押し上げに寄与
した」と指摘した。
同氏によると、政府機関債市場が前日堅調に推移したことや、欧州中央銀行(ECB)
の買い入れを背景に上昇しているカバードボンド市場の動向も、独連邦債以外のユーロ圏
債券の支援材料になったと述べた。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>は1ティック安の120.83。一時、120.37に下
落した。抵抗水準の121.00を試す場面もあったが、上抜けるに至らず上昇勢いを失
った。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りはほぼ変わらずの1.361%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りも横ばいの3.433%。
この日実施される280億ドルの過去最大規模の米7年債入札が注目されている。
トレーダーは「(米債)入札を控え、市場参加者は若干神経質となっている。前日(の
米5年債入札)はマイナスのサプライズとなった。市場は失望に備えている」と述べた。
2009年07月30日
7/29欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
7/29欧州市場ロイターニュース
1310GMT 28日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4115 1.4177
ドル/円<JPY=> 94.750 94.540
ユーロ/円<EURJPY=> 133.71 133.98
29日終値 前営業日終値
株 FT100 4547.53(+18.69) 4528.84
クセトラDAX 5270.32(+95.58) 5174.74
金 現物午後値決め 931.00 944.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.145 (+0.010) 0.404(0.407)
独連邦債2年物 1.345(1.349)
独連邦債10年物(9月限) 120.70 (‐0.07) 3.421(3.435)
独連邦債30年物 4.149(4.175)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 序盤のニューヨーク外国為替市場でドルが幅広い通貨に対して上昇。
原油価格や株式の下落を受けて安全資産としてのドルの需要が高まっている。
ユーロ/ドル<EUR=>は一時1.41ドルを割り込んだ。
<株式> ロンドン株式市場は反発。スペイン大手銀サンタンデール<SAN.MC>の英国
部門が好調だったことに加え、証券会社の前向きなコメントを背景に金融株が買われ、
鉱山株の下げを打ち消した。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、「(市場は)
持ちこたえているようだ。回復が始まり、世界経済が再び膨張するとの見方が高まって
いることを反映している」と述べた。
銀行株が上昇。サンタンデールの英国部門は不良債権が2四半期連続で減少し、
2009年上期利益が3分の1増加したと発表し、セクターを支援した。
HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ
・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダード・ チャータード<STAN.L>が0.7―
3.6%上昇した。
保険株も高い。アヴィヴァ<AV.L>が3.3%上昇した。英国の生命保険業界で再編の兆
しが見られるとしてドイツ銀行が投資判断を「バイ」に引き上げた。
プルーデンシャル<PRU.L>、スタンダード・ライフ<SL.L>、オールド・ミューチュアル
<OML.L>、リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>が1.5―3.9%値を上げた。
一方、金属価格が軟調となったことを受け、鉱山株は売りが優勢となった。アングロ・
アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、フレスニロ<FRES.L>、リオ・ティント
<RIO.L>が0.7―4.4%安。
BHPビリトン<BLT.L>は2.4%下落。一部取引先に対し、鉄鉱石の輸出契約価格に
ついて33―44%の値引きで合意した。
飲料缶メーカーのレクサム<REX.L>は8.1%安。3億3430万ポンドの株主割当増
資を実施する意向を確認した。
欧州株式市場は反発。好調な企業決算を受け市場心理が改善した。化学株が買われ相場
を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は7.82ポイント(0.87%)高
の910.67。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は27.23ポイント(1.06%)高
の2600.31。
ウニクレディト(ミュンヘン)のグローバル株式ストラテジー部門を統括するゲルハル
ト・シュワルツ氏は「最も重要なけん引力は依然企業決算だ」と指摘。「問題なのは欧州
企業が、米企業がこれまで示してきたような堅調な数字に見合う内容を提示できるかどう
かだ。きょうの決算内容は大きな支援材料だ」と述べた。
同氏は、独バイエル<BAYG.DE>やダイムラー<DAIGn.DE>の決算を市場が好感したと続け
た。
化学株が高い。バイエルが5.4%、オランダのアクゾノーベル<AKZO.AS>が9.8%
それぞれ上昇した。両社ともに業績が好調だった。
30日に業績発表を控えた独BASF<BASF.DE>は2.9%、ベルギーのソルベイ
<SOLB.BR>も1.8%値を上げた。
金融株では堅調なセクターを追い風にフランスのナティクシス<CNAT.PA>が20.1%
高。トレーダーによると、新しい最高経営責任者(CEO)の経営方針に対する期待が広
がった。上場廃止のうわさも再燃しているという。
スペインのBBVA<BBVA.MC>とドイツ銀行<DBKGn.DE>も上昇した。
一方サンタンデール<SAN.MC>は1.1%安。サエンス最高経営責任者(CEO)は、
2009年の引当金が100億ユーロ(141億5000万ドル)に達する見込みと述べ
た。
<ユーロ圏債券> ユーロ圏金融・債券市場は小幅上昇。米債市場の上昇に追従した。
ただ、欧州株式市場が値を戻したことで、上値は重かった。
米株安に加え、6月の米耐久財新規受注が5カ月ぶりの大幅な落ち込みとなったことで
米経済をめぐる懸念が強まり、米債への逃避買いが強まった。
欧州株式市場では、スペインのサンタンデール<SAN.MC>や独バイエル<BAYG.DE>の決算
が相場を押し上げた。
RIAキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、ニック・スタメンコビッチ氏は
「株式市場の動向が引き続き主要な原動力となっている。株式市場は勢いが失われつつあ
るものの、完全には反転していない。そのため債券は値固め局面にあるとみる」と述べた。
1525GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は前日終値から14ティック高の
120.91。一時、121.05に上昇した。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは3.8ベーシスポイント(bp)低下し
1.334%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは2bp低下し3.421%。
この日発表されたユーロ圏指標は強弱まちまちとなり、相場は方向性に欠く展開となっ
た。
7月の独消費者物価指数(CPI)速報値は低下し、東西ドイツ統一以降初めての前年
比マイナスとなった。一方、7月のイタリア企業景況感指数は8カ月ぶり高水準となった
ほか、6月のスペイン小売り売上高は減少ペースが鈍化した。
最近のリスク志向の高まりを背景に、多くユーロ圏債券と独連邦債の利回りスプレッド
は縮小している。
10年物のスペイン国債と独連邦債の利回りスプレッドは56.5と、前日終盤の59
bp付近から縮小。ムーディーズはスペインのソブリン債格付けを「AAA」で確認した。
10年物のイタリア国債と独連邦債の利回りスプレッドは、前日終盤の85bp付近か
ら82bp付近に縮小し5月以来の水準となった。
2009年07月29日
7/28欧州市場ロイターニュース
7/28欧州市場ロイターニュース
1323GMT 27日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4196 1.4244
ドル/円<JPY=> 94.660 95.180
ユーロ/円<EURJPY=> 134.40 135.55
28日終値 前営業日終値
株 FT100 4528.84(‐57.29) 4586.13
クセトラDAX 5174.74(‐76.81) 5251.55
金 現物午後値決め 944.25 955.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.135 (+0.015) 0.407(0.390)
独連邦債2年物 1.349(1.379)
独連邦債10年物(9月限) 120.63 (+0.33) 3.435(3.486)
独連邦債30年物 4.175(4.239)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。軟調な石油価格と世界的な株安を背景にリスク許容度が低
下している。オフィス・デポ<ODP.N>が第2・四半期決算で予想以上の赤字を計上するな
ど、さえない米企業決算を背景に投資家の慎重姿勢が強まっている。
<株式> ロンドン株式市場は12営業日ぶりに反落。序盤は堅調に推移したものの、
鉱山・エネルギー株に利益確定の売りが出た。
値動きの荒い展開となる中、12営業日続伸し最長記録を更新するには至らなかった。
鉱山株が相場を押し下げた。アントファガスタ<ANTO.L>、カザキミス<KAZ.L>、ユーラ
シアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、ロンミン<LMI.L>、リオ・ティ
ント<RIO.L>が3.6―7.2%下落した。
コメルツ銀行のエコノミスト、ピーター・ディクソン氏は「過去数週間にわたって堅調
な地合いが続いたが、経済的背景を考えると上昇の余地は限られている」と指摘。「簡単
に言えば、一部利益を確保しながら、さらに株式に資金を投じる前に実体経済のデータに
改善が見られるかを見極めようとしている」と述べた。
エクストラータ<XTA.L>は5.8%安。上期の石炭生産が11%、銅生産が1%それぞ
れ増加したとの発表を受けてこれまで上昇していたが、利益確定の売りが出た。
産金ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>が8.6%下落。前四半期から利益と生産が
増加したとする一方、セネガルとマリでのプロジェクト開発資金調達に向け、株式を発行
すると発表した。
石油株も軟調。BP<BP.L>が3.2%下落した。原油価格の下落を背景に第2・四半期
の利益が半減したことを明らかにした。コスト削減目標は引き上げた。
BGグループ<BG.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、タロー・オイル<TLW.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>が1.1―2%安。米原油先物<CLc1>が1バレル=67ドルを
割り込んだ。
銀行株も圧迫された。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・
グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ス
タンダード・ チャータード<STAN.L>が0.3―3.8%値を下げた。
欧州株式市場は反落。ドイツ銀行<DBKGn.DE>が売られ銀行株全体を押し下げたほか、B
P<BP.L>の減益決算を受けエネルギー株が売られた。
7月の米消費者信頼感指数が予想以上に低下したことも相場を圧迫した。他の米指標で
は5月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラー住宅価格指数が前
月比で約3年ぶりに上昇したものの、信頼感指数の低下に打ち消された。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は8.73ポイント(0.96%)安
の902.85。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は28.33ポイント(1.09%)安
の2573.08。
銀行株の下げが目立った。ドイツ銀行は11%超下落。第2・四半期決算で純利益が約
70%増加したものの、不良資産に対する引当金が大幅に増加したことを嫌気した。
BNPパリバ<BNPP.PA>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、UBS
<UBSN.VX>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド<RBS.L>、ポストバンク<DPBGn.DE>
が2.8─5.5%安。
一方、スペインのBBVA<BBVA.MC>は逆行高し、4.5%高。上期にコア資本が
7.1%に拡大したことを発表した。
BPは3.1%安。第2・四半期の純利益(再調達原価ベース)は53%減少した。
2009年の経費削減目標については50%引き下げ30億ドルとする計画を明らかに
した。
BGグループ<BG.L>、トタル<TOTF.PA>、スタトイル・ハイドロ<STL.OL>は2.1─
2.8%安。
鉱山株も売られた。エクストラータ<XTA.L>は上期生産高が堅調だったものの、6.5
%安。アングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>、リオ・ティント<RIO.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>は3.1─6.9%安。
カナダ・ライフのファンドマネジャー、マーク・ボン氏は「最近の上昇局面で出遅れて
いた銘柄が一部買われ、最近堅調だった銘柄に利食い売りが出た」と指摘した。
<ユーロ圏債券> 上昇。7月米消費者信頼感指数の予想以上の低下を手がかりに株が
売られ、債券への需要が高まった。
英石油大手BP<BP.L>の減益決算が株式市場を圧迫し、債券への買いが優勢となった。
米・豪中銀当局者が利上げ開始に向けた用意が整っていることを示唆したが、BPの第2・
四半期純利益が53%減となったことがより材料視された。
その後、終盤にかけて発表された米消費者信頼感指数の低下がセンチメントを押し上げ、
相場は上げ足を速めた。
週内の償還や利払いに伴う270億ユーロの資金流入(ネット)にも支援され、総額
11億ユーロのオランダ国債には比較的堅調な需要がみられた。
1525GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は0.5ポイント高の
120.80。前日の約1カ月ぶりの安値から戻した。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは4ベーシスポイント(bp)低下し1.34%。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは6bp低下し3.4250%。
2・10年物の利回り格差は208bp付近に縮小。これはロイターのデータで、17
日以来の低水準となる。
ウエストLBの債券ストラテジスト、ジョン・デイビーズ氏は「目立った指標の発表が
なく、終日株安となったことがきょうの材料だ」と指摘した。
センチメントは改善したものの、この日行われる420億ドルの米2年債入札が注目さ
れている。今週は過去最大となる1150億ドルの米国債入札が実施される。
ノルディアの首席アナリスト、ニルス・フロム氏は「(国債入札は)米国に関するニュ
ースだが、予定されている大規模な入札(の影響)が欧州にも一部波及する可能性がある」
と述べた。
2009年07月28日
7/27欧州市場ロイターニュース
7/27欧州市場ロイターニュース
1327GMT 24日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4254 1.4202
ドル/円<JPY=> 95.090 94.770
ユーロ/円<EURJPY=> 135.55 134.59
27日終値 前営業日終値
株 FT100 4586.13(+9.52) 4576.61
クセトラDAX 5251.55(+22.19) 5229.36
金 現物午後値決め 955.00 951.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.120 (+0.000) 0.390(0.401)
独連邦債2年物 1.379(1.345)
独連邦債10年物(9月限) 120.23 (‐0.10) 3.486(3.490)
独連邦債30年物 4.239(4.229)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。主要通貨に対し7週間超ぶり安値をつけた。好調な米企業決算
や経済指標を受けて世界経済をめぐる楽観的な見方が強まっている。リスク許容度の高ま
りを受けて株式が堅調となり、安全資産としてのドルの魅力が低下している。
<株式> ロンドン株式市場は11営業日続伸。続伸期間は過去最長となった。エネル
ギー・鉱山株が買われ相場を押し上げる一方、さえない企業決算を受けた米株安に圧迫さ
れ上値は限られた。
FT100種指数は1月5日以来の高値で引けた。11営業日での続伸は2003年1
2月下旬から04年1月初旬にかけての過去最長記録に並ぶ。
ただ、出来高は過去90営業日の平均の73%にとどまり精彩を欠いた。
米株式市場は軟調に推移。6月の米新築1戸建て住宅販売が予想を上回り住宅市場の安
定化が示唆される一方、米医療保険エトナ<AET.N>などがさえない業績見通しを発表した。
また利益確定の売りが出た。
ハーグリーブズ・ランズダウンの英株式部門代表のリチャード・ハンター氏は「日が進
むにつれて動きが出てくるだろう」と指摘。「28日には数社の、特に30日にはかなり
の数の英企業の決算発表が予定されており、米企業に見られるようなこれまでの前向きな
決算シーズンに英企業が貢献する番だ」と述べた。
28日はBP<BP.L>が、30日にはアストラゼネカ<AZN.L>、BTグループ<BT.L>、ロ
ールスロイス<RR.L>が決算を発表する。
エネルギー株が相場を押し上げた。BP、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、タロー・
オイル<TLW.L>が1.1―1.6%高。
堅調な金属価格を背景に鉱山株も上昇。アントファガスタ<ANTO.L>、アングロ・アメリ
カン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENR
C)<ENRC.L>、カザキミス<KAZ.L>が0.5―4.4%上昇した。
プラチナ生産ロンミン<LMI.L>が4.7%高と目立った。ゴールドマン・サックスが投
資判断を「セル」から「ニュートラル」に引き上げた。
銀行株はおおむね軟調。HSBC<HSBA.L>が0.8%、バークレイズ<BARC.L>が3.5
%それぞれ下落した。
一方、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は約7%高。野村証券が投資判断を「リ
デュース」から「バイ」に引き上げた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RB
S)<RBS.L>は4.2%上昇した。
ディフェンシブ銘柄に売りが出た。SABミラー<SAB.L>が0.3%安。RBSが投資
判断を「ニュートラル」から「セル」に引き下げた。ディアジオ<DGE.L>も0.4%下落
した。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ<BATS.L>は0.1%、インペリアル・タバコ
<IMT.L>が1.7%それぞれ値を下げた。
飲料缶メーカーのレクサム<REX.L>は12.1%安と下げがきつい。第1・四半期以降
取引が改善していないとしたほか、株主割当増資を検討していることを明らかにした。
欧州株式市場は反発し8カ月超ぶり高値で引けた。予想を上回る米新築住宅販売から景
気回復が示唆されたほか、現在の決算シーズンについて、引き続きおおむね前向きな内容
になるとの見方が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は4.19ポイント(0.46%)高
の911.58。前年11月10日以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は18.65ポイント(0.72%)高
の2601.41。
米原油先物<CLc1>が1バレル=68ドルをやや上回る水準で推移するなか、エネルギー
株が買われた。BP<BP.L>が1.6%高。同社は第2・四半期決算の発表を28日に控え
ている。ENI<ENI.MI>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、スタトイル・ハイドロ
<STL.OL>が1―2.1%値上がりした。
この日発表された6月の米新築1戸建て住宅販売は総販売戸数が前月比11%増の年率
38万4000戸と予想を上回って増加する一方、在庫が28万1000戸と1998年
2月以来の水準に減少した。
銀行株では、28日に決算を発表するドイツ銀行<DBKGn.DE>が2.2%高。クレディ・
スイスの資産運用部門バイス・プレジデントのボブ・パーカー氏はドイツ銀行の決算につ
いて、評価損の減少やマーケットシェアの拡大が寄与するとの見方を示し、ポジティブ・
サプライズになるだろうとの見方を示した。
サンタンデール<SAN.MC>は3.4%高、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は6.
9%高。
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)<VOWG.DE>は1.9%安。27日付ドイ
ツ版フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)が関係筋の話として報じたところによる
と、同社は、独高級車メーカーのポルシェ<PSHG_p.DE>との統合による格下げに備え、4
0億ユーロ(57億ドル)の資本増強を検討している。VWの広報担当者は報道について
発言を控えている。
ポルシェは11.4%下落した。VWとの統合をめぐる不透明性や高水準の債務が、引
き続き同社株価を圧迫している。
<ユーロ圏債券> 小幅下落。ただ、一部企業が示した見通しが失望され、最近の企業
業績をめぐる楽観的な見方が後退したことから、相場はこの日の下げ分の大半を取り戻し
た。
米ハネウェル<HON.N>やアイルランドのライアンエア<RYA.I><RYA.L>による業績見通し
の下方修正を受け、株式市場は下げに転じた。
米指標では、6月の米新築1戸建て住宅の総販売戸数は前月比11%増の年率
38万4000戸と、予想を上回って増加し、2000年12月以来の大幅な伸びとなっ
たが、相場は反応薄だった。
今週は、約160億ユーロ(227億2000万ドル)規模の入札が予定されている半
面、償還やクーポン利払いに伴う資金流入は400億ユーロとなっている。
独連邦債先物9月限<FGLBc1>は3ティック安の120.30。一時6月23日以来の安
値となる119.92をつけた。
1525GMT時点で、独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りはほぼ変わらずの
3.482%。一時、5週間ぶりの水準となる3.522%に上昇した。
同2年物<EU2YT=RR>利回りは4ベーシスポイント(bp)上昇し1.373%。
2・10年物の利回り格差は4bp縮小し、211bp。
ウニクレディトのストラテジスト、コーネリアス・パープス氏は「夏枯れ相場の一端の
表れのようだ。小さな動きが相場を動かしかねない。ファンダメンタルズ主導による動き
ではない」と指摘した。
株式市場が下げに転じたことに伴い、大半のユーロ圏債券の独連邦債に対する利回りス
プレッドが拡大。10年物のイタリア債と独連邦債の利回り格差は一時83bpまで縮小
していたが、その後は88bpとなった。
2009年07月27日
7/24欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
7/24欧州市場ロイターニュース
1114GMT 23日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4239 1.4159
ドル/円<JPY=> 94.78 94.96
ユーロ/円<EURJPY=> 134.97 134.40
24日終値 前営業日終値
株 FT100 4576.61(+16.81) 4559.80
クセトラDAX 5229.36(‐17.92) 5247.28
金 現物午後値決め 951.50 950.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.115 (+0.000) 0.401(0.399)
独連邦債2年物 1.345(1.314)
独連邦債10年物(9月限) 120.26 (‐0.29) 3.490(3.467)
独連邦債30年物 4.229(4.234)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対ユーロで下落。ユーロ圏経済の安定化を示す指標を手掛かりに、世
界経済の年内回復期待が高まる中、ユーロは全面高となっている。
<株式> ロンドン株式市場は10営業日続伸。続伸は2003年以来の長さとなった。
銀行・エネルギー株が買われ、FT100種総合株価指数<.FTSE>は終値で1月7日以来、
6カ月半ぶりの高値となった。ただ、米株式が軟調となったことや弱い英経済指標が圧迫
し、上昇は限定的だった。
FT100種指数は米企業の好決算を手掛かりに過去2週間で約11%上昇した。
第2・四半期の英実質国内総生産(GDP)伸び率は前期比マイナス0.8%、前年比
マイナス5.6%となり、いずれも市場予想を上回るマイナス幅となったが、市場は反応
薄だった。
ブリューイン・ドルフィンの首席ストラテジスト、マイク・レンホフ氏は、市場は短期
的には一服商状となったにせよ、世界的な景気回復期待で長期的にはまだ上伸する可能性
があると指摘。「景気回復が進んでいるとの見方が強まりつつある。英GDP伸び率はさ
えない数字だったが、投資家は決算内容の改善の方に注目している」と述べた。
銀行株には高い需要が見られた。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイズ・
バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>は0.2─3.3%高。
原油価格の上昇を受けてエネルギー株も高い。BGグループ<BG.L>は2%、ロイヤル・
ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.3%、それぞれ値上がりした。
7月の米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)は前月から悪化し、4月以来の低水
準となった。これを受けて、FT100種指数の上値は重くなった。
一方、7月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、サービス部門・製造業
ともに景気判断の分かれ目である50は引き続き下回ったものの、エコノミストが予想し
た以上の改善を見せた。この指標は相場を支援した。
欧州株式市場は10営業日ぶりに反落。ハイテク株が軟調となり金融株の上昇を相殺
した。
7月の米ミシガン大消費者信頼感指数(確報値)が4月以来の水準に低下したことも相
場を圧迫した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.76ポイント(0.08%)安
の907.39。一時915.34と2008年11月以来の水準に上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は3.03ポイント(0.12%)安の
2582.76。
BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「9日連騰の後に
勢いを失った。これまでの企業決算はまずまずの内容だが、危機が終わったとは言えない」
と述べた。
ハイテク株に大きく売りが出た。スウェーデンの通信機器大手エリクソン<ERICb.ST>が
7.7%安。景気低迷の市場への影響が顕著になったとの見方を示した。
仏アルカテル・ルーセント<ALUA.PA>、独インフィニオン<IFXGn.DE>、フィンランドの
ノキア<NOK1V.HE>が1.9―3.9%値を下げた。
化学株も軟調。スイスの農業化学大手シンジェンタ<SYNN.VX>が6.7%下落した。
2009年の業績見通しを引き下げたことを嫌気した。
独バイエル<BAYG.DE>、ベルギーのソルベイ<SOLB.BR>、独ワッカー・ケミー<WCHG.DE>
が0.9―2.3%下落した。
医薬品株では独メルク<MRCG.DE>が14.7%安。欧州連合(EU)の医薬品委員会
(CHMP)は同社の「アービタックス」について、肺腫瘍の治療効果は限定的で、重い
副作用を起こす場合があるとの見解を示した。
一方、銀行株には買いが入った。スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行
<STAN.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、バンコ・サンタンデール<SAN.MC>、バーク
レイズ<BARC.L>が1.3―3.3%上昇した。
<ユーロ圏債券> 下落。予想を上回るIFO独業況指数や米株価の下げ渋りを背景に、
債券の地合いは軟調となった。
マイクロソフト<MSFT.O>やアメリカン・エキスプレス<AXP.N>のさえない決算を受け米
株価が下落したものの、世界的に株価は9カ月ぶり高値圏にとどまった。
7月のIFO独業況指数は前月から予想を上回って上昇し、2008年10月以来の水
準となった。また7月のユーロ圏の総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は総合指数
が46.8と10カ月ぶりの高水準となった。
1545GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は10ティック安の120.45。
一時6月25日以来の安値となる120.15をつけた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは0.5ベーシスポイント(bp)上昇し1.319
%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは0.2bp上昇し3.469%。
2・10年物の利回り格差は前日終盤時点の215bpから214bpに若干縮小した。
一時217bp程度まで拡大し、6月上旬以来の水準となった。
一方、独連邦債30年物<EU30YT=RR>利回りは3.1bp低下し、4.204%となっ
た。
最近の明るい内容の経済指標や決算で投資家の信頼感が回復するなかリスク選好が強ま
り、比較的利回りの高いユーロ圏国債に買いが入った。こうした国債が独連邦債をアウト
パフォームし、10年物のポルトガル国債と独連邦債の利回り格差は前日の74bpから
69bpに縮小した。
最近の経済指標の内容改善は、ユーロ圏経済が2010年に徐々に回復することを示し
ているとのオルファニデス・キプロス中銀総裁発言は、独連邦債を若干支援した。
2009年07月24日
7/23欧州市場ロイターニュース
7/23欧州市場ロイターニュース
1328GMT 22日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4194 1.4208
ドル/円<JPY=> 94.460 93.590
ユーロ/円<EURJPY=> 134.06 132.91
23日終値 前営業日終値
株 FT100 4559.80(+ 66.07) 4493.73
クセトラDAX 5247.28(+125.72) 5121.56
金 現物午後値決め 950.00 948.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.115 (+0.000) 0.399(0.380)
独連邦債2年物 1.314(1.281)
独連邦債10年物(9月限) 120.47 (‐0.84) 3.467(3.378)
独連邦債30年物 4.234(4.191)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対円で上昇。世界的な株高や安定した商品(コモディティ)価格を背
景にリスク選好が引き続き高まっており、円に幅広く売りが出ている。
<株式> ロンドン株式市場は9営業日続伸。明るい内容の英米経済指標に支援され、
鉱山・銀行株を中心に上昇した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は1月上旬以来の高値で引けた。これは2003年
末以来の連騰記録となる。一時4566.77まで上昇した。
米3M<MMM.N>などの一部決算のほか、米中古住宅販売や週間失業保険申請件数が好感
された。6月の米中古住宅販売戸数は前月比3.6%増と、アナリスト予想を上回り3カ
月連続で増加した。米週間失業保険申請件数は需給総数が前週から若干減少した。
また6月の英小売売上高は前月比 1.2%増と、ロイターがまとめた予想の3倍の伸
びを記録した。
鉱山株が上げを主導。カザキミスが9.5%高、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシ
ズ(ENRC)<ENRC.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>、エクストラータ<XTA.L>、ロン
ミン<LMI.L>が5.5―8.9%上昇した。
エネルギー株もしっかり。一時下落したものの、米原油先物<CLc1>が上昇するなか値を
戻した。ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ、タロー・オイル<TLW.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>が0.1―1.4%高。
銀行株も買い優勢となった。HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チャータード(スタン
チャート)銀行<STAN.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>が3.2―5.3%値上がりした。
水道事業株が指数を圧迫。水道料金監督機関である英水道事業局(OFWAT)が、家
庭向け水道料金を向こう5年間で4%引き下げるよう義務づけたことを嫌気した。
ペノン・グループ<PNN.L>、セバーン・トレント<SVT.L>、ユナイテッド・ユーティリ
ティーズ<UU.L>が3.4―7.3%安となった。
欧州株式市場は9営業日続伸した。好調な企業決算や明るい経済指標を受け、景気
低迷が鈍化しているとの見方が広がった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は18.10ポイント(2.03%)
高の908.15。終値としては8カ月ぶり高値となった。一時は2008年11月上旬
以来の高値である909.07をつけた。9営業日続伸は06年終盤以来の長さ。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は56.94ポイント(2.25%)高
の2585.79。
6月の米中古住宅販売が予想を上回る伸びを見せ、3カ月連続で増加したことも支援材
料となった。
金融大手クレディ・スイス<CSGN.VX>は5.8%高。第2・四半期決算は純利益が16
億スイスフラン(15億ドル)となり、予想を上回った。これを手掛かりに金融株が買わ
れた。
HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ
・スコットランド(RBS)<RBS.L>、バンコ・サンタンデール<SAN.MC>は2.6─
5.3%高となった。
IGインデックスのストラテジスト、アンソニー・グレッチ氏は「フォードやイーベイ
といった企業の決算が予想を上回ったことで、前四半期に好調だったのは銀行セクターに
とどまらず、これは実体経済の回復を示す最初の確固たる兆候だとの見方が投資家の間で
強まった」と指摘した。
米フォード・モーターズ<F.N>の第2・四半期決算は純利益が23億ドルとなった。同
社は2011年には少なくとも損益が均衡する見通しを示した。
米オンライン競売大手イーベイ<EBAY.O>が前日発表した第2・四半期決算は、利益が予
想を上回った。
金属価格の上昇を受け鉱山株は連れ高となった。エクストラータ<XTA.L>、リオ・ティ
ント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、カザキミス<KAZ.L>、ロンミン<LMI.L>は
4─9.5%高。
医薬品ロシュ<ROG.VX>は3.2%高。向こう2年間の業績見通しを引き上げ、米ジェネ
ンテックとの統合や抗ウイルス薬「タミフル」の生産拡大の見込みを理由に挙げた。
自動車株ではポルシェ<PSHG_p.DE>が0.3%、フォルクス・ワーゲン(VW)
<VOWG.DE>が1.2%、それぞれ値上がりした。ポルシェは、ウィーデキング
最高経営責任者(CEO)とヘルター最高財務責任者(CFO)が23日付で退任するこ
とについて両者と合意したと発表した。これによりVWによるポルシェのスポーツカー
部門取得の道が開けたとみられている。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債を他の国債がアウトパフォームし、利回り格差が
縮小した。
米株式が堅調となったことで、安全資産とされる債券からの資金シフトが見られた。
米財務省は来週27─30日に総額1150億ドルの国債入札を実施すると発表。これ
を受けて米国債が下落し、独連邦債も追随した。
独連邦債はギリシャやイタリア国債をアンダーパフォームし、利回り格差は数カ月ぶり
の低水準となった。また、アイルランド国債と独連邦債の利回り格差は6月上旬以来の水
準に縮小した。
1615GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGLBc1>は前日の清算値から69ティック
安の120.62。米新規失業保険申請件数が発表された後、121.33をつける場面
もあった。終盤には一時120.47まで下げた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは3.2ベーシスポイント(bp)上昇し1.314
%となった。同10年物<EU10YT=RR>利回りは8.5bp上昇し3.464%。
2・10年物の利回り格差は前日終盤の210bpから215bpに拡大した。
英国債は独国債をアンダーパフォームし、10年物の利回り格差は1.5bp拡大し
48.5bp前後となった。
2009年07月21日
7/20欧州市場ロイターニュース
7/20欧州市場ロイターニュース
1235GMT 17日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4225 1.4096
ドル/円<JPY=> 94.460 94.170
ユーロ/円<EURJPY=> 134.38 132.74
20日終値 前営業日終値
株 FT100 4443.62(+54.87) 4388.75
クセトラDAX 5030.15(+51.75) 4978.40
金 現物午後値決め 952.75 937.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (+0.005) 0.385(0.369)
独連邦債2年物 1.283(1.267)
独連邦債10年物(9月限) 121.21 (+0.06) 3.404(3.399)
独連邦債30年物 4.162(4.166)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが幅広く下落し、対ユーロで6週間ぶりの安値をつけた。これまでに発
表されている米企業の第2・四半期決算が底堅い内容となる中、高リスク資産や高利回り
通貨への投資意欲が回復している。
<株式> ロンドン株式市場は6営業日続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は
6月11日以来の高値で引けた。銀行株のほか、原油・金属価格の一段高を背景に商品
(コモディティ)株が値を上げた。
銀行株が急伸した。米金融サービスCITグループ<CIT.N>をめぐり、破たん回避に向
けた計画の一環として、CITが債券保有者グループから30億ドルの融資を受けること
を同社取締役会が承認したとのニュースを受け、センチメントが改善した。
HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チャータード(スタンチャート)銀行<STAN.L>、ロ
イヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が1.6―3.6%高。
ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は6.7%上昇した。サンデー・タイムズ紙が、
同行の上半期は黒字になる見通しと報じた。
モルガン・スタンレーが欧州保険株の投資判断を「ニュートラル」から「2%オーバー
ウエイト」に引き上げたことを手掛かりに、保険株に買いが入った。
アヴィヴァ<AV.L>、リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、オールド・ミューチュア
ル<OML.L>、プルーデンシャル<PRU.L>が2.9―7.6%値上がりした。
原油価格の上昇にともないエネルギー株も高い。BGグループ<BG.L>、ケアン・エナジ
ー<CNE.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が1―1.7%高となった。
銅価格が9カ月ぶり高値となるなど、金属価格が上昇したことから鉱山株が買われた。
リオ・ティント<RIO.L>は3.7%高。カゼノブが同社の投資判断を「アウトパフォーム」
で再開した。
たばこ株は下落した。ブリティッシュ・アメリカン・タバコ<BATS.L>、インペリアル・
タバコ<IMT.L>がともに0.4%安となった。
欧州株式市場は6営業日続伸し、終値ベースで5週間ぶり高値をつけた。米景気回復
の一段の兆候や、金融サービスCITグループ<CIT.N>救済をめぐるニュースが支援した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は10.63ポイント(1.22%)
高の881.19。終値としては6月12日以来の高値。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は31.49ポイント(1.28%)高
の2500.69。
6月米景気先行指数は3カ月連続で上昇し、景気後退が終息に向かっていることを示し
た。市場予想も上回った。
CIT救済のニュースがセンチメントを上向かせ、銀行株が上昇。関係筋によると、C
ITの取締役会は、破たん回避に向けた計画の一環として、CITが債券保有者グループ
から30億ドルの融資を受けることを承認した。関係筋が匿名を条件に明らかにした。
BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール<SAN.MC>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、HS
BC<HSBA.L>、ロイズ<LLOY.L>、ウニクレディト<CRDI.MI>は2.1─6.7%高。
半面、スウェーデンの銀行SEB<SEBa.ST>は4.4%安。東欧部門の業績不振が響き、
第2・四半期の営業利益が予想を大幅に下回ったことを嫌気した。
自動車株は軟調。ポルシェ<PSHG_p.DE>は6.1%安、フォルクスワーゲン(VW)
<VOWG.DE>は5.4%安。
独紙は関係筋の話として、納税負担が生じた場合、VWによるポルシェ買収をめぐる交
渉が決裂する可能性があると報じた。両社ともにコメントを差し控えている。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債以外のユーロ圏国債がアウトパフォームした。米金
融サービスCITグループ<CIT.N>救済のニュースを受け、高リスク資産への投資意欲が
高まった。
ただ、株式市場が日中の高値から値を削るなか、債券は終盤にかけて下げ足が鈍った。
事情に詳しい関係筋によると、 CITの取締役会は19日夜、破たん回避に向けた計
画の一環として、債券保有者グループから30億ドルの融資を受けることを承認した。C
ITは20日中にも破たん回避に向けた計画について発表を行う見通しだという。
主要な経済発表を欠くなか、序盤ではCITのニュースが相場を支配したものの、市場
の関心は21日に予定されているバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言
に移っている。
独連邦債先物9月限<FGBLc1>は前営業日から21ティック安の120.94だった。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは2ベーシスポイント(bp)上昇し、1.288%。
月初から最も高い水準となる1.359%まで一時上昇した。同10年物<EU10YT=RR>利
回りは2bp近く上昇し、3.415%。
2・10年物利回り格差は213bpと、若干フラット化した。
リスク選好姿勢の回復を背景に、ユーロ圏で最も安全とされる独連邦債に対し、利回り
の高いギリシャ国債など同地域の国債がアウトパフォームした。
10年物のギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は約10bp縮小して145bpと、
2008年11月以来の水準に縮小した。
2009年07月17日
7/16欧州市場ロイターニュース
7/16欧州市場ロイターニュース
1308GMT 15日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4133 1.4104
ドル/円<JPY=> 93.690 94.260
ユーロ/円<EURJPY=> 132.41 132.97
16日終値 前営業日終値
株 FT100 4361.84(+15.38) 4346.46
クセトラDAX 4957.19(+28.75) 4928.44
金 現物午後値決め 935.00 938.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (+0.045) 0.410(0.423)
独連邦債2年物 1.219(1.289)
独連邦債10年物(9月限) 121.82 (+0.46) 3.320(3.374)
独連邦債30年物 4.053(4.108)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり安値に下落。JPモルガン
<JPM.N>の堅調決算を受けて米景気回復への期待が強まり、安全資産としてのドルへの需
要が低下している。
<株式> ロンドン株式市場は4日続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は1カ
月ぶり高値で引けた。米JPモルガン<JPM.N>の堅調決算を受けて銀行株が上昇したほか、
エネルギー・医薬品株に買いが入った。
FT100種指数は序盤で若干軟調に推移したものの、中盤でJPモルガン決算が発表
されるとマイナス圏から切り返した。
同時発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス7.5と前月
のマイナス2.2から悪化。米株市場では押し下げ材料となったものの、英国市場への影
響は限定的だった。
投資家は企業業績に加え相場の上昇基調が今後も続くかを見極めるため、同日の米国市
場引け後に発表される米IBM<IBM.N>とグーグル<GOOG.O>の第2・四半期決算に注目し
ている。
シティ・インデックスのアナリスト、ニック・サーフ氏は「IBMとグーグルの決算内
容がどの程度良いかにすべてかかっている」と述べた。
銀行株が上昇を主導。HSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・
グループ<LLOY.L>が0.6―1.7%上昇した。
資産運用のシュローダー<SDR.L>も3.3%高。シティグループが投資判断を「セル」
から「バイ」に引き上げた。
エネルギー株も堅調。米原油先物<CLc1>が1バレル=61ドルを上回る水準で推移した。
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が0.5%、BP <BP.L>が0.9%それぞれ上昇
した。
石油サービス会社ペトロファク<PFC.L>が5.3%高。同社と韓国のGS建設との企業
連合が、天然ガス施設建設プロジェクトで、アブダビガス工業会社(GASCO)から
21億ドル規模の受注を獲得したとのニュースを好感した。
一方で鉱山株は軟調。金属需要見通しに対する不安が根強い。アングロ・アメリカン
<AAL.L>、カザキミス<KAZ.L>、リオ・ティント<RIO.L>が0.6―2.3%下落した。
リスク選好は若干改善したものの依然弱く、ディフェンシブ銘柄にも買いが入った。医
薬品株ではアストラゼネカ<AZN.L>が1.5%、シャイア<SHP.L>がそれぞれ0.5%上昇
した。
欧州株式市場は続伸し、終値ベースで1カ月ぶり高値をつけた。米JPモルガン
<JPM.N>の予想を上回る好決算や米新規失業保険申請件数が前週から減少したことが、相
場を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.49ポイント(0.40%)高
の866.81。6月12日以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.95ポイント(0.32%)高の
2458.97。
金融株が上昇を主導。14日に発表された米ゴールドマン・サックス<GS.N>の決算に加
え、JPモルガンの第2・四半期が予想を大幅に上回る36%の増益となったことを手掛
かりに買いが優勢となった。
HSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、
BNPパリバ <BNPP.PA>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、クレディ・アグリコール<CA
GR.PA>、ナティクシス<CNAT.PA>が0.5─3.2%高。
2009年第2・四半期の中国国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比7.9%と第
1・四半期の同6.1%から加速し、エコノミスト予想の同7.5%を上回ったことは、
世界景気後退の終息につながる可能性があるとの見方を支えた。
医薬品株も高い。アストラゼネカ<AZN.L>、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>、ノボ・
ノルディスク<NOVOb.CO>、ロシュ<ROG.VX>、サノフィ・アベンティス<SASY.PA>、シャイ
ア<SHP.L>は0.5─1.6%高。
スイスのノバルティス<NOVN.VX>は3.1%上昇。第2・四半期の純利益は市場予想と
一致し、医薬品の通年売上高見通しを引き上げた。
一方、フィンランドの携帯電話機大手ノキア<NOK1V.HE>は15%安。競争激化を理由に
利益・市場シェア見通しを引き下げた。
<ユーロ圏債券> 反発。値動きの荒い展開となるなか、弱い米製造業業況指数を受け
た景気不安の高まりが債券需要につながった。
米JPモルガン・チェース<JPM.N>の第2・四半期は予想を上回る増益となったものの、
金融サービス大手CITグループ<CIT.N>による破産法適用申請の可能性をめぐる警戒感
の高まりを背景に、期間が短めの債券がアウトパフォーム。2・10年債利回り格差が拡
大した。
最新週の米新規失業保険週間申請件数が予想外に減少したことを受けて独連邦債は軟調
となる場面もあったが、フィラデルフィア地区連銀業況指数の悪化を材料に値を戻した。
米フィラデルフィア地区連銀が発表した7月の製造業業況指数はマイナス7.5と前月
のマイナス2.2から悪化。ロイターが集計したエコノミスト予想のマイナス5.0を下
回った。
RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏「少
なくとも債券市場では、まちまちの指標についてコップに水が半分しか入っていないと悲
観的に受け止められたようで、欧州をはじめ各地の市場でイールドカーブに著しいブルス
ティープ化が見られた」と指摘。「われわれは現在、持続可能な景気回復に向かっている
のか、2番底に向かう可能性があるのか見極めなければならない難しい地点にいる。どち
らについても真に説得力のある証拠は見当たらない」と述べた。
国債市場は短期的にはレンジ取引になる公算が大きいが、米企業決算から材料が出てく
る可能性があると付け加えた。
1528GMT時点で、独連邦債先物9月限は16ティック高の121.51。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは5.4ベーシスポイント(bp)低下し1.235
%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは約3bp低下し3.345%。
2・10年物利回り格差は前日終盤の209bpから211bpに拡大した。
フランスとスペインは合わせて100億ユーロ(140億9000万ドル)近い国債を
発行。2012年に償還期限を迎えるオフ・ザ・ランの仏BTANが比較的好調だった。
10年物のスペイン国債と独連邦債の利回りスプレッドは75bp前後でほぼ変わらず。
フランス国債と独連邦債との利回りスプレッドも42bp前後でほぼ変わらずだった。
ユーロ圏のその他の国債は独連邦債をアウトパフォームし、利回り格差は縮小した。
2009年07月16日
7/15欧州市場ロイターニュース
7/15欧州市場ロイターニュース
1248GMT 14日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4090 1.3968
ドル/円<JPY=> 93.480 93.590
ユーロ/円<EURJPY=> 131.71 130.72
15日終値 前営業日終値
株 FT100 4346.46(+108.78) 4237.68
クセトラDAX 4928.44(+146.75) 4781.69
金 現物午後値決め 938.00 924.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.090 (+0.010) 0.423(0.450)
独連邦債2年物 1.289(1.247)
独連邦債10年物(9月限) 121.17 (‐0.73) 3.374(3.300)
独連邦債30年物 4.108(4.049)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが下落。主要通貨バスケットに対し2週間ぶりの安値をつけた。米イン
テルやゴールドマン・サックスの決算が好調だったことを受けて企業業績と米経済に対す
る信頼が強まり、リスク許容度が高まった。
<株式> ロンドン株式市場は大幅続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は4週
間ぶりの高値で引けた。堅調な米企業決算と米経済指標の改善が 相場を支援した。エネ
ルギー・銀行株が上げを主導した。
同指数は今週3日続伸しており、これまでに5.3%上昇した。
米ゴールドマン・サックス<GS.N>に続き、米半導体大手インテル<INTC.O>が前日、堅調
な四半期決算を発表。米企業の第2・四半期業績をめぐる楽観的な見方を支えた。
7月のニューヨーク州製造業業況指数が1年超ぶりの水準に上昇したほか、6月の米鉱
工業生産指数で落ち込みが減速した。
ハーグリーブス・ランズダウンのアナリスト、キース・バウマン氏は「今週は世界的な
大手企業の業績発表がまだ多く控えている。第2・四半期決算内容のバランスが引き続き
非常に重要だ」と述べた。
米原油先物<CLc1>が1バレル=60.85ドルに上昇するなか、エネルギー株の上昇が
目立った。タロー・オイル<TLW.L>が5.1%高。ガーナのエネルギー相が、同国沖ジュ
ビリー鉱区での第1フェーズ開発計画を正式に承認した。
ケアン・エナジー<CNE.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BP <BP.L>、ガスの
BGグループ<BG.L>が2.3―3.1%上昇した。
銀行株も堅調。バークレイズ<BARC.L>が4.8%高となった。複数の関係者によると、
バークレイズはプライベートエクイティー業務の売却を検討しており、今週にも投資パー
トナーと協議を行う見通し。
HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・
スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダード・ チャータード<STAN.L>が1.5―
4%上昇した。
金属価格の上昇を背景に鉱山株も買われた。フレスニロ<FRES.L>、カザキミス<KAZ.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、ロンミン<LMI.L>、エクストラータ
<XTA.L>が2.6―5.6%値を上げた。
リオ・ティント<RIO.L>は4.2%高。第2・四半期の鉄鉱石生産が前年同期と比べ
8%増加したと発表した。
欧州株式市場は続伸。米ゴールドマン・サックス<GS.N>とインテル<INTC.O>の予想
を上回る決算に支援され、銀行・ハイテク株を中心に値を上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は23.17ポイント(2.76%)
高の863.32。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は80.31ポイント(3.39%)高
の2451.02。
米ゴールドマンの堅調決算を手掛かりに銀行株が買われ、指数の大半を押し上げた。
HSBC<HSBA.L>、サンタンデール<SAN.MC>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、
クレディ・スイス<CSGN.VX>は2.6―4.2%高。
バークレイズ<BARC.L>も4.4%上昇した。複数の関係筋が語ったところによると、
同社はプライベートエクイティ部門の売却を検討しており、週内にも投資関連の提携先と
協議する方針を示している。
米原油先物<CLc1>の上昇を背景にエネルギー株に買いが入った。BGグループ<BG.L>、
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>が2.1―3.3%
上昇した。
銅価格<MCU3=LX>が上昇するなか鉱山株も高い。リオ・ティント<RIO.L>は4.2%高。
同社は、第2・四半期の鉄鋼石生産が前年同期比8%増となったと発表した。
アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、エクストラータ<XTA.L>は
3―8.4%上昇した。
米インテルが前日に第2・四半期決算を発表し、特別項目を除いた利益と売上高が
ともに市場予想を上回ったことを受けてハイテク株も堅調だった。
アルカテル・ルーセント<ALUA.PA>は10.9%高と急伸。バンク・オブ・アメリカ・
メリルリンチが投資判断を「バイ」に引き上げた。
世界最大の半導体露光装置メーカー、蘭ASML<ASML.AS>は4.7%高。エリクソン
<ERICb.ST>、ノキア<NOK1V.HE>、インフィニオン<IFXGn.DE>も3.4―8.1%上昇した。
この日の経済指標は、7月のニューヨーク州製造業業況指数が新規受注の増加を背景に
1年超ぶりの水準に上昇し、投資家心理の改善につながった。
<ユーロ圏債券> 利回りが上昇。堅調な企業決算を手掛かりに株価が上昇し、安全資
産としての債券への需要が後退する中、独連邦債先物は2週間ぶり安値に迫った。
米株市場でハイテク株が買われナスダックを押し上げる中、独連邦債先物9月限
<FGBLc1>は引け後の取引で121.16に下落。清算値は121.36だった。欧州株式
市場でも主要指数が3日続伸した。
カリヨンの債券アナリスト、ピーター・チャットウェル氏は「連邦債先物の次の主要な
水準は121.00となる。現物市場では連邦債利回りの節目となる水準は3.40%で、
これを上抜けた場合、3.45─3.60が視野に入ってくるだろう」と指摘した。
1620GMT時点で、独連邦債先物9月限は70ティック安の121.20と、約2
週間ぶりの安値をつけた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは3.1ベーシスポイント(bp)上昇し1.278
%。一時、2週間ぶりの水準に迫る1.292%に上昇した。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは7.6bp上昇し3.376%。
2・10年物利回り格差は前日終盤の205bpから小幅拡大し、209bpとなった。
リスク志向が高まる中、イタリア国債10年物固定利付債(BTP)<IT10YT=RR>のほ
か、ギリシャ・アイルランド・ポルトガル債などの高利回り債と独連邦債の利回りスプレ
ッドが縮小した。
10年物のイタリアBTPと独連邦債の利回りスプレッドは、1週間ぶり低水準の
107bpに縮小。前日は116bpだった。
6月のユーロ圏16カ国のEU基準消費者物価指数(CPI)改定値は前年比0.1%
低下した。ユーロ圏CPIの伸びがマイナスとなるのは初めてだが、さほど材料視されな
かった。
2009年07月15日
7/14欧州市場ロイターニュース
7/14欧州市場ロイターニュース
1305GMT 13日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3962 1.3977
ドル/円<JPY=> 92.990 92.970
ユーロ/円<EURJPY=> 129.83 129.93
14日終値 前営業日終値
株 FT100 4237.68(+35.55) 4202.13
クセトラDAX 4781.69(+59.35) 4722.34
金 現物午後値決め 924.75 908.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.075 (‐0.010) 0.450(0.460)
独連邦債2年物 1.247(1.221)
独連邦債10年物(9月限) 121.94 (‐0.35) 3.300(3.273)
独連邦債30年物 4.049(4.053)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルが対円で下落し、対ユーロでは若干上昇した。同日発表された米小売
売上高と米卸売物価指数が予想を上回る一方、米企業決算への懸念から投資家が引き続き
慎重になっている。
<株式> ロンドン株式市場は続伸。鉱山・金融・石油株が買 われた。経済指標はま
ちまちだったが、米企業決算が予想を上回ったことを好感した。
6月の米卸売物価指数(PPI)総合指数は予想を大きく上回って上昇したが、市場
は米ゴールドマン・サックス・グループ<GS.N>やジョンソン・エンド・ジョンソン
(J&J)<JNJ.N>の決算内容が予想を上回ったことの方に大きく反応した。
キリクのパートナー、ポール・カバナー氏は「最近の市場の弱さを踏まえると、第2・
四半期の決算シーズンは若干の押し上げ材料となるかもしれない。さもなければ、
FT100種指数は4000を下回る可能性がある」と述べた。
ゴールドマンの2009年第2・四半期(4─6月)決算が33%の増益となったこと
を受け、銀行株に買いが入った。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、ロイズ・バ
ンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>は1.2─2.1%高。
投資家の間で金属価格の一段の上昇が見込まれるなか、鉱山株も買われた。フレスニロ
<FRES.L>、ロンミン<LMI.L>、カザキミス<KAZ.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、エクスト
ラータ<XTA.L>、リオ・ティント<RIO.L>は5.1─13.3%値上がりした。
保険株も高い。アヴィヴァ<AV.L>、フレンズ・プロビデント<FP.L>、オールド・ミュー
チュアル<OML.L>、プルーデンシャル<PRU.L>は0.9─3.5%値を上げた。
エネルギー株では、ケアン・エナジー<CNE.L>、BP<BP.L>、BGグループ<BG.L>、タ
ロー・オイル<TLW.L>が0.4─4.9%上昇した。
携帯電話ボーダフォン<VOD.L>は1.9%安。UBSが投資判断を「バイ」から「ニュ
ートラル」に引き下げ、目標株価を下方修正したことを嫌気した。UBSはノートで、景
気低迷や市場シェアの低下、為替の影響がボーダフォンの利益見通しを圧迫しているとの
見方を示し、2009年は11%の減益と予想した。
欧州株式市場は続伸。米ゴールドマン・サックス<GS.N>の決算が予想を上回ったことを
受けて金融セクターの業績回復に対する期待が高まり、銀行株に買いが入った。 FTS
Eユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.96ポイント(1.2%)高の
840.15。終値として7月3日以来の高値となった。 DJユーロSTOXX50種
指数<.STOXX50E>は25.49ポイント(1.09%)高の2370.71。 銀行株が買
われ相場を押し上げた。BNPパリバ<BNPP.PA>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>、HSBC
<HSBA.L>、ソシエテ・ジェネラル<SOGN.PA>、UBS<UBSN.VX>、ウニクレディト
<CRDI.MI>が2.1―3.6%上昇した。 カゼノブ(ロンドン)のマクロ・ストラテジー
調査部門代表ダレン・ウィンダー氏は「経済は転換点に近づいている」と指摘。「利益は
底を形成し始めており、年後半から2010年にかけて成長するはずだ」と述べた。 ゴ
ールドマンが同日発表した第2・四半期決算は、好調なトレーディングを背景に33%の
増益となった。 鉱山株も金属価格の上昇を背景に堅調。生産に関する報告を控えたリオ・
ティント<RIO.L>が5.1%高。16日に第2・四半期の生産報告を発表するフレスニロ
<FRES.L>が13.3%上昇した。 自動車株にも買いが入った。経済見通しに対する投資
家の楽観的な見方が強まった。ルノー<RENA.PA>、プジョー<PEUP.PA>、BMW<BMWG.DE>
が2.7―5.3%上昇した。 フィアット<FIA.MI>も2.8%高。22日の第2・四半
期決算発表を前に、ICAPが投資推奨を「セル」から「バイ」に引き上げた。 エネル
ギー株も上昇。トタル<TOTF.PA>、スタトイルハイドロ<STL.OL>などが値を上げた。 一方、
太陽電池で世界最大手のドイツのQセルズ<QCEG.DE>が14.4%安。通年の売り上げ見
通しを撤回し、第2・四半期にかなりの営業損失が見込まれるとの予想を示した。
<ユーロ圏債券> 下落。世界の景気後退が峠を越えた可能性があるとの見方から欧州
株式市場が上昇し、薄商いの中、約60億ユーロのイタリア債入札が実施された。
イタリアは総額56億7600万ユーロの5・10年物固定利付債(BTP)を発行。
イタリア・独連邦債の利回りスプレッド拡大などに支援され、好調な需要がみられた。
ただ、米株市場が弱含みで推移したことや、米ゴールドマン・サックス<GS.N>の第2・
四半期決算が金融セクターを支えるほど力強い内容かをめぐり一部市場参加者が懐疑的な
見方を示したことで、相場は下げ渋った。
その後、ゴールドマンのデービッド・ビニア最高財務責任者(CFO)がロイターに対
し、堅調な業績が持続可能かは「わからない」と語ったことを手がかりに、相場は日中高
値を試した。
1507GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は37ティック安の121.92。
一時、今月3日以来の安値となる121.49をつけた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは2.1ベーシスポイント(bp)上昇し1.242
%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは2.9bp上昇し3.302%。
一方、独連邦債30年物<EU30YT=RR>利回りは0.9bp低下し4.048%。
この日発表された一部指標は、世界景気が最悪期を脱したとの見方を支え、相場を圧迫
した。
シンガポールの第2・四半期の国内総生産(GDP、速報値)は季節調整済み前期比年
率20.4%増と、ほぼ6年ぶりの大幅な伸びとなった。4四半期続いたマイナス成長に
終止符を打ち、定義上のリセッション(景気後退)から脱却した。
一方、ドイツの欧州経済センター(ZEW)が発表した7月の独景気期待指数が200
8年10月以来初めて前月比低下し、相場は安値から戻した。
イタリア債入札後、同国の指標となる10年物国債と独連邦債の利回りスプレッドは、
4月下旬以来の高水準となる121bp近辺から115bpに縮小した。
2009年07月14日
7/13欧州市場ロイターニュース
7/13欧州市場ロイターニュース
1319GMT 10日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3951 1.3930
ドル/円<JPY=> 92.280 92.520
ユーロ/円<EURJPY=> 128.73 128.88
13日終値 前営業日終値
株 FT100 4202.13(+74.96) 4127.17
クセトラDAX 4722.34(+146.03) 4576.31
金 現物午後値決め 908.50 913.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.075 (‐0.010) 0.460(0.430)
独連邦債2年物 1.221(1.205)
独連邦債10年物(9月限) 122.18 (‐0.14) 3.273(3.267)
独連邦債30年物 4.053(4.065)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円が対ドルで上昇し、5カ月ぶりの高値をつけた。電子取引システムのEB
Sによるとドルは一時91.73円に下落した。
米企業決算をめぐる懸念を背景に、年内の経済回復は限定的との不安感が膨らんだ。リ
スク許容度が低下したことを受けて円が買われている。
<株式> ロンドン株式市場は上昇。エネルギー・鉱山株に買いが入ったほか、金融株
が上昇し相場を支援した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は74.96ポイント(1.82%)高の
4202.13。出来高は薄く、過去90日間の平均の67%にとどまった。
レッドメイン・ベントレーのティム・ホワイトヘッド氏は「(FT100種)は
4000―4400のかなりタイトなレンジ取引が続いていると考えている。上値抵抗線
を持続的に上回ることを示唆する兆しはこれまでのところ特に見られない」と述べた。
銀行株に買いが入り一時の下げから値を戻した。米金融株の上昇が支援した。有力銀行
アナリストが米ゴールドマン・サックス<GS.N>の投資判断を「バイ」に引き上げたほか、
セクターの業績業績について楽観的な評価を示した。
イングランド銀行(英中央銀行)のビーン副総裁は、中銀当局者は景気刺激に向けて一
段の措置が必要かどうかについて状況を監視していると述べる一方、状況は正しい方向に
向かっているとの認識を示した。
バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、ロ
イズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
<RBS.L>が1.1―2.9%上昇した。
保険株のフレンズ・プロビデント<FP.L>が12.6%高。レゾリューション<RSL.L>か
らの買収提案を拒絶した。レゾリューションは2.8%下落した。
フレンズ・プロビデント株の急伸は、今後より好条件の買収案が提示されるとの投資家
の期待感を示しており、一部アナリストからは長く待たれてきた業界再編の一歩になる可
能性があるとして歓迎する声も聞かれた。
リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、アヴィヴァ<AV.L>、オールド・ ミューチュ
アル<OML.L>はすべて6%超上昇した。
米原油先物<CLc1>が当初の上昇から値を消すなかでエネルギー株が上昇、全体を押し上
げた。ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は2%、BP<BP.L>が2.2%、ガスのBGグ
ループ<BG.L>が1.5%それぞれ上昇した。
堅調な金属価格を背景に鉱山株も買われた。BHPビリトン<BLT.L>、リオ・ティント
<RIO.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>が1.1―5.3%上昇した。
一方、エクストラータ<XTA.L>は2.4%安。同社は12日、アングロ・アメリカン
<AAL.L>の買収を断念していないと述べた。アングロ・アメリカンは2.7%上昇。オブ
ザーバー紙によると、エクストラータはアングロ・アメリカンに対しより好条件の買収案
を提示する見通し。
欧州株式市場は反発。米金融株の上昇に追従し銀行株が値上がりしたほか、石油株が買
われ、相場は前週の大幅な下げを一部取り戻した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は15.90ポイント(1.95%)
高の830.19。一時、4月下旬以来の安値となる805.93をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は63.75ポイント(2.79%)高
の2345.22。
米金融株の上昇を手掛かりに、銀行株がこの日の上昇を主導。有力銀行アナリストのメ
レディス・ホイットニー氏が米ゴールドマン・サックス<GS.N>の投資判断を「ニュートラ
ル」から「バイ」に引き上げ、金融セクターの業績に強気な見方を示したことが、米金融
株を押し上げた。
BNPパリバ<BNPP.PA>、サンタンデール<SAN.MC>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、ロイ
ヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、バークレイズ<BARC.L>、コメ
ルツ銀行<CBKG.DE>、ドイツ銀行<DBKGn.DE>が1.5─4.3%高。
UBS<UBSN.VX>は4.8%高。UBSと米検察当局は米顧客の名簿提出問題で、交渉
による解決を目指し、この日に予定されていた審理の延期を裁判所に申請し、裁判所はこ
れを承認した。
最近の下落を背景に、株価が魅力的な水準にあるようにみられるとの指摘もある。
原油価格の下落にも関わらず、石油株に買いが入った。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ
・シェル<RDSa.AS>、トタル<TOTF.PA>、レプソル<REP.MC>、BGグループ<BG.L>は1.3
─2.2%高。
自動車株も高い。ポルシェ<PSHG_p.DE>は9.7%高。カタール投資庁(QIA)が約
70億ユーロを投じ、ポルシェの持ち株会社の株式約25%のほか、フォルクスワーゲン
(VW)株を追加購入できるオプションを取得する見通しとのニュースを好感した。ポル
シェとVWはともにコメントを拒否した。
VWは4.9%、ダイムラー<DAIGn.DE>は6%、BMW<BMWG.DE>は3.3%高。
<ユーロ圏債券> 軟調。株式が堅調となるなか債券は下落に転じた。
米株式はゴールドマン・サックス<GS.N>をはじめとする今週の企業決算発表を前に神経
質な展開となっていたが、有力銀行アナリスト、メレディス・ホイットニー氏の強気のコ
メントを手掛かりに買いが膨らんだ。
RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏は
「株式が売られていたため債券は強気で始まったものの、のちに株式が切り返したことを
受け債券は軟調となった」と述べた。
ただ、カリヨンのアナリストによると、今週は需給懸念からの圧迫がないことから、下
げは限定的だった。今週は約160億ユーロの入札が見込まれる半面、年初から2番目の
規模である550億ユーロ程度の償還や利払いがあるという。
前出のマグワイア氏は「供給面だけを見ると、欧州(債券相場)は今週強気となってし
かるべきだが、主要指標を欠くなか、独連邦債は米国の動向、特に第2・四半期決算の内
容に左右されるだろう」と指摘した。
独連邦債先物9月限<FGBLc1>は3ティック安の122.29。一時は122.47をつ
けたが、清算後の1536GMT時点では122.21まで下落した。ただ、季節要因か
ら出来高は34万枚と、前月の平均63万枚を大幅に下回った。
独連邦債2年物<EU10YT=RR>利回りは約2ベーシスポイント(bp)上昇し1.221
%。一時は1.194%をつけた。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは3.272%に小幅上昇した。
今週はイタリア・フランス・スペインが約160億ユーロの国債入札を実施する見通し
となっている。
ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債<IT10YT=RR>と独連邦債の利回
り格差は一時若干拡大し約121bpと、4月下旬以来の水準となった。
欧州中央銀行(ECB)の発表によると、ECBおよびユーロ圏の各中央銀行が新たに
4300万ユーロのカバードボンドを買い入れ、買い入れ総額は6600万ユーロになっ
た。
2009年07月11日
7/10欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
7/10欧州市場ロイターニュース
1540GMT 9日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3918 1.4024
ドル/円<JPY=> 92.220 92.930
ユーロ/円<EURJPY=> 128.37 130.33
10日終値 前営業日終値
株 FT100 4127.17(‐31.49) 4158.66
クセトラDAX 4576.31(‐53.76) 4630.07
金 現物午後値決め 913.00 911.75
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.075 (+0.005) 0.430(0.429)
独連邦債2年物 1.205(1.238)
独連邦債10年物(9月限) 122.31 (+0.33) 3.267(3.307)
独連邦債30年物 4.065(4.111)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が上昇。米企業決算シーズンが始まったほか、株式が軟調となるな
か警戒感が高まっている。7月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が低下し、リスク
回避の姿勢が強まったことも、安全資産とされる両通貨の買いにつながっている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。週間では4週連続で下落した。さえない米経済指
標が世界経済の見通しに一段の影を落としたほか、軟調なエネルギー株が相場を圧迫した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週足では2.3%下落し、4月28日以来の安値
となった。
CMCマーケッツのシニアディーラー、ジャイルズ・リー氏は「きょうはファンダメン
タルズがすべてそれほど心強いものではなかった。米貿易赤字が一段と縮小したことは内
需の衰えを示している」と述べた。
米商務省が発表した5月貿易統計は、貿易赤字が259億6000万ドルに縮小し、
1999年11月以来の低水準となった。輸出が増加する一方、外国製品への需要も低迷
した。
ロイター/ミシガン大学の調査した7月の米消費者調査・速報値は64.6と前月の確
報値70.8から低下し、3月以降最も低い水準となった。
エネルギー株が軟調。米原油先物<CLc1>が1バレル=60ドルを下回った。BP<BP.L>、
ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ガスのBGグループ<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、
ケアン・エナジー<CNE.L>が0.8―1.5%下落した。
米石油シェブロン<CVX.N>が前日、国内製油マージンの落ち込みが第2・四半期業績を
圧迫すると警告したこともセクターを圧迫した。
保険株ではアヴィヴァ<AV.L>が4.9%安。減配に踏み切るとの見方が根強い。不透明
感はセクター全体に広がり、スタンダード・ライフ<SL.L>、プルーデンシャル<PRU.L>、
リーガル・アンド・ジェネラル<LGEN.L>、オールド・ミューチュアル<OML.L>が2.7―
3.2%下落した。
軟調な金属価格を背景に鉱山株も売られた。リオ・ティント<RIO.L>、カザキミス
<KAZ.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、ロンミン<LMI.L>、BHPビ
リトン<BLT.L>が1.4―3.3%下落した。
欧州株式市場は反落。週足では4週連続での下げとなった。企業決算や景気回復ペース
めぐる懸念が圧迫し、医薬品・銀行株を中心に売りが優勢となった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.03ポイント(1.10%)安
の814.29。終値ベースでは4月28日以来の安値。週足では3.4%下落した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は32.40ポイント(1.40%)安
の2281.47。
医薬品株の下げが目立ち、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>、ノバルティス<NOVN.VX>、
アストラゼネカ<AZN.L>、ロシュ<ROG.VX>、サノフィ・アベンティス<SASY.PA>が1.1─
2.4%安。
競争の高まりや新薬の市場参入をめぐる問題など、さえない見通しが同セクターへの圧
迫材料とみられている。
この日発表された米指標では、7月米ミシガン大消費者信頼感指数速報値が前月(確報
値)から低下し、3月以来の低水準となった。市場予想も下回った。
原油価格が2%超下落する中、エネルギー株も値下がりした。BP<BP.L>、ロイヤル・
ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、スタトイルハイドロ<STL.OL>、トタル
<TOTF.PA>が0.6─1.7%安。
米石油大手シェブロン<CVX.N>が9日米市場引け後に、国内製油マージンの落ち込みが
第2四半期業績を圧迫するとの見通しを示したことも、センチメントを悪化させた。
銀行株ではUBS<UBSN.VX>が2.4%安。米政府がUBSに対し顧客の情報を提供す
るよう求めている問題で、マイアミ連邦地裁判事は8日、米司法省に対し、米国でのUB
Sの活動を停止させるような措置まで踏み込む用意があるのか、12日までに回答するよ
う命じた。
サンタンデール<SAN.MC>、BNPパリバ<BNPP.PA>、HSBC<HSBA.L>、ウニクレディ
ト<CRDI. MI>は1─3.7%安。
<ユーロ圏債券> 上昇し、独連邦債先物は2カ月ぶり高値に迫った。企業業績や景気
回復ペースに対する懸念が株価を押し下げ、安全資産とされる債券への需要が強まった。
ロイター/ミシガン大学の調査した7月の米消費者調査・速報値が64.6と、3月以
降最も低い水準となったほか、英国立統計局(ONS)が発表した6月の生産者物価統計
が予想よりも弱い内容となったことは相場を支援した。
独連邦債は英国債をアウトパフォームし、独連邦債10年物利回りは引けにかけ、英国
債10年物利回りを47ベーシスポイント(bp)下回った。
ウニクレディト(ミュンヘン)の債券ストラテジスト、コーネリウス・パープス氏は
「特にダウやS&Pの下落を踏まえると、決算シーズンへの期待感は非常に低い。そのた
め上向きサプライズがもたらされる可能性が明らかに存在し、来週中に債券市場が反転す
る可能性が大いにある」と述べた。
1530GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は37ティック高の122.34
で、2カ月ぶり高値に迫った。
金利動向に左右されやすい独連邦債2年物<EU10YT=RR>利回りは3.8bp低下し
1.200%。同10年物<EU10YT=RR>利回りは約4bp低下の3.3258%だった。
イタリア財務省の高官はこの日ロイターに対し、今年の国債発行規模を当初予定の
2200億ユーロから約2600億ユーロに引き上げる可能性を明らかにしたが、相場の
反応は限られた。
来週予定されているイタリア国債の入札規模が年初来最小になるとのニュースは、独連
邦債を支援した。
10年物のイタリア国債と独連邦債の利回り格差は117bp付近を推移した。
2009年07月10日
7/9欧州市場ロイターニュース
7/9欧州市場ロイターニュース
1309GMT 8日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3985 1.3876
ドル/円<JPY=> 92.990 92.810
ユーロ/円<EURJPY=> 130.07 128.88
9日終値 前営業日終値
株 FT100 4158.66(+18.43) 4140.23
クセトラDAX 4630.07(+57.42) 4572.65
金 現物午後値決め 911.75 918.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.070 (+0.005) 0.429(0.440)
独連邦債2年物 1.238(1.185)
独連邦債10年物(9月限) 121.95 (‐0.21) 3.307(3.266)
独連邦債30年物 4.111(4.074)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> 円とドルが下落。最新週の米新規失業保険申請件数が前週から大幅に減少し
たことを背景に米株式先物が上昇する中、リスク許容度が高まっている。
ドルは対円で上げ幅を拡大している。一方、イングランド銀行(英中央銀行)が資産買
い入れ枠を据え置いたことを受け、ポンドが買われている。
<株式> ロンドン株式市場は4日ぶりに反発。米アルミニウム大手アルコアの底堅い
決算内容を背景に鉱山株が買われた。
出来高は過去90日間の平均の7割にとどまった。
イングランド銀行(英中央銀行)はこの日、政策金利を過去最低の0.5%に据え置き、
資産買い入れプログラムの規模も据え置くと発表したが、市場への影響は限られた。
前日は売り優勢となっていた鉱山株の上昇が目立った。アルコア<AA.N>の第2・四半期
決算で赤字が予想より小幅だったことが支援した。
アングロ・アメリカン<AAL.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>、カザキミス<KAZ.L>、
アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、BHPビリトン<BLT.L>、エクスト
ラータ<XTA.L>が0.2―5.6%上昇した。
銀生産のフレスニロ<FRES.L>が10.1%高。シティグループが投資判断を「ホールド」
から「バイ」に引き上げた。
銀行株ではHSBC<HSBA.L>が1.4%、バークレイズ<BARC.L>が0.4%それぞれ上
昇した。
一方、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が0.5―0.6%下落し
た。
石油株もまちまち。原油価格が1バレル=60ドルを割り込むなか、ガスのBGグルー
プ<BG.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>、タロー・オイル<TLW.L>が0.1―1.8%下落し
た。
一方でロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は0.5%、BP<BP.L>は0.1%それぞれ
値を上げた。
保険株ではアヴィヴァ<AV.L>が4%安。利益の減少を背景に減配に踏み切るとの懸念が
根強い。
欧州株式市場は6営業日ぶりに小反発。鉱山・銀行株に買いが入った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.20ポイント(0.76%)高
の823.32。一時829.88まで上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は22.54ポイント(0.98%)高
の2313.87。
ウニクレディト(ミュンヘン)のゲルハルト・シュワルツ氏は「市場はこれまでの下げ
分を一部取り戻しているが、値動きの荒い展開は今後も続くだろう」と指摘。相場が今後、
大幅な下方調整ではなく、値固め局面にとどまる可能性があると述べた。
銅などの金属価格の上昇を背景に鉱山株が買われた。前日発表された米アルミニウム大
手アルコア<AA.N>の第2・四半期決算が市場予想よりも小幅な赤字にとどまったことも支
援した。
アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、リオ・ティント<RIO.L>、
エクストラータ<XTA.L>は2.6─5.6%高。
銀生産のフレスニロ<FRES.L>は10.1%高。シティグループは同社の投資判断を「ホ
ールド」から「バイ」に引き上げた。
銀行セクターも堅調。UBS<UBSN.VX>が2.9%高となった。米顧客の脱税ほう助を
めぐる問題で、米当局が国内店舗の閉鎖までは踏み込まないとの観測が出ている。
ドイツ銀行<DBKGn.DE>は4.6%上昇。DZバンクは同銘柄をドイツ推奨株トップ10
リストに加えた。
サンタンデール<SAN.MC>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、ウニクレディト<CRDI. MI>も
上昇した。
仏石油サービスのテクニップ<TECF.PA>は4.9%高。ノムラが投資判断を「リデュー
ス」から「ニュートラル」に引き上げた。
半面、ディフェンシブ株の一角は売られた。ボーダフォン<VOD.L>は1%下落。医薬品
のロシュ<ROG.VX>、ノバルティス<NOVN.VX>も値を下げた。
<ユーロ圏債券> 下落。イングランド銀行(英中央銀行)が資産買い入れプログラム
の規模を拡大しなかったことを背景に英国債が大幅に売られ、相場を圧迫した。
英中銀はこの日、政策金利の据え置きを発表。資産買い入れプログラムは現行の
1250億ポンドに据え置いた。市場では英国債の購入規模拡大が予想されていた。
インベステックのエコノミスト、デビッド・ページ氏は「量的緩和プログラムを拡大し
ないとの英中銀の発表に市場は反応した。(資産購入規模の据え置きは)サプライズとな
った」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのノボトニー・オーストリア中央銀行総裁は、
2011年以降に欧州経済がプラス2―3%の成長を取り戻す可能性があるとの見方を示
した。また、景気後退は終息していないと述べた。
1515GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は19ティック安の121.97。
テクニカル面で重要な水準となる100日移動平均の122.07を下回った。前日は
122.49と9週ぶりの高値を付けていた。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは3ベーシスポイント(bp)上昇し3.296
%。同2年物<EU10YT=RR>利回りは約5bp上昇し1.232%となった。
英国債先物9月限<FLGU9>は1ポイント超下落した。
ロイズTSB(ロンドン)の市場エコノミスト、ケネス・ブロー氏は「英中銀が8月6
日の金融政策委員会(MPC)会合で資産買い入れプログラムの規模拡大について判断を
下すまでは、債券市場にとって苦しい数週間となるだろう」と述べた。
独連邦債10年物は英国債10年物<GB10YT=RR>に対してアウトパフォームした。利回
り格差は一時50bpと4カ月ぶりの水準に拡大した。
2009年07月08日
7/7欧州市場ロイターニュース
7/7欧州市場ロイターニュース
1336GMT 6日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3988 1.3974
ドル/円<JPY=> 95.200 95.360
ユーロ/円<EURJPY=> 133.15 133.27
7日終値 前営業日終値
株 FT100 4187.00(‐ 7.91) 4194.91
クセトラDAX 4598.19(‐53.63) 4651.82
金 現物午後値決め 924.00 924.5
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.060 (+0.010) 0.465(0.505)
独連邦債2年物 1.223(1.224)
独連邦債10年物(9月限) 121.95 (‐0.01) 3.306(3.303)
独連邦債30年物 4.097(4.090)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが対ドル・円で上昇。5月のドイツ鉱工業受注指数が予想以上に上昇
したことで、景気回復への期待からリスク選好の動きが高まっている。
<株式> ロンドン株式市場は小幅続落。石油株が軟調に推移したほか、弱い英鉱工業・
製造業生産指数と序盤の米株安が圧迫し、鉱山株の上昇を打ち消した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は2カ月ぶりの安値で引けた。
ETXキャピタルのシニアトレーダー、ミック・ミルズ氏は「商いが薄い。米株の下落
に加え、依然景気後退から脱却していないことを示す英鉱工業・製造業生産指数を受けて
値を消す展開になった」と述べた。
英国立統計局(ONS)が発表した5月の鉱工業生産指数および製造業生産指数(いず
れも速報値)は、予想に反し前月比で低下した。
軟調な米原油先物<Clc1>を背景に石油株に売りが出た。BP<BP.L>は0.2%上昇した
ものの、ガスのBGグループ<BG.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、ケアン・エナ
ジー<CNE.L>は0.3―1.3%下落した。
鉱山株は金属価格の安定化とセクターの再編期待を背景に上昇した。トレーダーによる
と、ブラジルのヴァーレ<VALE5.SA>による10億ドルの資本調達について、アングロ・ア
メリカン<AAL.L>買収に向けたエクストラータ<XTA.L>との提携に充てられる可能性がある
との憶測が出ている。
エクストラータは1.4%高。アングロ・アメリカンは0.1%下落した。ユーラシア
ン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、リオ・ティント<RIO.L>、アントフ
ァガスタ<ANTO.L>、ベダンタ・リソーシズ<VED.L>、カザキミス<KAZ.L>が1.7―2%上
昇した。
銀行株はまちまち。バークレイズ<BARC.L>が1.1%、スタンダード・チャータード
(スタンチャート)<STAN.L>が1.8%それぞれ上昇し、前日から一段高となった。スタ
ンチャートはゴールドマン・サックスが投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き
上げたことが支援した。
一方、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットラ
ンド(RBS)<RBS.L>、HSBC<HSBA.L>は0.2―2.4%値を下げた。
欧州株式市場は4営業日続落。公益・エネルギー株を中心に売りが優勢となった。企業
決算シーズンを控え神経質な取引が続いているほか、世界経済の回復ペースをめぐる懸念
が圧迫した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は6.67ポイント(0.80%)安
の826.36。一時、840.27に上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は22.98ポイント(0.98%)安
の2320.90。
公益株の下げが目立ち、GDFスエズ<GSZ.PA>、エーオン<EONGn.DE>、ナショナル・グ
リッド<NG.L>、セントリカ<CNA.L>が1.6─3.8%安。
原油<CLc1>が2%下落し63ドルを割り込んだことに追従し、エネルギー株ではロイヤ
ル・ダッチ・シェル<RDSb.L>、トタル<TOTF.PA>、ケアン・エナジー <CNE.L>が1.1─
1.6%安。
スペインの石油大手レプソル<REP.MC>も1.6%安。関係筋によると、中国石油天然ガ
ス集団(CNPC)がレプソルのアルゼンチン部門の株式75%を最大145億ドルで取
得する可能性がある。
レンズバーグ・シェパーズのリサーチ主任アンドリュー・ベル氏は「相場は値固めの局
面にある。相場を押し上げるには、企業決算の好転や経済回復・成長がさほど悪くない状
況からやや良好の状態に移行していることを示す材料が必要」と指摘した。
経済協力開発機構(OECD)は、各国政府による早過ぎる景気刺激策の撤回は、経済
回復の芽を摘み取るリスクにつながるとし、政策主導の回復から自律的成長に移行するこ
とが最も重要だ、との見解を示した。
ただ、5月のドイツ鉱工業受注指数は予想以上に上昇し、世界経済回復をめぐる期待を
下支えた。
金融株は買われた。スタンダード・チャータード<STAN.L>、バークレイーズ<BARC.L>、
BNPパリバ<BNPP.PA>、ナティクシス <CNAT.PA>、コメルツ銀行<CBKG.DE>は0.9─
2.9%高。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債先物は7週間ぶり高値から下落した。大規模入札を
背景に債券への逃避買いが後退した。
この日は、オーストリア・イタリア・オランダが総額約140億ユーロの入札を実施し
た。
オーストリアは20億ユーロの国債(2014・26年償還)の入札を実施。比較的小
規模だったことから長期債に堅調な需要がみられた。5年債の需要は前回の5月5日の入
札時の水準を若干下回った。
オランダは62億ユーロの国債(2015年償還)、イタリアは55億ユーロの国債
(2025年償還債)の入札をそれぞれ実施した。
1615GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLc1>は121.75で終了した。一時
121.53の安値をつけた。引け後の取引では前日比13ティック安の121.83。
前日は7週間ぶり高値の122.00をつけた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは前日終盤時点から0.5ベーシスポイント(bp)
上昇し1.229%となった。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは1.2bp上昇し3.315%。
フランスは、今年の中・長期国債発行計画が予定よりも順調に進んでいることから、8
月6日に予定していた入札を取りやめることを明らかにした。同入札は9月に再開される。
この発表を受け、フランス国債と独連邦債の利回り格差は一時縮小した。
この日発表された5月のドイツ鉱工業受注指数はほぼ2年ぶり強い伸びとなり、相場を
圧迫した。
2009年07月07日
7/6欧州市場ロイターニュース
7/6欧州市場ロイターニュース
1533GMT 3日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.3931 1.3961
ドル/円<JPY=> 94.880 96.030
ユーロ/円<EURJPY=> 132.15 134.07
6日終値 前営業日終値
株 FT100 4194.91(‐41.37) 4236.28
クセトラDAX 4651.82(‐56.39) 4708.21
金 現物午後値決め 924.5 932.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.050 (+0.025) 0.505(0.494)
独連邦債2年物 1.224(1.245)
独連邦債10年物(9月限) 121.92 (+0.35) 3.303(3.337)
独連邦債30年物 4.090(4.126)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ドルと円が全般的に上昇。世界的な景気見通しをめぐる懸念の高まりを背景
にリスク許容度が低下し、安全資産とみられる両通貨が買われている。
6月の米供給管理協会(ISM)非製造業総合指数は前月から改善したが、市場は反応
薄となっている。
<株式> ロンドン株式市場は反落。原油・金属価格の下落を受けてエネルギー・鉱山
株が売られた。ただ、ディフェンシブ銘柄が買われ、下値を支えた。
鉱山株では、ロンミン<LMI.L>が8.5%安となったほか、エクストラータ <XTA.L>、
カザキミス<KAZ.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>は
5─7.5%値下がりした。
リオ・ティント<RIO.L>は7%安。2007年に買収した米アルカンの食品包装部門ア
ルカン・パッケージング・フード・アメリカスを、米食品包装ベミス<BMS.N>に12億ド
ルで売却することで合意したと発表した。
原油価格は一時64ドルを下回り5週間ぶり安値をつけた。これを受け石油株の売りが
優勢となった。BP<BP.L>は2.6%、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>は2.1%、
それぞれ値を下げた。ガスのBGグループ<BG.L>は2%安。
HSBCがシェルの投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ
たほか、BPやBGグループの目標株価を下方修正したことも石油セクターを圧迫した。
リスク許容度の低下を背景に銀行株も安い。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)<RBS.L>、バークレイズ<BARC.L>、スタンダード・チャータード<STAN.L>、H
SBC<HSBA.L>、ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は0.5─2.9%値下がりし
た。
一方、ディフェンシブ銘柄は堅調となった。消費財大手レキット・ベンキーザー<RB.L>
は2.5%高、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ<BATS.L>と菓子・飲料大手キャドバ
リー<CBRY.L>は1.8%高。
医薬品のアストラゼネカ<AZN.L>、シャイア<SHP.L>、グラクソ・スミスクラインは
0.9─1.1%値上がりした。
欧州株式市場は3営業日続落。最近の欧米・中国の信頼感指数が示していた景気回復の
持続性をめぐる懸念が再燃した。
石油・ガス<.SXEP>、銀行<.SX7P>、資源<.SXPP>各セクターの下げが目立った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.49ポイント(1.13%)安
の833.03。終値ベースでは5月13日以来の安値。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は32.60ポイント(1.37%)安
の2343.88。
原油価格が3.5%超下落する中、石油のENI<ENI.MI>が2.7%安、BP<BP.L>が
2.6%安、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が2.1%安となった。
鉱山株ではリオ・ティント<RIO.L>が7%安、鉄鋼アルセロールミタル<ISPA.AS>が
4.7%安。
DJSTOXX資源株指数<.SXPP>は5.2%安。ドルが上昇し、主要国の景気回復を
めぐる懸念が高まる中、銅相場<MCU3>は3%超下落し、2週間ぶり安値をつけた。
金融株ではINGグループ<ING.AS>が4.5%安、ドイツ銀行<DBKGn.DE>が3.2%安、
アクサ<AXAF.PA>が3%安、ウニクレディト<CRDI.MI>が2.9%安、ロイヤル・バンク
・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が2.9%安。
パリ再保険<PRI.PA>は逆行高。バミューダに拠点を置くパートナー再保険<PRE.N>が
20億ドルで同社を買収するとのうわさを好感し、14.5%高。
ディフェンシブ株の医薬品<.SXDP>、通信<.SXKP>、食品・飲料<.SX3P>には買いが入っ
た。
ロシュ<ROG.VX>は2.3%高、ボーダフォン<VOD.L>は1.7%高、ブリティッシュ・
アメリカン・タバコ<BATS.L>は1.8%高。
調査機関センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家センチメント指数は予想外に
悪化した。6月までは3カ月連続で改善していた。
世界銀行のゼーリック総裁は、世界経済の回復が近いと主要8カ国は想定すべきでない
と語った。総裁が主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)のホスト国イタリアのベルルス
コーニ首相にあてた書簡で明らかになった。
<ユーロ圏債券> 上昇し、独連邦債先物は7週間ぶり高値をつけた。企業決算シーズ
ンを控え警戒感が高まる中、株が売られ比較的低リスクの債券への需要が高まった。
イングランド銀行(英中銀)が週間オペで、市場価格を超える価格で長期債買い入れを
余儀なくされたこともプラス材料となった。ただ、相場が主要なテクニカル水準を試し、
6月の米ISM非製造業総合指数が予想を上回ったことから、上値は重かった。
週内に400億超ユーロの債券の利払いや償還が予定されているほか、目立った主要ユ
ーロ圏国債の入札がないことも相場を支えた。
ノルデアの首席アナリスト、ナイルズ・フロム氏は「全般的に一部リスク回避の動きが
ある。それに加え、多額の利払いがあり、大規模な資金が市場に戻ってくる」と指摘した。
1615GMT時点で、独連邦債先物9月限<FGBLU9>は39ティック上昇し
121.96。一時、7週間ぶりの高値となる121.99をつけた。
独連邦債2年債<EU2YT=RR>利回りは約4ベーシスポイント(bp)低下し1.208%。
一時、3月初旬以来の水準となる1.192%に低下した。
同10年物<EU10YT=RR>利回りは7週間ぶり低水準の3.298%。
ノムラの金利ストラテジスト、チャールズ・ダイベル氏は「10年物利回りが3.25
%での利食い売りを勧める。夏場に一段の流動性不安や銀行セクターのバランスシートを
めぐる懸念が生じた場合のみ、上昇が継続すると予想する」と述べた。
この日発表の指標では、調査機関センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家・ア
ナリスト信頼感指数は予想外に悪化した。6月までは3カ月連続で改善していた。
一方、6月米ISM非製造業総合指数(NMI)は47.0と、予想の46.0を上回
った。
2009年07月06日
7/3欧州市場ロイターニュース

上 ユーロ/円
下 ドル/円
7/3欧州市場ロイターニュース
1219GMT 2日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4003 1.3939
ドル/円<JPY=> 95.88 95.92
ユーロ/円<EURJPY=> 134.30 133.76
2日終値 前営業日終値
株 FT100 4236.28(+2.01) 4234.27
クセトラDAX 4708.21(‐10.28) 4718.49
金 現物午後値決め 932.50 929.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.030 (+0.010) 0.494(0.505)
独連邦債2年物 1.245(1.230)
独連邦債10年物(9月限) 121.64 (‐0.01) 3.337(3.324)
独連邦債30年物 4.126(4.148)
--------------------------------------------------------------------------------
<為替> ユーロが対ドルで上昇している。前日は6月の米雇用統計で非農業部門雇用
者数が予想以上に減少したことで、安全資産としてのドルが買われていたが、この日はユ
ーロが買い戻された。
米国が独立記念日の振替休日のため薄商いで、値動きが大きくなっているとアナリスト
は指摘した。
<株式> ロンドン株式市場は小反発。銀行・ディフェンシブ株の上げが、原油・金属
価格の下落に連れ安となった商品(コモディティ)株の下げを上回った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は週間では3週連続で下落した。この日は米国市場
が独立記念日の振り替え休日で休場だったことを背景に商いは薄かった。
前日軟調だった銀行株が上昇。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L>が0.9%高となったほか、バークレイズ<BARC.L>とHSBC<HSBA.L>、ロイズ・
バンキング・グループ<LLOY.L>が0.9―2.8%上昇した。
さえない米雇用統計受けた投資家のリスク選好後退を背景に、たばこや医薬品株などデ
ィフェンシブ銘柄に買いが入った。
アストラゼネカ<AZN.L>とシャイア<SHP.L>が0.2―0.9%高。インペリアル・タ
バコ<IMT.L>が1%、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ< BATS.L>が1.5%それぞれ
上昇した。
航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)<BAY.L>が5.5%高。コスト削減措
置を講じたと発表した。
メディア株も上昇。クレディ・スイスが欧州メディア業界の投資判断を「アンダーウエ
ート」から「オーバーウエート」に引き上げ、現在売られ過ぎの感があると指摘した。出
版のリード・エルセビア<REL.L>は3.9%高。
米原油先物<CLc1>の軟調を背景に石油大手株が下落。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・
シェル<RDSa.L>、ガスのBGグループ<BG.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>、タロー・オイ
ル<TLW.L>が0.3―1.9%下落した。
金属価格の上昇を背景に今週買われていた鉱山株は、利食い売りの動きが引き続き見ら
れ下落した。原材料価格の落ち込みも圧迫した。
アングロ・アメリカン<AAL.L>、BHPビリトン<BLT.L>、エクストラータ<XTA.L>、ベ
ダンタ・リソーシズ<VED.L>、リオ・ティント<RIO.L>が0.5―1.4%値下がりした。
欧州株式市場は続落し、週間では3週連続の下落となった。銀行・メディア株が買われ
る一方、公共・石油・ガス・鉱山株が下落した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.48ポイント(0.06%)安
の842.52。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は6.83ポイント(0.29%)高の
2376.48。
この日は米国市場が独立記念日の振り替え休日で休場だったことから商いは薄かった。
CMCマーケッツは顧客向けノートで「米国市場が休場のため主要指数は方向性に欠け
ていた」と指摘し、株をめぐる主要なニュースもなかったと述べた。
公共株の下げが目立った。フランス電力公社(EDF)<EDF.PA>が4.5%安。モルガ
ン・スタンレーが投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げ
たほか、UBSとシティグループが目標株価を引き下げた。
エーオン<EONGn.DE>も1.2%安。GDFスエズ<GSZ.PA>は0.6%下落した。
原油・銅価格の下げが石油・ガス株指数<.SXEP>とDJユーロSTOXX資源株指数
<.SXPP>を圧迫した。前日のさえない米雇用統計を受けて、経済成長見通しをめぐる懸念が
再び浮上している。
銀行株は堅調。サンタンデール<SAN.MC>が2.2%、BNPパリバ<BNPP.PA>が2%そ
れぞれ上昇した。ドイツ銀行<DBKGn.DE>も1.7%高。
クレディ・スイスによる業界投資判断の引き上げを背景にメディア株が買われた。DJ
ユーロSTOXXメディア株指数<.SXPP>は0.5%上昇した。
出版大手ウォルタース・クルーワー<WLSNc.AS>が4.3%高となった。
<ユーロ圏債券> 下落。前日は先物が6週間ぶり高値をつけるなど大きく上昇したこ
とから利食い売りが出た。ただ、米国が独立記念日の振り替え休日で休場となり、出来高
は薄かった。
欧州中央銀行(ECB)が前日の理事会で政策金利を1.0%に据え置き、来年にかけ
てこの水準を維持するとの見方が強まったことを受けて、2年債利回りは5月半ば以来の
低水準近辺で推移した。
この日の経済指標は、5月のユーロ圏小売売上高が前月比0.4%減少し、前月の
0.1%増からマイナスに転じた。
6月のユーロ圏サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)は44.7となり
速報値の44.5から上方修正された。ただ、7カ月ぶりの高水準だった5月の44.8
は下回った。
1530GMT時点で、独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは1.3ベーシスポイン
ト(bp)上昇し3.337%。
2年債<EU2YT=RR>利回りは1.5bp上昇し1.245%。利回り格差は1週間ぶり水
準となる210bpになった。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は8ティック下落し121.57。前日は急伸し、200
日移動平均を大きく上回っていた。
イタリア国債10年物と独連邦債10年物のスプレッドはほぼ変わらずの106bp。
銀行筋はロイターに対し、イタリアが来週15年物の固定利付債(BTP)の発行を計画
していると述べた。
2009年07月03日
7/2欧州市場ロイターニュース
7/2欧州市場ロイターニュース
1318GMT 1日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4038 1.4150
ドル/円<JPY=> 96.000 96.590
ユーロ/円<EURJPY=> 134.81 136.66
2日終値 前営業日終値
株 FT100 4234.27(‐106.44) 4340.71
クセトラDAX 4718.49(‐186.95) 4905.44
金 現物午後値決め 929.50 938.25
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.035 (+0.075) 0.505(0.565)
独連邦債2年物 1.230(1.357)
独連邦債10年物(9月限) 121.69 (+0.77) 3.324(3.412)
独連邦債30年物 4.148(4.214)
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<為替> ドルが対ユーロで上げ幅を拡大、対円で下落している。6月の米雇用統計で
非農業部門雇用者数が予想以上に減少したことで、景気回復のペースをめぐる懸念が高ま
っている。
リスク回避の姿勢が強まり、安全資産としてのドルが買われている。
アナリストによると、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が、ユーロ圏の経済活動
は年内、引き続き弱い見込みと述べたことがユーロを圧迫している。
<株式> 大幅反落。米雇用統計が予想以上に悪化したことや、ユーロ圏失業率が10
年ぶり高水準となったことを受け、市場心理が冷え込んだ。
米労働省が発表した6月の雇用統計・非農業部門雇用者数は46万7000人減となり、
エコノミスト予想(36万3000人減)を大幅に上回って減少した。減少幅の拡大は
5カ月ぶり。
欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏失業率は9.5%となった。
IGインデックスのセールストレーダー、フィリップ・ジレット氏は「景気はまだ底を
打っていない可能性が示された」と述べた。
前日上昇していたエネルギー株は、原油価格がこの日2ドル超下落したことを背景に軟
調となった。BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ<BG.L>、タ
ロー・オイル<TLW.L>は1.9─3.3%安。
前出のジレット氏は「非常に強気だったセンチメントは過去2─3週間で変化した。フ
ァンダメンタルズはそれほどばら色ではないとの認識が広がりつつある」と指摘した。
金属価格の下落を受け鉱山株は連れ安となった。ランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>、
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、アングロ・アメリカン
<AAL.L>、ロンミン<LMI.L>、BHPビリトン<BLT.L>は3.1─4.7%値下がりした。
リオ・ティント<RIO.L>は5.7%安。前日に応募が締め切られた総額152億ドル規
模の株主割当増資について、ロンドン上場株の株主に割り当てる株式に100%近い応募
が集まったことを明らかにした。
ディフェンシブ銘柄や銀行株も売りが優勢となった。
医薬品株ではアストラゼネカ<AZN.L>、グラクソ・スミスクライン<GSK.L>、シャイア
<SHP.L>が2.4─2.8%値を下げた。
銀行株ではHSBC<HSBA.L>が1.8%安となったほか、ロイズ・バンキング・グルー
プ<LLOY.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、スタンダー
ド・チャータード<STAN.L>も2.1─3.4%値下がりした。
広告大手WPPグループ<WPP.L>は7%安。シティグループが投資判断を「ニュートラ
ル」から「セル」に、目標株価を440ペンスから340ペンスに、それぞれ引き下げた。
欧州株式市場は急落。米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る減少となり、景
気回復を疑問視する見方が強まった。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は22.66ポイント(2.62%)
安の843.00。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は80.08ポイント(3.27%)安
の2369.65。
この日発表された6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が46万7000人減と、
ロイター予想の36万3000人減を上回って減少し、5カ月ぶりに減少幅が拡大した。
6月の米失業率は9.5%に上昇した。
欧州連合(EU)統計局が発表した5月のユーロ圏失業率も9.5%と、10年ぶり高
水準になった。
欧州中央銀行(ECB)はこの日の理事会で政策金利を1.0%に据え置き、来年にか
けて同水準に据え置かれるとの見方が強まった。ECBの金利据え置きは広く予想されて
いた。
一方、スウェーデン中銀が2日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ過
去最低の0.25%としたことは、市場に衝撃を与えた。
米ガソリン在庫が予想上回る増加となり、米原油先物<CLc1>が1バレル=67ドルを割
り込んだほか、銅その他の金属価格も雇用統計に圧迫され、石油・鉱山株に売りが出た。
BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>が1.9―3.8
%下落した。
鉱山のアングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、BHPビリトン
<BLT.L>、リオ・ティント<RIO.L>、エクストラータ<XTA.L>が4.2―5.8%安となっ
た。
医薬品セクターは全般的に軟調だった。グラクソ・スミスクライン<GSK.L>は2.8%
安。米医薬品大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY.N>のレバノン・ヨルダン・シ
リア・リビア・イエメンの後発品事業を買い取る方針を示した。
一方、アイルランドのバイオテクノロジー企業エラン<ELN.I>は24.6%高と急伸。
米医薬品・健康関連用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>が、
エランの株式18.4%を10億ドルで取得し、同社のアルツハイマー試験薬に絡む利権
の大半を買い取る方針を示した。
<ユーロ圏債券> 大幅に上昇し、独連邦債先物が6週間ぶり高水準となった。米雇用
統計が予想以上に悪化したことを受け、安全資産とされる債券の需要が高まった。
欧州中央銀行(ECB)理事会の政策発表には特に反応しなかった。ECBは予想通り
政策金利を過去最低水準の1.0%に据え置いた。
独連邦債2年物<EU2YT=RR>利回りは5月半ば以来の低水準となる1.224%をつけた。
米2年債<US2YT=RR>利回りも6月5日以来の1%割れとなった。
この日発表された6月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が46万7000人減と、
減少幅が予想の36万3000人減を大きく上回った。失業率も9.5%に上昇した。
独連邦債9月限<FGBLc1>は1519GMT時点で、前日比71ティック高の
121.63。一時6週間半ぶり高値となる121.73をつけた。
9月限は200日移動平均の121.06を大きく上回り、121.96の抵抗線を試
す局面も視野に入ってきた。
あるトレーダーは「米雇用統計をきっかけに買いに火がつき、米債券の上昇に追随した。
一段の上昇を受けて、明らかにストップロスの買いが入っている」と指摘。また3日は米
国が祝日で取引が少ないと予想され、投資家が買いを入れていると話した。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは8bp低下し3.329%。一時6週間半ぶり
低水準となる3.319%をつけた。
トリシェECB総裁は理事会後の会見で、ユーロ圏金利について当面変更される可能性
は低いとの見方を示した。
この日は、フランスとスペインが総額107億9000万ユーロ(152億2000万
ドル)の国債を発行したが、市場は比較的順調に消化した。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスのアイルランド格下げを受け、アイルランド
国債が一時、独連邦債をアンダーパフォームした。ムーディーズは同国の格付けを従来の
「AAA」から「Aa1」に引き下げた。アウトルックは「ネガティブ」としている。
ロイターのチャートによると、アイルランド国債10年物と独連邦債10年物の利回り
格差は一時234bpに拡大。その後前日と同水準の229bpに縮小した。
2009年07月02日
7/1欧州市場ロイターニュース
7/1欧州市場ロイターニュース
1301GMT 30日
ユーロ/ドル<EUR=> 1.4125 1.4033
ドル/円<JPY=> 96.700 96.310
ユーロ/円<EURJPY=> 136.62 135.22
1日終値 前営業日終値
株 FT100 4340.71(+91.50) 4249.21
クセトラDAX 4905.44(+96.80) 4808.64
金 現物午後値決め 938.25 934.5
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 98.970 (+0.020) 0.565(0.570)
独連邦債2年物 1.357(1.368)
独連邦債10年物(9月限) 120.87 (‐0.21) 3.412(3.379)
独連邦債30年物 4.214(4.194)
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<為替> ユーロが上昇。欧州株式市場が堅調に推移しているほか、6月のユーロ圏製
造業購買担当者景気指数
(PMI、改定値)が改善したことが支援している。
朝方発表された6月の米ADP全米雇用報告は、民間部門雇用者数が47万3000人
減と予想以上に減少した。
<株式> ロンドン株式市場は大幅高。リセッション(景気後退)が終わりに近づいて
いるとの期待も広がるなか、原油価格の上昇を材料にエネルギー株などが買われた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は今年3月につけた安値からは25.4%上昇、年
初からは2.1%下落。
ETXキャピタルのシニア株式トレーダー、マーク・プリースト氏は「原油が値上がり
すると、需要が伸び経済も回復し始めるとの期待が投資家の間で広がるようだ」と述べた。
エネルギー株では、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、BGグループ
<BG.L>、タロー・オイル<TLW.L>、ケアン・エナジー<CNE.L>が0.4─4.2%高。
鉱山株も高い。ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、アントファガスタ
<ANTO.L>、エクストラータ<XTA.L>、カザキミス<KAZ.L>、BHPビリトン<BLT.L>が
4.5─6.3%高。
ベダンタ・リソーシズ<VED.L>の上昇が目立ち9.9%高。自社株買いの規模を40%
増の3億5000万ドルに拡大したことを好感した。
小売りのマークス・アンド・スペンサー(M&S)<MKS.L>が3.8%高。第1・四半
期の基調販売が予想ほど落ち込まなかったことや、アナリストが通期業績見通しを若干引
き上げたことが材料となった。
銀行株もおおむね堅調。バークレイズ<BARC.L>、HSBC<HSBA.L>、スタンダード・チ
ャータード(スタンチャート)<STAN.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
<RBS.L>が1.4─3.5%上昇した。
一方、配当落ちでマン・グループ<EMG.L>は5.6%下落した。
欧州株式市場は反発。堅調な金属価格を背景に鉱山株が買われたほか、銀行株が上昇し
た。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は15.49ポイント(1.82%)
高の865.66。期末となった前日の取引では1.1%下落していた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は48.04ポイント(2.0%)高の
2449.73。
銅価格が3%、アルミ価格が2%、ニッケル価格が6%それぞれ上昇したことを受け鉱
山株が堅調となった。インドに注力するベダンタ<VED.L>は9.9%高。自社株買いの規
模を40%拡大し3億5000万ドルにすると発表した。
米原油先物<CLc1>が2.5%上昇し1バレル=71ドルを超えるなか、エネルギー株の
上昇も目立った。レプソル<REP.MC>、トタル<TOTF.PA>、スタトイル・ハイドロ<STL.OL>
などが値上がりした。
銀行株にも買いが入った。ドイツ与党議員が不良資産買い取り機関(バッドバンク)の
設立法案を承認したことを背景にコメルツ銀行<CBKG.DE>が18.6%急伸。BNPパリ
バ<BNPP.PA>、ポストバンク<DPBGn.DE>も上昇した。
小売り大手カルフール<CARR.PA>は5.7%高。利益拡大に向け2012年までに45
億ユーロのコスト削減を目指す計画を明らかにした。
<ユーロ圏債券> 下落。独連邦債入札が落胆させる結果となったことで需給懸念が再
燃した。米雇用統計や欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を翌日に控え、神経質な
展開となった。
過去2週間で先物は3ポイント超上昇、10年物利回りは約30ベーシスポイント(b
p)低下していたことに加え、株式が堅調となっていることから、今週は一服商状が予想
されたとトレーダーは述べた。
2日のECB理事会や米雇用統計を前に買いポジションを積み上げることに市場参加者
は消極的だと指摘する向きもいた。
10年物独連邦債入札は応札倍率が1.3倍にとどまり失望を誘ったとアナリストは述
べた。
新たな四半期を迎え、米国債は軟調で始まった。2日には米財務省がインフレ連動10
年債・3年債・10年債・30年債の入札条件を発表することから、需給懸念に再び焦点
が移っている。
インベステックのチーフエコノミスト、フィリップ・ショー氏は「きょうは主に米国
(市場の動向)主導で動いた。入札の影響も一時見られたが、それよりもこのところ買わ
れていた米債と独連邦債の調整だろう」と述べた。
独連邦債先物9月限<FGBLU9>は19ティック安の120.92。200日移動平均を下
回り、5日移動平均を試している。
独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは前日終盤から3.6bp上昇し3.416%。
同2年物<EU2YT=RR>利回りは1.1bp強低下し1.357%となった。
独連邦債はユーロ圏の他の高利回り国債をアンダーパフォームし、利回り格差は数週間
ぶり水準に縮小した。
ロイターのチャートによると、10年物のイタリア国債と独連邦債の利回り格差は3週
間ぶり水準である102bpに縮小した。ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差は5週間
半ぶりの水準である162bp付近まで縮小した。


